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※8月以降も継続決定!『鍼灸治療を浦安に!』しんうらやす整骨院の今村先生がとまらない! 鍼灸師の育成現場を取材!【育成に協力してくださる方を募集!】

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入船4丁目にある、しんうらやす整骨院の超~ポジティブな今村院長をご存じですが? 浦安に住みたい!web でも何度か取材にご協力いただいおり、東洋医学の観点からストレスと体の関係に詳しく、鍼灸師として頼れる院長です。以前、新浦安マルシェに出店 された記事や、こんな時だから自分の体に意識を!『新型ウィルスに負けてられない!』 についての記事を公開しています。

そして今後、鍼灸師の未来を考え現場での育成を考えているとのこと。現在しんうらやす整骨院では育成現場として、国家資格を有する臨床経験の浅い鍼灸師さんや、産後復帰されたい鍼灸師さんが活躍できる場として、院内では研修制度を設けていらっしゃいます。そしてこの制度にボランティアで協力いただける患者様を募集しているとのことで、一体どのような体験鍼灸治療なのか、最近腰が痛い…と嘆くスタッフとともに現場へ潜入し、お話を伺ってきました!

院長による問診

まずは、アルコールジェルで消毒を済ませてから受付へ。手前のスペースには「いそはた接骨院」が。今村院長がいる「しんうらやす整骨院」は奥のスペースです。換気もされていて、使用するベッドは使用後消毒をしているそうです。
 
初診時は、問診、触診、現状の説明と治療方針を、院長が担当してくれます。問診表に今の体の不調や生活リズムなど、明るい院長のもと和やかに問診がすすみます。大体がこの問診票に不調の原因が隠れているとのこと。。

この問診は鍼灸師としての資格だけでなく、経験があってこそできると今村院長。患者さんを診ることは治療において最も重要とのこと。問診後は担当鍼灸師に引継ぎです。女性の鍼灸師さんが触診を兼ねながら全身をほぐしていきます。
 
育成とはいえ、施術をしてくれるのは国家資格を持った先生です。体全体を触診し直接患者さんに症状を聞きながら進んでいきます。鍼灸治療というだけあって、鍼とお灸を施すのかと思いきや、その患者さんの症状によって、カッピングを行うとのこと。よく痩身エステなどで見るあの、あれ!

流れるカッピング


そもそも鍼灸治療でカッピング…なぜなんでしょうか。担当してくれた川西先生によると「鍼ってやっぱり人によってはすごく痛そうとか、鍼が怖いという方もいらっしゃいます。カッピングはいわゆる中国の吸い玉です。ベタベタにならないように水溶性オイルを塗りカッピングを流しながら治療していきます。吸い玉は跡が残ってしまったり、女性は特に気にして気軽にはできないですよね…。カッピングで流して行うことで皮膚を吸い上げ血行を流すスペースを作り、リンパや血管を広げるんです。」
 
この流れるようなカッピングを見ているとなんだか気持ちよさそうなんですが、いた気持ちい施術が好きな方には少し物足りなさを感じるそう。好転反応が出ないように弱いところから流して、その方に応じて吸い付く強さを変えていくんだとか。そしてこのくらい↑だと女性は全く痛みを感じないそう…男性の方が痛みを感じやすいとのこと! 女性って痛みに強いのですね…。そして男女関わらず最近では、在宅ワークが多くなり身体の不調を訴える患者さんも増えたんだとか。
「カッピングもそうですが、患者様とのコミュニケーションが大事だと思っています。痛い痛くないはもちろん、ご自身の身体の歴史を聞きながら、不調の原因を探り、協力しあってさらに解決していくことが、カッピングでも鍼でも、マッサージでも大事なことだと思います。」と川西先生。実際に受けたスタッフによると「終わった後背中だけでなく体中がポッカポカ! ちょっと強く吸引してくれた時はいた気持ちくて私は好き! 赤みもこの日だけで次の日には引いていましたね。」とのことでした。

いよいよ鍼治療

 
腰に違和感を覚える患者さん、今回は腰回り少し下でお尻に近い場所に打っていきます。スタッフ曰く全く痛くないとのこと。「鍼によって皮膚の中に傷をつけ、自然治癒力を上げていきます。東洋医学は何千年もの医学をまとめてきました、その中で効果のあるものだけがアップデートされ続けています。西洋医学が、病気の原因である細菌やウィルスの根絶や患部を回復させることを主として、一方東洋医学は「身体の免疫力を高める」ことを主としています。西洋医学の薬とも相性は良いので、副作用なく並行して治療ができるのも、鍼の魅力だと思います。」と川西さん。

とってもわかりやすく教えていただいましたが、こんなにも知識が豊富な川西先生もまだ研修生として担当されています。国家資格を取ってから2年間鍼灸師として働いてこられたんだそう。なんとお子さんをお持ちのママさんでもいらっしゃいます。産後で長い間現場復帰できなかったり、鍼灸師としてしばらく離れていた方が、主に研修生としていらっしゃるんだそうです。

 

なぜ研修制度を?

(今村院長)「実は、国家資格なのに鍼灸師って途中で辞めてしまう方が多くいらっしゃるんですよ 。すごくもったいないんです。高い志と役に立つ知識を持っているはずなのに…。まずは浦安中に鍼灸治療を育て広めていきたいと思っています。東洋医学の考え方はとてもシンプル。体の不調を『そこ』だけの責任にせず『からだ全体』のつながりから考える。からだに最適な刺激を入れ『からだを変化させていく』患者さんのからだにとって最適な『刺激の量と質』を見極めていく難しい作業となります。
僕のところにいらっしゃる患者さんの不調はほとんどがストレス。まさに働き盛りの 、40〜50代の方が多く診られます。特に今はこのような状況で、ストレスを抱えやすい時代と動かない(在宅ワークによる) そんな時代になってしまいました。結局は生活習慣の乱れからくる身体の不調がほとんどですが、なかなか正せないのが人間 。そうして悪循環が起こりストレスとなって不調が出てきやすい身体になってしまうのです。
からだが喜ぶ刺激をたくさん入れてあげることで不調は改善されていきます。からだの壊れ方が分かれば、おのずと治し方も分かってきます。一人でも多くの患者さんや先生方と私の経験を共有したいと考えています。今回の研修制度を一人でも多くの方に知っていただき、研修にご協力いただければすごく嬉しいです。」

『安心』して鍼灸治療を受けていただけるために

一本一本使い捨ての鍼を使用
・0.18〜0.2mmの細い鍼を使用(画像付き)

・厚生労働大臣認定の鍼灸師が対応

ご協力いただきたい条件

・3回の鍼灸治療の継続(お支払いはございません)
・浦安市内在住・在勤の方・アンケートの記入

治療までの流れ

・電話又はメールにてお申し込みとご予約・ご予約時間にご来院
・院長対応後、担当鍼灸師による治療(45分~50分程度)

実際に受けたスタッフは、「はじめは担当が研修生と思っていて少し不安でした。しかし当然ですが豊富な意識と鍼に詳しく、途中から他の先生が研修生と施術について話している場面があり、不安だった私も徐々に気持ちが楽になりました。しっかり育成されている感じが見受けられたので、最後はもっと施術してほしいな~と思いました。また担当が女性だったのも嬉しかったです。鍼を打つ場所によっては着替えが必要だったりするので同性が施術してくれて安心できました!」


確かに、お話も施術も同性同士なら気兼ねなく普段の生活リズムも言えるし、素肌に針を打つとなれば断然同性同士が安心できますね。そうなると女性の鍼灸師はとっても貴重かもしれません。今回のボランティアは3回とも担当制としていますが、日にちによって担当医が変わることもあるそうです。初めての鍼体験ではなく今も鍼治療に通われている方や、最近ちょっと身体の不調が出てきてしまっている…とそんな方にもこちらの制度を知っていて損はないと思いますよ! 

しんうらやす整骨院
浦安市入船4-7-23
047-380-0680
http://seikotsu119.com/
*研修制度は7月までの期間としています。
*研修制度の期間は7月以降も継続します

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