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【全国●位に転落】高齢化が進み始めた?浦安市

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高齢化が進む浦安市

1年ほど前に私が調査したところ、日本で最も高齢化率が低い市区町村であった浦安市(浦安市の高齢化率は日本で一番低い!)ですが、この記事にもあるように再開発が進む川崎市中原区と同率で1位でしたので、2015年はどうなっているか調べました。

■2014年の低高齢化率ランキングのおさらい ※島しょ部は除く

1.千葉県浦安市 14.7%
1.川崎市中原区 14.7%
3.愛知県長久手市 14.8%

■2015年の低高齢化率ランキング(2015年4月現在)

1.川崎市中原区 15.2%
2.愛知県長久手市 15.4%
3.千葉県浦安市 15.5%
3.埼玉県戸田市 15.5%(※2015年12月現在)

このように、浦安市は同率だった中原区と愛知県長久手市についで全国3番目の低高齢化率の市になりました。中原区が+0.5%、長久手市が+0.6%のところ、浦安市は+0.8%と2自治体に比べこの1年で高齢化が進みました。

■低高齢率の要因は?

中原区・長久手市とも2005年に大きな動きが有り(中原区は横須賀線武蔵小杉駅の設置決定、長久手市は愛・地球博開催)、その後再開発が進んだ結果、低高齢率という傾向になっていると思われます(それでも高齢化は進んでいますね)。

対照的に浦安市は2006年に、東京湾岸エリアの地区計画を変更(高層住宅が建てられる地域を低層住居専用地域に変更)し、大型マンションの開発を抑制しました。(参考:浦安の人口が増えないことは震災の前から決まっていた)

■高齢化する浦安市の今後に期待すること

今年話題にもなった卵子凍結保存への補助金など、子育て世代へのアプローチを進める浦安市ですが、今後も高齢化が進むことはほぼ間違いありません。高齢化を止める、というよりは高齢者も子育て世代も一体となれるような住み良い街になって欲しいですね。

浦安市の住宅街は元々の猟師町である東京メトロ東西線浦安駅周辺の元町エリア、昭和40年代に埋め立てられた中町エリア、その後の新町エリア、とおおむね3つに分けられます。子育て世代が多いのは新町エリアになりますが、エリア同士の交流が少ないのが長年の課題になっています。

ところで元町エリアでのビッグイベントといえば4年に一度の三社祭ですが、前回2012年は自治会連合会が中町・新町としてお神輿を出しています。

興奮の三社祭り(浦安市公式ホームページ)

2016年は三社祭の年になりますので、ぜひまたお神輿を出していただき、これを機に浦安市が一体となるような交流が生まれることを期待したいです。そしてそれが高齢化しても住み良い街ということに繋がるのでは、と思っています。

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