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浦安の市民活動団体【じぃじぃクッキング】にマスコミも熱視線!その理由を探ってみた!

たいへん失礼ながら私、今まで「男の手料理」に対し、このような偏見をもっていました。

・大雑把。質より量。

反対に、

・お金と手間がかかりすぎる。(高い食材を贅沢につかう、こだわり抜いた調理法など)

市民活動団体【じぃじぃクッキング】にお邪魔して、そのような偏見が払拭され、男の手料理に対する認識が「令和バージョン」にアップデートされました。

名前が示す通り、【じぃじぃクッキング】は、シニア男性を対象とした料理サークル。手頃な値段の旬の食材を余すところなくつかい、調理法を工夫。見た目も美しく栄養バランスも良い。もちろん食べておいしい! 

そんな料理を和気あいあい、楽しそうに調理されているみなさんの姿に、料理教室の進化系をみた思いです。

今から9年前に【じぃじぃクッキング】をご紹介した記事を見つけました。

2016年11月。高洲公民館文化祭の取材でした。そのとき食べた「GGエリンギ鶏めし」は、おかわりしたいほどの美味しさ! 見た目も美しいですね。

6年前に70名だったというメンバーが、いまや80名以上に!

入会希望者がぞくぞくと増えている理由には、テレビ番組で【じぃじぃクッキング】が紹介されたことも影響しているようです。市外から通ってくる方もいらっしゃいます。

目指しているのは、料理づくりを通じて、シニア男性の「暮らし」そのものを支えるということ。【じぃじぃクッキング】では、次の3点を提案しています。

・孤立化防止
・調理技術の向上。自炊できるようになる
・バランス良い食事で糖尿病・認知症予防

調理実習は、4〜5名ずつ、6グループに分けられていて、協力しながら調理していくので、自然と会話も増え、参加者同士の交流が深まります。

毎回、組むメンバーが違うので、分担も変わってきます。「ずっと同じメンバーだったら、もっと手際よくできそうだけど…」という声も。しかし、あえてメンバーを固定化しないことで、新たな交流、異なる視点が生まれ、前回と違った役割を担うことで調理の腕前のさらなるバージョンアップも期待できそうです。

退職後の余暇の過ごし方として、また、仕事から離れたシニア男性を孤立させないためにも、【じぃじぃクッキング】の活動は最適。料理作りだけでなく、食文化の知識を深める研修会や、企業主催の調理講習会の企画もあり、メンバーの食への興味を高めることや、技術向上にも繋がっているのだとか。

「ちょっと休んでしまうと、仲間たちの腕前がどんどん上達しちゃう」と創立メンバーの髙橋 資朋(よしとも)さん。「だから、休みたくないっていう人が多いです。ここに来たら仲間とワイワイできて、楽しいしね」。

「デザートまであって豪華でしょう。味も素晴らしいですよ」と代表の脇野 兼昭(かねあき)さん。ひとり暮らしの男性は、ついコンビニ食とかに頼ってしまい、病気にかかりりやすくなってしまう。「その点、【じぃじぃクッキング】のメニューは栄養バランスも満点」。

季節感を盛り込んだ栄養バランスの良いメニューを考案し、料理に不慣れな人でもわかるよう、シンプルなレシピを作成しているのが、講師の福田 雅美さん。

メンバーから、全幅の信頼をよせられています。

料理する男性のみなさんの手つきは鮮やかで惚れ惚れ。それを上回る福田さんの手さばきは、まるで魔法。苦労していたポテトクリームづくりがあっという間。あちこちから声がかかり、テーブルの合間を移動しながら、テキパキとアドバイスする姿が印象的でした。

福田さん考案の本日のメニューは、

・ポークチャップのポテトクリーム添え
・わさびドレッシングのグリーンサラダ
・グリーンピースご飯
・アフォガード

6グループ、完成のタイミングも、仕上がり具合も、みんなそれぞれ。「うちのグループの料理が今回一番できがいいよ。ラッキーだったね」。

「良かったら食べてって」とお声がけいただき、試食させていただきました!

お肉が柔らかく、甘じょっぱいタレのからんだ味付けが最高。サラダはピリッとワサビが効いて水菜はシャキシャキ。お鍋で炊いた豆ご飯は硬さがちょうど良く塩加減も絶妙。バニラアイスにエスプレッソをかけたデザートのアフォガードには、左奥のシリアルをかけました。美味しく完食。役得、大満足の取材でした!

お問い合わせは、

【じぃじぃクッキング】ホームページまで。
https://ggcooking.jimdofree.com

浦安新聞にその月のスケジュール、活動場所を載せているそうなのでご参考に…!

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