浦安ってこんな街!
3.172016
【市議会傍聴レポートその2】傍聴人が多いとウワサの「一般質問」、すごく面白かった!もっと多くの浦安市民に聞いてほしい
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2月19日に召集された、平成28年第1回定例会。市議会の本会議の中でも傍聴人の多い「一般質問」が、3月15日から17日までの3日間にわたって行われました。(2月19日の定例会招集日の傍聴レポートはコチラ)
この一般質問、議員が議案に関わらず市政全般について市長はじめ執行機関の見解を問うもので、今回は12人の議員さんから合計で34件の質問が寄せられました。私が傍聴したのは3月16日(水)の午前中で、この時間は吉村啓治議員と秋葉要議員の質問でした。
前回の招集日に2人だった傍聴席は、今回なんと25人。年配の男性の方が多いものの、若い女性の方や主婦らしきグループもいらしていました。受付の方にどんな方がいらしているのか伺ったところ、議員さんの支持者の方、今日の質問に関心のある方、中には「新庁舎に移る前に、この古い市議会を見ておきたくて」という方も。会議が始まる前、傍聴席を振り返った議員さんが「今日の傍聴席多いな!」といった驚いた表情をされている場面もありました。
議員さんから出された質問に対して、松崎市長や行政の部長さんが答弁します。議員さんの最初の質問は壇上で行い、最初に答弁する方も登壇しますが、その後は議員さんは議員席の中央から、答弁される方は自席にて挙手のちに起立して発言という形。
向かって右にあるデジタル表示画面、前回来たときは見た覚えがなかったのですが、どうやら時間を計っているようです。持ち時間が決まっているということなのでしょうか…?
一人の質問が終わると10分の休憩が取られます。支持者の方に挨拶をしているのでしょうか、傍聴席に向かって会釈をする議員さんがいらしたり、席の近い議員さん同士でお話をしている方もいて、和やかな雰囲気でした。議員同士って仲いいんですかね…同じ会派なのかな?気になります。
たまたまなのかもしれませんが、東野3丁目の開発に関連した質問がたくさん出ました。2018年、富岡の浦安中央病院が東野3丁目に移転する計画で、その施設に飲食店や保育園・地域包括センターが入ること、その経緯、開発に伴うバス路線や交通整備、富岡の病院跡地はどうするのか…等々、実際に住民の方が不安に思っていることや気になることが多く質問されました。
質問の一つ一つが生活に密着していて、「確かにそうだな」「それは気になる」「もっと詳しく聞きたい」と思うような内容ばかり。議員さんというのは市民の代表なんだなと改めて感じさせられました。ちなみに野次が飛んだりすることはなかったです。
後で調べてみると、吉村議員は富岡、秋葉議員は東野の在住だそうです。その地域に住んでいる方の声を代表した質問内容だったのでしょう。もしかすると、傍聴席にいらしたのは東野周辺エリアにお住まいの方が多かったのかもしれません。
傍聴受付の方に少しお話を伺うことができました。一般質問に立つ議員さんは、先に行われた各会派の代表質問をしていない方に限られ、一人の持ち時間は1時間。午前中に2人、午後に3人行われます。午前中は10時から、午後は午前の終了時間が12時前であれば13時から、12時を過ぎてしまった場合は13時15分ごろから行われることが多いそうです。一般質問に立つ議員さんとその質問内容については、招集日には市役所ホームページで公開されていますので、聞きたい議員さんの質問がある場合、いつ市議会に行けばその方の質問を聞けるかは大体わかります。
一般質問の最終日には採決が行われます。最終日に質問に立つ議員さんが2人以下(午前中で質問が終わる)の場合は午後から採決、3人以上であれば翌日の採決となるそうです。
今回は自分のスケジュールの都合で16日の午前中だけ傍聴しましたが、次回の定例会は狙いを定めて、もっとたくさんの議員さんの質問を聞きに行ってみようと思います。この定例会で傍聴しなかった、「会派の代表質問」や「採決」にも足を運んでみたいです。
次回の定例会は6月に行われる予定。新庁舎建設後初めての議会になるので、新しい市議会を見るのも楽しみです…!
以前の記事はこちら↓
浦安市議会を傍聴してきました。【市議会傍聴レポートその1】
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