浦安ってこんな街!
7.112025
【第11回 うらやすドキュメンタリー映画祭】浦安市文化会館小ホールにて、7月20日(日)21日(月・祝)2日間開催!投票で選ばれた、今年の「浦安ドキュメンタリー映画大賞」受賞作品は・・・?

映画好きの人には堪らない! ドキュメンタリー映画三昧の熱い2日間【うらやすドキュメンタリー映画祭】が開催されます。


今年で11回目となる【うらやすドキュメンタリー映画祭】、今年のテーマは、〜世界の現在位置を知る〜。
1日目は「狭くて、広い世界」を知る。として、国内のニュースや身近なできごととして目にすることや、遭遇しうる事象の中に、想像を超えた深い世界があることに気づく4作品を上映。
「遠くて、近い世界」を知る。として、ウクライナ・パレスチナ・沖縄の「現在」を伝える作品と、日本から遠く離れた地で凶弾に倒れた医師・中村哲さんの21年間を追った作品など、「戦争」について考えを深めるきっかけとなるドキュメンタリーが4本上映される2日目。<浦安特別企画>として、東京藝大のアートプロジェクト(DOOR)が母体となって浦安発見プロジェクト【浦安藝大】で制作された短編2作も公開されます。
今年の【うらやすドキュメンタリー映画祭】の見どころについて、映画祭を主催する【浦安ドキュメンタリーオフィス】(略して「浦ドキュ」)代表の中山和郎さんに伺いました。

「まず、注目していただきたいのは、浦安ドキュメンタリー映画大賞を受賞した『どうすればよかったか?』。昨年12月公開、イクスピアリでも上映され、ヒットした作品です」

浦安ドキュメンタリー映画大賞とは、【浦安ドキュメンタリーオフィス】が「素晴らしい、心に残るドキュメンタリー映画にみんなで喝采を送ろう」と2014年からスタートした企画。一年間に観た作品のうち、おすすめの3点を「特設サイト」に投票してもらい、その年の大賞を決定。
浦安ドキュメンタリー映画大賞の特設ページはこちら。
https://urayasu-doc.com/film_award
1日目(7/20日 13:15〜)の上映後、授賞式を開催予定。藤野智明監督、浅野由美子プロデューサーが登壇されます。
2日目のラスト2本。『マリウポリの20日間』は、激しい戦乱の中、死の迫る状況でウクライナ人ジャーナリストが撮影した映像(7/21月・祝 15:55〜)。

『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』は、パレスチナ人とイスラエル人の青年の命をかけた四年間の友情の記録。(同日 18:15〜)

「今回のテーマを提案してくれた映画祭スタッフが、この2作品を続けてみてもらう意義があると強調してくれたこともあり、ぜひあわせて観てほしい」と中山さん。遠い異国の物語ではなく、いま現在もつづく「現実」であり、私たちの生活とも地続きなのだということ。視野が広がり、思考を深めるきっかけとなりそうです。
『マリウポリの20日間』上映後には、一般社団法人日本ウクライナパートナーシップ協会理事長・副理事長がゲストとして登壇予定。一般社団法人日本ウクライナパートナーシップ協会の活動拠点はなんと浦安にあるのだとか。「こんなことからも世界と私たち(太字なし)とのつながりが身近に感じられますよね」と中山さん。『医師 中村哲の仕事・働くということ』。2023年浦ドキュで上映した中村哲さんの長編ドキュメント『荒野に希望の火を灯す』(88分)を観た方にぜひ観てほしい作品だと言います。今回の47分版には、中村氏のパキスタン・ペシャワールでの初期の医療活動の姿にも重点が置かれているのだそうです。

過去の上映作品はこちらから
https://urayasu-doc.com/documentaries
浦ドキュ・代表の中山さんは今、専修大学で「映像ジャーナリズム論」の講義を担当されています。学生さんに実施したアンケートでは、映像メディアに興味がある学生であっても、「映画館で観る人は少数」(全体の10%程度)ということだったようです。
「うらやすドキュメンタリー映画祭は、大きなスクリーンで映像を楽しめるチャンスだと思います」。
スマホなどの小さな画面で「ごく個人的な体験」として映像を楽しむこと。反対に、映画館で多くの人と迫力の映像体験を共有すること(実際に感想を語り合うことはなかったとしても)。このふたつには、大きな隔たりがあるように私自身も感じています。
若い方には、その「柔らかな感性」で未知の世界と出会い、どんどん吸収してほしい。そして、ある程度人生経験を積んだ30〜50代の方には、社会のつながりをさらに広げていくきっかけにしてほしい、と中山さんは語ります。

一日に何本でも映画を見られる「1DAYパス」。今年から大学・専門学校生の割引価格を設けたそうです(一般 1,999円/学生・専門学校生 1,500円)。当日運営のお手伝いをするボランティアスタッフも募集しています。
チケットのお求めは、こちら特設サイトから。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeIrn6cf1Gcn0pca7bzlwKWISfQhg7WBhizqd_2m-1n6F2FpA/viewform
うらやすドキュメンタリー映画祭特設サイトもぜひご覧ください。
https://urayasu-doc.com/festival2025
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