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【教えて今村先生!vol.2 】梅雨時期に起こる頭痛や不調どうにかして!「鍼灸治療」で知る、頭とカラダは別人格な話。|しんうらやす整骨院

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春があっという間に終わり、スカっとした陽気も終盤ですね。梅雨時期は雨が降るだけなく何かと身体に影響を及ぼしがち。この時期特有な不調について前回に続き入船にある『しんうらやす整骨院』の今村先生にお伺いしてきました。日々の臨床を通して、毎日が勉強と目をキラキラさせながら楽しんで鍼灸治療を行っています。なんと今年の6月で15周年を迎えるそう! 元々は今川に治療院を構えており、震災を機に入船に移転。現在は鍼灸治療を積極的に取り入れ、原因がはっきりしない身体の不調の治療を中心に、鍼灸治療で患者さんの健康をサポートしてくれる、地域にとってなくてはならない存在です。

梅雨時期の頭痛(不調)

このところ、コロナ禍における生活の変化も重なり不調を訴え来院される、特に働き盛りの世代が多いとのこと。普段の生活に大きな支障は出ていませんが、季節の変わり目とあってか身体に不調が出始めた今日この頃。皆さんはどうですか? 雨が降り出してから頭痛に悩まされて…「もうどうにかしたい!」と思っている方沢山いらっしゃるのではないでしょうか。昼夜日中繰り返し起こる頭痛、何とかするめ鎮痛剤を飲む日々。できることなら薬を飲まずに身体の中も晴れ晴れとした日常を送りたい。しんうらやす整骨院の今村先生の元にも、この時期そうした患者さんが多く来院されるそうです。

――どうして雨が降る前や気圧の変化で不調が起ってしまうの?

(今村先生)「梅雨時期は湿気が多くなりますよね。湿気によって身体の中までベタベタして循環不良状態になるんですよ。毛穴がジメジメっとした湿気で蓋が閉まり身体の中に水分がたまるイメージ。つまりは汗もかけず老廃物が体の中にたまってしまう状態なんです。当然気血も滞るのです。また『気圧の変化によって古傷がうずく』特に高齢者の方に多いのですが、気圧が下がると空気の抜けたタイヤ状態になり、神経が刺激されやすい状態になります。見た目の傷は治っても完璧な状態には戻らず、気候の変化などによって反応してしまうことがあるんです。」

――どうして頭痛が起るの?

(今村先生)「血液は使う所に集まるというルールがあります。PC、スマホの使い過ぎで大量の血液が頭に集まります。ベタベタで血液の流れが悪くなり、頭の中で血液が交通渋滞を起こし頭痛の引き金になることも。あちこちでクラクションが鳴り響くのが頭痛です。身体の状態は限界を超え、様々な症状として出現してきます。特に我々のような世代、特に女性は妊娠・出産と育児に追われ、男性も同じく働き盛りの30・40代の方々は我慢とともに生活をされている方がほとんど。頭をハードに使う事でさらに血液が集まり耐え難い頭痛が完成するわけですね。この状態をフラットにするには、ウォーキングやランニングで血液を下に下げる、好きな事に集中し副交感神経を優位に働かせ、心を静めるなどの工夫が必要です。」

寝れない・目覚めるなどの睡眠に乱れが出始めたら要注意とのこと。目には見えない体の中のバランスが崩れ始めているかもしれませんね…。

(今村先生)「もちろん日常生活においては頑張らなきゃいけない時もありますが、問題なのはその状況が続くこと。子育て世代の方々は子どものため、ご自身の身体や心も後回しに。または自分のために仕事をしていても、不本意なストレスによって余裕がなくなり身体はギリギリの状態。つまりご自分の意識とは別に、身体の状態は限界を超え、自律神経はコントロール不能になるのです。」

頭とカラダは別人格

子育てもしたい! 仕事もしたい! どちらかというとやりたいことを自ら選んで、やりたいことをやっているだけだからストレスなんて! と感じている方も多いかと思います。

(今村先生)「自分のことが一番分からないんですよ。鍼灸治療に訪れる患者さんは病気の前段階である未病の方が多いです。症状は様々ですが、全ての患者さんに共通点が有るんですよ。それは、『頭で考えている自分と、現実の体とのギャップ』によって不調を生み出してしまっているんですね。やりたいことによって心は安定していくので、もちろんしたいことはしたほうがいいです。ですが、頭で考えていることと、自分の日常の身体は全く別人格。歳を重ねれば重ねるほど生活習慣を正し、身体への投資を増やして何とか上手に付き合っていく。特に体の不調を自覚していなくても、朝目覚めて疲れが取れず気力だけで乗り越えている方は、今は乗り切れても数年後は不調が多く出ると思いますよ。健康前の借りですね。まずは自分の身体を知ってほしい、身体はご自身のパートナーでもありますから。」

――自分の身体を知ることから始める!

(今村先生)「まず治療では自身の体の状態を感じて頂き、頭と身体のギャップを認識してもらいます。そのギャップを認識する事が健康への第一歩になります。ボロボロになった体に3~5回の治療を加え良い状態に戻し、一応卒業。身体の良い状態を知ることで、こうありたいと強く願い、セルフケアに意識が向き出します。2週間に1回程度の定期メンテナンスを提案し、患者さんをサポートしていきます。身体の最高経営責任者(CEO)は患者さんです。厳しい言い方ですが最終的な責任は全て患者さんが負うことになります。なので私は枝葉の症状ではなく、症状の原因を一人でも多く患者さんが理解し、自分の体を守る術を身に付けて欲しいと思います。」

確かに…何かあったら病院や治療院に掛かればいいと思っていました。何かが起こってからだと遅いのですね。頭痛や不眠といった症状は病院に行かずとも何とかやり過ごしがちですが、20歳の頃とは違う身体なんだということを理解しなければなりませんね。

(今村先生)「あなたや家族のために一生懸命働いてくれる体を大切にしてあげて下さい。現在の日本は病気になったら治してもらうが前提です。しかし本当は病気にならないのが一番良いに決まっています。当院に来院される海外の方は健康意識がまるで違うんですね。海外では病院に行くだけでも大変。病気やケガをしたらお金がかかってしまうから、怪我や病気にならないようにどうするか、健康に対する意識が私たちよりも高いんですよ。素晴らしいといつも感心させられます。」

そうなのですね、私たちは安心して病院へ通うことができますが、例えば『何年も病院にかからなければ補助がでます!』のようなものがあれば誰しも健康で居ることを望み、身体の変化にも気づくことができますよね。

(今村先生)「社会全体を通しての問題になっていくので難しい話になってしまいましたが、これからは健康に対する需要は高まると思います。大企業も健康経営に大きく舵を切っています。僕たちは浦安の方々を鍼灸治療でサポート出来たらと思っています。」

なるほど~。自分の意識を変えていくのも中々難しいですが、症状が出ている方、頭痛に悩まされている方も、またちょっとした不調だからとやり過ごしている方は今村先生に相談をしてみてはいかがでしょうか。梅雨明けとともに爽快な気分で夏を迎えましょう!

2021年「新浦安マルシェ」にて『島ぞうり』を販売!

さらにこの6月は天候が良い日に、履いているだけで気持ちも軽やかになる『島ぞうり』を販売されます。なんと今回は新たなアイテムが追加されているかも?? これは楽しみです♪
※現在は仕入価格と運賃値上げに伴い700円+税で販売されています。また、無料で彫るサービスは終了し、オプション(1000円~2000円)にて島ぞうりアーティストに作品を依頼します。

島ぞうりの記事はこちらからどうぞ!

しんうらやす整骨院
浦安市入船4-7-23
047-380-0680
http://seikotsu119.com/

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