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浦安ってこんな街!

【議員さんってこんな人!】マンガとゲームと絵が大好き!そんな“オタク”女子が、『すべての人が当たり前の生活を送れる浦安の実現』のため、人生をかけて市議2期目に挑戦中!—毎田潤子さん

浦安市議会議員の素顔をレポートするインタビュー企画【議員さんってこんな人!】。第12回は、障がいのある息子さんを育てながら議員活動に邁進されている毎田潤子(まいだじゅんこ)さんです。

マンガとゲームと絵が大好き!典型的なオタク女子でした

「子どものころは、誰の影響かナゾなんですが、とにかくマンガが大好きで。小学生のとき、お小遣いを一生懸命ためてマンガ買って、宿題やらずに何度も何度も読んでいたら、親に捨てられちゃったんですよ! 今でも覚えてます」と毎田さん。1974年生まれの毎田さん、初恋は『ときめきトゥナイト』の真壁くん! 友達とマンガの貸し借りをしたり、カレンダーや広告の裏に絵を描いたり、小学生のころから二次創作を楽しんでいた(!)というエピソードまで…将来の夢はもちろん『マンガ家』でした。「ドラクエにもハマりました。中学のときはもうごはんも食べずにゲームやっちゃってましたね。とにかくキャラクターに入れ込むんですよ。今考えると当時からオタクの素質がすごかったなぁと(笑)」

高校生になるころには、本格的にマンガ家を目指し、歴史ものの大作を描き上げます。「日光江戸村へ取材に行ったりして、かなり頑張って描いたマンガでした。これはどこかに投稿しなくちゃと思っていたころ、『るろうに剣心』の連載が始まって、読んだらほとんど同じ内容で! すごく頑張ったマンガだったんですが…さすがにボツにしたんです。それもあったし、世の中には私より絵のうまい人はたくさんいるということも感じ始めていたので、潔くマンガ家は諦めて、声優になろう!と放送の専門学校へ進学しました」。そこで2年間声を使う仕事のノウハウを学び、卒業後は事務所へ所属。そこでパーティーや結婚式の司会、選挙カーのウグイス嬢などもお仕事として携わります。

そんな毎田さんと浦安の出会いは、高校の卒業旅行。友人同士で訪れたディズニーランド、その帰りの京葉線で『キャスト募集』のチラシを見つけます。「特にディズニーが大好き!というわけではなかったんですが、たまたま受けてみようかなと思って…受けたら受かっちゃったんですよ。パークではアトラクションのキャストをやっていました。そうするとバイト友達が浦安に住んでいたりして、お泊まりしたり浦安の街で遊ぶこともあって、便利でいい街だな~、住みたいな~と思ったんです」。その職場で浦安出身のご主人に出会い、22歳で結婚。晴れて浦安へ住むことになります。

誰もが浦安で当たり前に生きるために、「中に入って変えなきゃ!」

「それまでは自分の人生が恵まれているだなんて思ったこともなかったし、こんな感じでずっと普通の生活が続くだろうなーって、それ以外の未来を疑ったこともなかった」という毎田さん。転機のひとつは、息子さんの障がいが発覚したことでした。「1歳半健診のときに、回りの子に比べて発達が遅かった。言葉も出なかったし、ちょっとずつ不安がよぎり始めて…3歳のときに“自閉症”だと分かったんです。それまで私自身が障がいのある方と関わったこともなかったし、まさか自分の子が…平穏な日常がガラガラと崩れていくような感覚でした」。そんな日々の中でも、大好きなマンガは趣味として描き続け、年に2回のコミケには必ず出店していたのだそう。

その息子さんが高校生になり、毎日家で暴れるようになってしまったころ…毎田さん自身も手首を骨折するなど、家族全体が疲れ切ってしまい、初めて市役所の『障がい事業課』へ助けを求めに訪れます。「1日でも、2・3時間でもいいから、息子を預かってくれる施設がないかと相談しました。当時の浦安にはそういう施設はなくて…ここがいいんじゃないかと紹介された施設がすごく遠かった。その時に『重い障がいがあると、浦安に住み続けることは出来ないんだ』と実感したんです。それがすごくショックで、泣きながら家に帰りました。そんな中で、ふと『うちだけじゃない。障がいのある方とその家族は、今までもずっと同じ思いをしてきているんだ』と思って。『これは中に入って変えなきゃダメだ!』と強く決意したんです」。まるで天から遣わされた声のように、毎田さんの背中を強く押したこの決意。それまでPTAや家族会などの組織に一切属してこなかった毎田さんですが、趣味のマンガで培った技術を総動員してチラシや選挙広報を自作し、毎日駅頭に立って挨拶をはじめます。選挙の2か月前、バイクで転んで背骨を折ってしまったときにも、お医者さんに頭を下げて8日で退院し、松葉杖で駅頭に立ち続けたというからすごい根性ですよね…! 2015年4月に行われた浦安市議会議員選挙へ立候補し、初当選します。

大人になってから感じる、学び続けることの意味

議員になって最初の議会では、予算書の読み方すらわからなかったのだそう。「他の人はできているのに自分はできない、それがすごく悔しかった。議員って、上司もいないし仕事を教えてくれる人って誰もいないんです。まさに自分で何とかしなければならない世界。知識をつけるため、大学院を受験して今年の9月に修士課程を修了しました。まだもう少し社会福祉の部分を学びたいので、別の大学院を受験する予定です」

子どものころは勉強なんか嫌いだったという毎田さんですが、今では学ぶことの意味に気づいたと言います。「社会人になってから大学に行くと、より時代の流れを理解できるというか、いろんな社会を見てきたからこそ『なるほど!』と思えることがたくさんあります。そして、知識って自分の自信に直結する。ネットで拾った情報で意見するよりも、自分の実体験として得ている知識からの発言は重みがあります。その道のプロである行政の方たちに動いてもらおうと思ったら、相応の知識と熱意が必要。議員だからこそ、学び続けなければならないと感じています」

どんなに辛くても、人生をかけて実現したい目標がある

毎田さんの議員活動の柱は、『浦安に住むすべての人が、浦安で教育を受け、幸せに暮らし、浦安で死を迎える―そんな当たり前の生活ができる浦安を実現する』こと。「重い障がいのある人が幸せに暮らせる街は、誰もが幸せに暮らせる。浦安って“財政力が高くて華やかな街”というイメージが強いですが、光の当たらない、声すら上げられない人たちが実はたくさんいるんです。そこにも光を当てていきたい。これは私が障がいのある息子を持つ母親であり、市議会議員だからこそできることだと思っています」

今年完成した『東野パティオ』は、障がいのある人が利用する事業所、子育て短期支援事業所、障がい者団体や地域住民団体が利用できる地域福祉センターなど、複数の福祉的機能を集約した複合福祉施設(HPはこちら)。障がいのある方のグループホームには、16部屋のところに150人以上の希望者が集まったのだそう。「これだけ待っている市民の方がいらっしゃるんだと…。そのご家族のお顔を見たらもう、私がなんとかしなくちゃという気持ちしかないですね。少しずつでも、前に進めていきたい」

「議員って思った以上に大変で、落ち込むこともよくあるけれど…応援してくださる皆さんの顔や、『全ての人が当たり前に暮らせる街を実現する』という原点を思い出して、奮い立たせるんです。私には、どんなに辛くても人生をかけて実現したいことがあるから。あとはお風呂でマンガを読むのが癒しですね(笑)」。議員としてのお仕事は、まさに毎田さんの“使命”。今では仕事に勉強に忙しく、大好きなマンガを描く時間もないそうですが…「ゆくゆくは、政治の世界をマンガで紹介したいなと思っているんですよ。そうしたら興味を持ってくださる方が増えて、選挙に行こうという人も増えるかもしれないし、議員になりたいという子どもたちも出てくるかも」と毎田さん。わあ、それってとってもステキ! ぜひ描いてほしいです!

大好きなマンガを語るときのイキイキした楽しそうな瞳、そして議員としての目標を語るときの力強い決意の宿る眼差し…。何事にも情熱を持って取り組む、そんな毎田さんの魅力を存分に感じられた取材でした。お忙しい中、ありがとうございました!

毎田潤子さんプロフィール…1974年生まれ、千葉県松戸市出身。2019年4月に行われた浦安市議会議員選挙にて2,494票を獲得。現在2期目。自民党・無所属クラブ。
https://profile.ameba.jp/ameba/mai-junjun/

連載企画【議員さんってこんな人!】では、2019年4月の選挙で選ばれた市議会議員の方々へのインタビューを掲載します。普段の生活では接点の少ない議員さんですが、議員さんも一人の市民。その素顔、お仕事内容や浦安への想いを語っていただきます。乞うご期待!

【議員さんってこんな人!】バックナンバーはこちら
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