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目、耳、全身…、すべてを研ぎ澄ませ歌声を響かせる!【合唱団LICHT】のレッスン!

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「音楽好き」の人の中には、スマートフォンや音楽プレーヤーで四六時中好きな音楽と一緒に過ごす方もおられるかと思います。
最新電子機器で楽しむ高音質の音楽だけでなく、ときにはコンサートホールや公民館などで、場内の雰囲気、聴衆のファッション、匂い…。“音”だけでなく、五感を刺激するその他要素が複雑に絡み合った「生の音楽」を体験してみるのもオススメですよ! 中でも、女性の高音域ソプラノから、男性のもっとも低い声であるバスまでの四声、ときには六声以上の旋律が重なりあった美しいハーモニーを響かせる混声合唱は、非常に聴き応えがあり、「人間の声って本当にスゴイなあ」と感嘆してしまうこともしばしばです。

今回は、そんな極上ハーモニーを奏でる【合唱団LICHT(がっしょうだん りひと)】さんのレッスンにお邪魔させていただきました!
“LICHT”とは、ドイツ語で光を意味します。素敵な団名だな、と思ったら、なんと、指導・指揮の先生が古澤利人(ふるさわ りひと)さんというお名前でした!

浦安にあるテーマパークの隣接施設で営業開始より12年間続いた恒例の年末イベント「カウントダウン第九コンサート」。そこでバスのソロパートの歌唱、及び合唱指導をされていたのが古澤先生。【合唱団LICHT】は、その縁から結成された合唱団なのだそうです。合唱に携わる老若問わず多くの女性たちの胸をときめかせたという(!)“若きイケメン先生”。実際にお会いし、お話ししたら…、物腰やわらか、それでいて熱血! 気さくなお人柄でカメラを向けたら、茶目っ気たっぷり、とても素敵な笑顔を向けてくれました!
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そして、こちらがピアニストの若山圭以子(わかやま けいこ)先生。浦安で合唱に携わる人なら誰でも一度はお顔を拝見したことがあるのではないでしょうか。多方面で大活躍されている先生です。前述の第九イベントのレッスン時、ピアノ伴奏者もつとめられておられました。
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レッスンの中でとくに心に残ったコトバは、「口の中に光を感じて」。ここでも団名、先生のお名前でもあるLICHT=光がキーワードとなっているのですね!

口を開けるというのは合唱で声を出すときには当たり前のことですが、先生は「耳を開いて」ともおっしゃっていました。時計の音、遠くで走る車の音、…それらが聞こえてくるくらいよく耳を澄ませて欲しい。自分の声が聞こえなくなっても周囲の人の声に耳を澄ますこと、これはハーモニーを形作っていくレッスンの中でとても重要なことのようです。

そして、よく動きます。声を出す前にはかなり念入りなストレッチ。
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さらに動く。
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声を出すときは、「水をたっぷり入れた“たらい”を抱えたつもりで」という具体的な指示が出ていました。
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歌のレッスンにそのような演劇的要素が入っているのには実は理由がありました。先生の肩書きには、「オペラ歌手・合唱指導者」の他に「演出家」という文字が。

コトバのひとつひとつが丁寧に、とても大切に歌われているところもポイント。「どんなに美しいハーモニーでも日本語なのに何を言っているか分からなかったら、観客の心には伝わっていかないでしょう?」と古澤先生。

今日、聴かせて頂いたのはメンバーのみなさんが初めて歌う“新曲”。楽譜に書かれた音を追っていく「音取り」という作業の段階ですが、先生の指導でみるみる間にみなさんの表情が豊かになり、LICHTのメンバーの方々がつくりあげた“歌”として心に響いてくるのが感動でした!
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「全パートを把握していないとハーモニーはつくれない」と自分以外のパートの歌も実際に声を出して歌ってみる、という練習も印象的。

練習風景を見ているだけでも大変興味深く、面白かったのですが、コトバとカラダを駆使して教えて下さる先生の指導でぜひ歌ってみたい…!という欲求がふつふつと生まれてきました。
合唱をしてみたいというあなた!【合唱団LICHT】を見学・体験してみませんか? レッスン時なら、いつでも自由に参加できるそうです。毎回のレッスン風景は合唱団LICHTのブログで丁寧に紹介されています(こちら→http://ameblo.jp/chor-licht/)。興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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