浦安ってこんな街!
6.172019
赤ちゃんとプールに入るのがこんなに楽しいなんて! 舞浜のシェラトンホテルで『ベビーアクアティクス』を体験してきました♪【赤ちゃんと浦安】
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「とにかくステキなベビースイミングのレッスンがあるんです! ぜひ一度取材してみてください!」。そんな情報を得て、半信半疑で取材を申し込んだ私。というのも、小さいころ通っていたスイミングスクールでは背泳ぎがツラすぎて辞めてしまったし、小学校のプールでは背が低かったせいでいつも溺れかけていたし、プールにいい思い出が(全くと言っていいほど)ないのです…。しかし、このレッスンでは子どもを「水が好き!プール大好き!」にさせるのだとか…一体どんなレッスンなのでしょうか。その名も『ベビーアクアティクス』、ちょうど生後10か月の娘と一緒に、特別参加させていただきました!
「お水大好き!プール大好き!」が、全ての基礎になる!
場所は舞浜にあるシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル。
別館『オアシス棟』には、スポーツやレクリエーションを楽しむ施設がたくさん揃っています。ここの1階にある「室内プール」が、『ベビーアクアティクス』の会場です。
バスタオル・フェイスタオルはプールに揃っているので、水着と帽子(こちらも無料レンタルがあります)、トイレトレーニング前のお子さんはプール用おむつがあればOK。赤ちゃんは専用の『ベビーアクアスーツ』を着ます。
通常レッスンだと申し込み時にプレゼントされますが、今回は特別参加ということで、レンタルしていただきました。更衣室で着替え、いざプールへ!
生後6か月~3歳くらいまでのお子さんと保護者がプールに集います。もう始まっているのかな?と思いきや、「ベビーアクアティクスのレッスンは、始まりの挨拶も終わりの号令もありません。子どものペースで始まり、終わるんです」と、長崎宏子先生。
プールへ入ると、水があったかい…! 赤ちゃんはまだ上手に体温を保てないので、ベビーアクアティクスでは水温を32℃以上に設定しているのだそう。大人の私も、心地よい温度です。
レッスンというと「はい顔つけて~もぐって~」みたいなものを想像していたのですが、なんだか子どもも親も水の中で楽しく遊んでいる雰囲気。浮き輪をつけて気持ちよさそうに浮いている赤ちゃん、笑顔で子どもの手を引くパパ・ママ…その中を先生たちが歩いて(泳いで)回って、個別にアドバイスをしたり褒めたり笑ったり…。なんだろうこれ、思っていたのと全然違う!
初めてプールに入った娘、最初は緊張で顔が強張っていました。「まずは抱っこしてプールをぐるっと歩いてみてください。水の中が安心できる楽しい場所だと思ってくれた赤ちゃんは、足や手を動かしたり、ボールやリングに手を伸ばします。これって赤ちゃん自らの意思でやっていること、赤ちゃん自身の動きなんです」。
前で抱っこしたり、後ろ向きで抱っこしたり、仰向けで寝かせるようにしてみたり、蛇行してみたり…。波に揺られ、しぶきを浴び、水に触れているうちに、少しずつ娘も表情が和らいできました。後半になると手や足を動かしてみたり、バトンをつかんでみたりと積極的な反応も! 水の楽しさを、少しずつ体感しているようです。
「習い事としてプールに通うときって『泳げるようになる』という目標があると思うんですけど、ベビーアクアティクスは『泳げるようになりたいだけなら来ないでください』という、ちょっと強い言い方をしてます。泳ぐための技術って、その子のベースに『プール大好き!』という気持ちがないと、教えても入っていかないんですよ。ベビーアクアティクスでは、子どもが『お水大好き!プール大好き!』になるための基礎を、保護者の方と一緒に作っていくレッスンをしています」。
1人ひとりの能力を見極め、伸ばす
たとえば、水に潜ること。赤ちゃんに「鼻から息を吸わないで!」「口を開けないで!」と説明してわかるはずもありませんが、先生が子どもの呼吸を見極めて、苦しくならないタイミングで潜ることができるのだそう。「プールが嫌いになってしまうのって、鼻から水を吸ってしまって痛いとか、水を飲んで苦しいとか…そういう経験をしないように、子どもたちの様子をしっかり見ています」。
娘も初回にして潜っていました!自分でも驚いたのか、泣いてる…。「これはビックリ泣きなのですぐ泣き止みますよ」と長崎先生の言う通り、別にどこも痛くも苦しくもなかったようで、すぐにケロッとしていました。
「こんなに小さいうちからお子さんが水に潜れるのを見ると、親御さんたちは心から『すごいね!』って褒めてくれる。そうすると子どもはすっごく自信になるんですね。一つのことができるようになったら、別のこともできるかも…これもできるかも…やってみよう!って、どんどんモチベーションが上がっていきます。私たちは、一人ひとりの能力を伸ばしていくことを考えています」。
足で蹴って進むことを、ベビーアクアティクスでは「バタバタ」ではなく「キックキック」と言います。「『バタバタ』だと、どうしてもバタ足が正解になってしまうでしょう。『キックキック』だと、バタ足っぽい動きをする子もいれば、平泳ぎっぽい動きをする子もいて、その子それぞれなんです。普通スイミングスクールに通うと、バタ足から入ってクロール→背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ…とカリキュラムに沿って習っていくんですが、たとえば背泳ぎが苦手な子がそこで辞めてしまうと、バタフライも平泳ぎも触れられません。でも実はバタフライが一番合っている、という子もいるんですね。どの子にも持って生まれた得意な型があって、そこを伸ばしていきたいから、私たちはカリキュラムを作っていないんです」。
ベビーアクアティクスを卒業した後、卒業生だけが通えるキッズアクアティクスというプログラムもあるのですが、そこでは「今日はクロールの日」ということは一切なく、一人ひとりの得意な動きに合わせて泳ぎの要素を教えていく、というスタイルなのだそう。そこでは全員が「プール大好き!」。こんな楽しそうなレッスン、私も子どものころに出会っていたらなぁ…と思わずにはいられませんでした。
子育てとプールが出会って生まれた、ベビーアクアティクス
ベビーアクアティクスの創設者である長崎先生は、1984年ロス五輪・1988年ソウル五輪に出場したオリンピックスイマー。転機となったのは出産後でした。オムツの取れていない赤ちゃんが入れるプールが少ないこと、ベビー対象のスイミングクラスに行っても泣いている赤ちゃんが多いこと…もっと赤ちゃんが笑顔になれて、お母さんも楽しめるベビースイミングを、と1998年『ベビーアクアティクス』を立ち上げました。
「どんなに疲れていてもプールでひと泳ぎするとさっぱりしたり、水に入るとゆったりした気分になったり…水って私たちを癒してくれる力を持っていると思う。私自身、水の中にいるととっても心地良いですし、ベビーアクアティクスの時間は仕事と思わないくらい楽しい! 立ち上げて20年、自分の子育てで感じたこともどんどんプログラムに取り入れています。私の子どもたちはもう大きくなりましたけど、今子育てを頑張っているパパやママたちに、水の中で楽しく遊ぶ方法はもちろん私の子育て経験も含めて、どんどんフィードバックをしていきたいなと思っています」。
一流ホテルのホスピタリティも、存分に味わって!
赤ちゃんに快適な水温は32℃。一般的なプールよりも高めのため、創設当初はなかなかこの水温設定に同意してくださるプールがなかったのだそう。「初めは四谷のスイミングスクールでレッスンを行なっていたんです。でも、他のクラスの利用者さんに、赤ちゃんがプールに入ることに抵抗がある方がいたり、赤ちゃんの泣き声を不快に思われてしまったり…。『ベビーアクアティクス』には、スイミングスクールではなくもっと違う環境がふさわしいのではないかと思い始めていたとき、偶然舞浜のシェラトンホテルを訪れて『ここだ!』と思ったんです」。
舞浜のシェラトンホテルには、子どもや赤ちゃん向けの施設がたくさん揃っています。ホテル自体も赤ちゃんウェルカムで、フロントスタッフさんからプールのスタッフさんまで皆さん優しく対応してくださり、長崎先生曰く「私の理想とする『ベビーアクアパラダイス』そのもの!」。プールで赤ちゃんがうんちを漏らしちゃったら、吐いてしまったら…そんな時もサッとスマートに対応してくれる、頼もしいスタッフさんが揃っています。
プールで身体を動かしたあとは、プール脇のジャグジーで温まります。
更衣室の隣には大きなお風呂があるので、そこでしっかりお湯につかるのも◎。
オアシス棟2階には、広~い赤ちゃんラウンジがあります。
レッスン後、ここで離乳食を食べていく赤ちゃんも多かったです。私もゆっくり離乳食を食べさせて、授乳して、オムツ替えて…と、なんだか家にいるみたいにくつろいでしまいました。
「赤ちゃんを連れていると、移動も食事も周りに気を遣うことばかりですよね。ベビーアクアティクスに来るときは、習い事に行くというより『プールで思いっきり遊ぶ特別な日!』として心からワクワク楽しんでほしい。ここにはそれを叶える環境があります」と長崎先生。浦安市内の方はもちろん、都内から通われているという方も多いのだそう。
次回の募集は6月21日(金)から! お見逃しなく!
『ベビーアクアティクス』の募集は年3回。次回の募集は9月~12月開催の9月スタートコースです。6月21日(金)より申し込みが始まり、27日(木)までに申し込むと早期割引が受けられます。無制限にレッスンを受講できるコースや、曜日を指定するコースなど様々ありますので、ぜひホームページをチェックしてみてください!
体験してみて思ったのは、「水の中って気持ちいい!」「赤ちゃんとプールに入るってこんなに楽しいんだ!」ということ。そもそも赤ちゃんにプールの楽しさを教える『ベビーアクアティクス』ですが、保護者の私までお水の気持ち良さを実感しちゃいました(一石二鳥!)。そして、水の中で我が子と向き合う時間は、地上で過ごすのとはまた一味も二味も違うんだなということ。水の中で足や手を自由に動かしている我が子を見ているだけで、もう愛おしさ全開…! 取材にも関わらず、デレデレしっぱなしでした。オムツの取れていない赤ちゃんとプールに入ること自体あまり考えたことがなかったのですが、整った環境と長崎先生の導きのおかげで、とても豊かな時間を過ごすことができました。
次の9月の募集、私も応募しちゃうかもしれません…!
ベビーアクアティクス…https://baby-aquatics.com/、Facebook
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル…https://www.sheratontokyobay.co.jp/
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