浦安ってこんな街!
7.282016
海の街に響く極上ハーモニー! バーバーショップコーラス“スウィートアデラインズ浦安”
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“バーバーショップ”と聞いて大抵の方は理容室を思い起こされると思いますが、ここで言うバーバーショップとはコーラス形態のひとつ。世界の各地に多くの支部があり、習熟度を競う大会も行われています。
一般的なコーラスでは、男女の声が混ざり合う「混声四部合唱」では声の高い順からソプラノ・アルト・テナー・バス、女声のみならソプラノ・メゾソプラノ・アルトの三声となり、男声のみならテナー・バリトン・バスの三声となります。
バーバーショップスタイルでは、もっとも高い箇所を歌うテナー、主旋律を担当するリード、ハーモニーの中核をなすバリトン、全体の曲調を支えるベース(=バス)の四声構成となり、一声一人計4名で歌うカルテットが最小単位です。
この形態を女声で演奏するのが「スウィートアデラインズ」。日本では東京コーラスの他、青山、横浜、大分の姉妹グループが活動しています。ここ浦安にも支部があります。
バーバーショップスタイルの大きな特徴はアカペラ(無伴奏)コーラスであるということと、またダンスの比重が大きいということです。
四声の絶妙なハーモニーを響かせると同時に、曲調にあったダンスで聴衆を目からも楽しませてくれるというエンターティンメント性に優れたコーラスなのです。ほとんどが英語の歌なので発音も大事!
このたび、明海エリアにあるマンションの自治会室で行われている「スウィートアデラインズ浦安」のレッスンにお邪魔させて頂きました。
9月11日(日)にWave101で行われる浦安音楽村に出演とのことでお稽古にも気合いが入っています! 古き良き時代を彷彿とさせるドゥーワップの名曲「ロンゲストタイム」、CM等でも人気の高い「ユー・レイズ・ミー・アップ」、アバの名曲「ダンシングクイーン」、童謡「山寺の和尚さん」(!)からハワイアンまで…レパートリーの幅広さには脱帽! しかも全曲にノリノリのダンス&振り付けつき。見ているこちらも思わず踊りたくなっちゃいます!
伴奏がありませんので、ピッチパイプ(音を取るための道具)で根音(旋律のメインとなる音)を鳴らし、そこから自身のパートの音を探って歌い出すのですが、一斉に音が揃った瞬間と言うのが本当に素晴らしい!
通常練習(リハーサルと呼んでいます)では、楽譜と音源をもとに、耳で聴いた音を歌い合わせ、ハーモニーを確認しながら曲を仕上げていきます。このとき指導者はいません。
多くのコーラスグループの場合、指導者は指揮者(コンダクター)兼任であることが多いようです。バーバーショップスタイルでは指導者はコンダクターでなく、ディレクターという肩書きを持っています。演劇やドラマで言うところの演出家の役割です。ただ譜面通りに歌うのではなく、歌の世界観をつくりあげる作業をするところから、そのような名称になっているのだとか。
ここスウィートアデラインズ浦安では、月に2度、東京コーラスから井上晶子ディレクターを招き、スウィートアデラインズの真髄…、基本的な発声方法から、音の合わせ方、英語の発音、発声を妨げない効果的な振り付けを指導していただいています。
今回はラッキーなことにアメリカ・ポートランドからいらした実力派の指導者サンディ・ケイヒルさんのワンデーレッスン参観させていただくことができました。通訳はこれまた井上晶子ディレクター!
サンディさんの指導の中でとくに強く印象に残ったのは、「可愛らしいリリカルな声でなく、大人の声で歌って部屋中を音楽でいっぱいに満たして欲しい」というメッセージでした。
テレビで頻繁に流れてくるのは、アイドルポップスやアニメソングばかり…ときにはこんな大人女性の生声の極上ハーモニーに触れてみませんか。
スウィートアデラインズ浦安のホームページはこちら。http://www5.hp-ez.com/hp/sweeta-urayasu/page1
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