浦安ってこんな街!
2.202016
浦安市議会を傍聴してきました。【市議会傍聴レポートその1】
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国政には興味があるが、市政のことはイマイチ知らない…という方、多いのではないでしょうか。本当は国政よりも普段の暮らしに密着した身近なはずの市政、でも市議会って実際に何をしているかよくわからない!という声も聞こえてくるような…実際に私もその一人です。
市議会は誰でも傍聴できます。ということで、どんなことが行われているかを知るべく、浦安市議会の平成28年第1回定例会が開催された2月19日(金)、市議会へ足を運んでみました。
市役所のとなりに議会棟があります。
傍聴席は、奥の通路を進んで階段を上がったところ。
第二回定例会は今建てている新庁舎で行われる予定だそうなので、ここを定例会で使用するのは今回が最後となるかもしれません。
住所と名前を受付用紙に書いて、傍聴券をもらいます。
私は今回、カメラでの撮影許可をいただくため事前に連絡を入れましたが、ただ傍聴するだけであれば当日直接行くだけで大丈夫です。予約などは必要ありません。
本会議は10時から開催。傍聴席には…私を含め2人のみ。席は全部で100席近くありそうでした。
定例会の初日である招集日は、この議会で話し合う議案などの提案理由の説明が主なので、傍聴に訪れる方はあまりいらっしゃらないとか…。後半の一般質問(議案に関係なく、市議が市政全般に対して市長や執行機関に質問ができる)になると、質問に立つ議員さんを応援している方や、質問内容に興味のある方が足を運ばれるそうです。第1回定例会の一般質問は、3月14日(火)~16日(木)に行われます。
壇上に議長・副議長、こちらを向いているのが行政の方々。手前のむこう向きに座っているのが市議会議員の方々です。市の偉い方々がそろってこちらを向いているというのは、(誰も傍聴席のことなんか気にしていないと思いますが)なんだか緊張しますね…。
まず議長が開会の挨拶をし、松崎市長の所信表明と施政方針の演説がはじまります。
今年は浦安市制35周年の節目の年なんですね。
市長のお話を聞いていて思ったのは、市のやることの多いこと! 震災復興、高齢化社会への対応、少子化対策、教育、生涯学習、健康、介護、環境、商業・地域の賑わい創出、街の整備…などなど、課題もやることも山積みです。
国政だと具体性が見えなくて実感が湧きづらいこともありますが、市政だとよく知っている地域や施設のワードがたくさん出てきます。市政は政治がより身近に感じられるってこういうことか!と実感。「入船北小学校の跡地利用」「高洲にリハビリセンターを誘致」「病児保育の整備について順天堂病院と協議」「新町に新たなおさんぽバスの計画」…等々、まだ計画段階のもの多いですが、夢のふくらむ話がたくさん出てきました。
壇上にはガラスの瓶に入ったお水とグラスが用意してあります。お水を注ぐ手間などを考えるとペットボトルのほうが飲みやすいんじゃないかと思ってしまいますが…やはり格好がいいからなのでしょうか?
市長の話は1時間弱、ここで10分の休憩が取られます。休憩中は、ドアから出て外へ行く方、お話をされている方などそれぞれでした。
休憩が明けてから、提出されている議案(議会の議決を得るための案件)と諮問(議会の意見を求める案件)の提案理由の説明に入ります。この会議では議案が47、諮問が3と全部で50。また松崎市長が壇に立ちます。
議案というのは市長から提案する案件のこと。途中、予算については財務担当、火災予防については消防担当というように、行政の長が壇上に立って説明を行う場面も。
ちなみにこの議案については、議会に出ている方々は「議案書」なるものをお持ちのようなのですが、傍聴席には配られません。なので「○ページをご覧ください」と言われようが、ひたすら聞くしかないという状況…
市のHPには議案の題目が事前に公開されていましたので、プリントアウトして持って行って正解でした。今定例会で話し合われる議案・諮問はコチラ(浦安市HP)からご覧いただけます。
議案と諮問の提案理由の説明が終わり、閉会。12時を少し回ったころでした。次回の本会議は26日(金)、本日提案された議案・諮問についての審議と、各会派の代表質問が行われます。
今回はまだ提案理由の説明のみで議論を交わす場ではなかったためか、粛々と進んだ印象を受けました。次回の代表質問や一般質問のときには一体どんな雰囲気になるのか…またレポートしてみたいと思います。
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