浦安ってこんな街!
5.182016
【豊受神社 総代長】最高の祭りにする為に!【浦安三社祭】
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清瀧神社総代長 山﨑治雄さん に続いてお話をお伺いしたのは、猫実豊受神社総代長の渡邉さん。今回取材させていただいた総代長さんは、皆さん浦安生まれ・浦安育方々。古きよき時代の、昔の浦安のお話もお伺いする事が出来ました。
最高の祭りにする為に!自分が今振り絞れる最大限の力を注ぎたい。
豊受神社 総代長 渡邉 桂一郞さん
渡邉さん「昔はね、ふんどし一丁で境川に飛び込んで遊んだりしていたんだよ。農業・漁業の町だったから、家の手伝いをしながら遊ぶんだ。仕事も遊びも、とにかく一生懸命だった!『半農半漁』だった浦安で、豊作や大量を祈って行われていたのが、今の浦安三社祭りなんだよ。」
昔から、子供たちにとっても『祭り』は楽しみの一つだったそうです。
渡邉さん「昔は秋口に行われていたから、ちょっと肌寒いなって感じる気候だったんだ。でもね、祭りが始まるとそんな寒さ忘れてしまうんだよ!神輿の中でもみくちゃになって、人々の熱気はすごいよ。それぞれの神社の神輿が良い意味でのライバル心を燃やしてね。暴れ神輿なんて言われたこともあるけれど、『マエダー!マエダー!』って神輿同士のぶつかり合い、迫力はすごかった!」
当時を経験していない私でも、祭りの迫力・人々の熱気が目に浮かぶようでした。
渡邉さん「今はもう昔のような担ぎ方はしないけれど、それぞれの神社が持つ『良いライバル心』は残っていると思うよ。例えば、今でも宮前通りの橋のところで清瀧神社と豊受神社の神輿が接近するんだけど、その時の盛り上がり方はすごいよ!『俺んとこの神輿すごいだろ!』『俺んとこのが掛け声の方がでかいぞ!』と、担ぎ手の気持ちが自然と盛り上がっている気がするんだ。」
神輿同士のぶつかり合いはありませんが、今も昔も変わらない「気持ちのぶつかり合い」は健在のようです。
渡邉さん「祭りの時期になると定期的に話し合いがあるんだけど、みんな仕事や自分の用事よりも優先して参加するんだよ。面白いよね、中には彼女とのデートの約束をキャンセルして来たっていう若者もいたよ。本当に祭りが楽しみで、大好きなんだなぁ。」
プライベートよりも優先して祭り! 祭りにかける想いを感じ、何より『祭りが大好き!』という気持ちが伝わってきました。
渡邉さん「地域の人々が、それぞれの神社をずっと大切に守ってきたからこそ、今でも三社祭りが行われているんだよ。先代たちの受け継いでいく力って本当にすごいと思う。総代長という立場になった今、私もこれからの子供たち・孫世代に、神社と三社祭りを受け継いでいこうと思う。」
今年総代長として初めての三社祭りという渡邉さん。お祭りへの意気込みは・・・
渡邉さん「自分が今引き出せる、最大限の力を振り絞って『これ以上はない!』という最高の祭りにしていきたいです!」
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