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【稲荷神社 総代長】浦安の「輪」を大切に!【浦安三社祭】

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最後にお話を伺ったのは、稲荷神社総代長の尾頭さんです。
【清瀧神社 総代長】山﨑 治雄さん
【豊受神社 総代長】渡邉 桂一郞さん

浦安の「輪」を大切に!今までに無い意気込みで祭りを盛り上げたい!
稲荷神社 総代長 尾頭 博行さん

総代長 稲荷神社

尾頭さん「今年の三社祭りは総代長になって初めての祭りです。今までに無い意気込みで、祭りを盛り上げたいと思っています。本当に楽しみですよ!」
尾頭さんもまた、幼少時代から『祭り』に関わり育ってきたと言います。
尾頭さん「幼稚園のときに初めて神輿を担いだのかな。その後13年間、祭りの無い時代があったんだけど、復活した18歳のときからは、毎回神輿を担いで祭りに参加しているよ。浦安には伝統のある祭りがあって、本当に素晴らしいよね。」

豊受神社の総代長渡邉さんもお話してくださいましたが、『祭りを守る』ということは『その地域の神社を守る』ということでもあります。移り行く時代の中で『守り続ける』という事は、決して簡単なことでは無かったそうです。
尾頭さん「当代島は一時期神輿の担ぎ手が減ってしまい、祭り自体が衰退してしまうのではないか・・・という時期があったんだよ。このままではいけない、そう思って40歳のとき『稲栄会』を設立したんだ。」
各神社の地域には、それぞれ複数の組が存在し、組に属する人々が担ぎ手となり祭りを盛り上げる役割を果たしています。昔は大勢いた担ぎ手も、時代の変化とともに減ってしまった・・・それを危機を感じた尾頭さんは、『祭りを残したい!神社を守りたい!』という想いから、組を立ち上げたのです。

尾頭さん「私が小さい頃、遊び場といったら神社の境内。放課後友達と集まって缶蹴りや鬼ごっこ、時には野球なんかもしていたんだ。今は公園が整備されているから子供たちの遊び場にはならないけれど、初詣や七五三、初宮参りなどの時、地域の神社に来てお参りをしてくれる。浦安は都内も近いしもっと大きな神社も近くにあるんだけどね・・・。そういうのを見ると、今も昔も変わらず、地域の神社は大切な場所なんだと思うし、だからこそ守っていかなくちゃならないよね。」
神社が無くなってしまえば、祭りも無くなります。『守りたい・受け継ぎたい』と願う地域の人々の努力と想いによって、三社祭りが伝統的に続いていることを知りました。

尾頭さん「祭りの格好していれば、誰でも参加出来るよ! 浦安が一つになれる、浦安の『輪』が広がる、三社祭りってそんな場だと思う。皆で思いっきり楽しみましょう!」

世代を超えて楽しめる浦安三社祭りは、地域の輪・浦安の輪を一つにし絆を深める大切な場でもあります。地域の人々の『守り続ける努力と想い』を知った上で祭りを見学したり参加したら、以前とは違う感動が出来るかもしれません。4年に一度の大祭り、楽しみです。

―合わせて読みたい!―
三社祭って何?・・・4年に一度の大祭りがやってきた!浦安三社例大祭
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