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浦安ってこんな街!

写真集「浦安魚市場のこと」ここで買えます! 浦安の歴史の1ページ、あなたもめくってみませんか?

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今年3月に閉場した浦安魚市場。その記録を収めた写真集『浦安魚市場のこと』が、クラウドファウンディングを経て、7月に発売されました。魚市場の記録は郷土博物館にもweb上にもまとまったものがなかったため、若き有志グループが「資料として価値のある、後世にきちんと残せる写真集をつくろう」と製作したものです(写真集の誕生秘話はこちらの過去記事からどうぞ)。

この写真集は、浦安市内の7店舗で販売が行われています(2019年8月28日現在)。販売に携わる店舗さんをまわって、写真集をどんな方に手に取ってもらいたいかお伺いしてきました!(店舗の住所や地図など詳細はページ最下部に記載しています)

堀江・泉銀さん「常連さん、子どもたち、これから浦安に住む人たちに」


浦安魚市場でも長年営業されていた鮮魚『泉銀』さん。堀江のこちらのお店はオープンして2年ちょっと、浦安・元町の頼れる魚屋さんとして、日々足を運ぶお客様が絶えないお店です。「市場の常連さん! 写真集のどこかにひょっこり写ってるかもしれないよ!」と、店主の森田さん。

 
市場の常連さんにも読んでほしいし、未来の子どもたち、あとこれから浦安に住む人たちにも読んでほしいですね。浦安にはこういう場所があったんだよ、と。浦安魚市場がなくなってから浦安に引っ越してくる方にも、浦安がどんな街だったのかを感じてほしい。見どころは市場の各店舗のコメント。それぞれにお店のカラーがあって、写真と照らし合わせて読むとグッとくるものがあるはず!」。

北栄・天悟さん「昔の浦安を散歩するような気持ちで」


職人が揚げる美味しい天ぷらがいただけるだけじゃない! 店主自ら糸を垂れて釣り上げた江戸前魚を捌いて提供している、他に類を見ない天ぷら屋さん『天悟』さん。「この写真集からは、市場を通して昔の浦安の風景が見えますね」と店主の宇田川さん。

 
「浦安の昔の風景、日ごろ見えてこない浦安の歴史を、写真が語ってくれている、というのかな。昔の浦安の風景が見えてきますよね。浦安の歴史を散歩しているような気持ちになる写真集。ぜひこの写真集を家族で読んで、浦安の歴史を子どもたちに語り継いでいってほしいなと思います」。

堀江・ひねもすのたりさん「子どもたちに」


泉銀さんのならびにお店を構える『ひねもすのたり』さん。いつ行っても体に染み込む美味しいごはんがいただけるお店です。「お店を開く前から、魚市場にはよく行っていました。こうして写真集を見ていると知っている方がいたり、いろいろ思い出が浮かんできますね」と吉田さん。

 
子どもたちに見てほしいですね。違う地域から浦安に引っ越してくる方でも、子どもたちは小学校で海苔すき体験授業があったり、街探検があったり…浦安の歴史に触れるチャンスがあります。子どもたちが『あそこに河童の像があるんだよ!』『神社に三猿がいるんだよ!』って、浦安の街や歴史のことを大人たちに教えてくれるんです。たとえば学校の図書室や学級文庫に置いて、子どもたちが手に取ってくれたらいいな、と思います」。

猫実・猫実珈琲店さん「浦安出身じゃない方に」


老若男女が集う、元町エリアのカフェ『猫実珈琲店』さん。店内には店主の瀬古さんがセレクトした本がずらりと並び、コーヒーを飲みながらゆっくりと本を広げることができます。「私が浦安に来てからも、どんどん街は変わっている。街は生きているんだなぁと感じます」と瀬古さん。

 
「バラバラだった魚市場の資料をこうして一冊にまとめたということ自体、とてもすごいこと。残してくれて、知るきっかけにしてくれて、ありがとう!と言いたいです。うちのお客様には浦安出身じゃない方も多いんですが、そういう方が浦安のことを知るきっかけになったらいいなと思います。猫実珈琲店の本棚にいつも置いておりますので、手に取ってぜひ読んでみてください!」。

北栄・URAYASU marketsさん「おみやげに」


浦安・千葉のアンテナショップとして、市内や県内の美味しいおみやげものや雑貨を販売している『URAYASU markets』さん。デザイナーとしての顔もお持ちの店主の市川さんは、なんとこの写真集のデザインにも協力されたのだそう! 「一番好きなのはバイパスから撮った魚市場の外観写真。市場の中に入ったことのない人も、この風景はよく知っているだろうなぁって」と市川さん。

 
「私は旅行に行くと、必ず本を一冊買うんです。それは写真集だったりガイドブックだったり、いろいろなんですが…この写真集『浦安魚市場のこと』も、そんな気分で『浦安の一冊』としておみやげにいかがでしょう? 自分の書棚に収めるもよし、誰かにプレゼントするもよし。ギフトラッピングもいたします!」。

猫実・貝がらやさん「浦安という街に関心がある方に」


猫実の自然食品のお店『貝がらや』さん。「お店の『貝がらや』という名前は、漁師町だったころの浦安を描いた小林トミさんの本『貝がらの町』から取ったんです」と店主の渡辺さん。「この写真集、最初開いたときが夜の写真で、あれ?最初なのに夜?って思ったんだけど、よく考えたら早朝なんですよね。早朝から市場は動いている、という」。

 
浦安という街に関心のある方に読んでほしいです。私は、街と人とのつながりをつくるのは個人商店なんじゃないかと思っているんですけど、この写真集は長年にわたって街や人を見守ってきた魚市場の記録が、ギュッと詰まっている。写真も文章も素朴な感じで、みんなが協力してつくったんだなと伝わってくる写真集です。この写真集をきっかけに、また新しい何かが生まれないかしら…と期待もしちゃいますね」。

堀江・徳兵衛商店さん「お年寄りと一緒に家族で囲んで」

フラワー通りにある雑貨・金物を扱う『徳兵衛商店』さん。明治7年の創業当時は魚屋さんだったそうです。代々この場所で商店を営んできた『徳兵衛商店』さん、「大型店は疲れるけど、ここは『あれある?』と聞くと『あそこだよ』とすぐ教えてくれる」「家まで配送してくれて助かります(市内配送無料)」と、地元の方から頼りにされているお店です。

 
「お店に来てくださるお客様はお年寄りが多いのですが、皆さん懐かしいね、と喜んでくださいます。でも、意外と写真集を買われていく方は孫世代くらいの若い方が多いんですよ。家族みんなでこの写真集を眺めて、盛り上がってほしい。こういう昔の写真って会話のきっかけになるので、おじいちゃんやおばあちゃんから、普段聞けない昔話を聞いてみてほしいなと思います」。

10月5日(土)のうららかマルシェでも、写真集販売します!

ちなみに…10月5日・6日に日の出で開催されるイベント『うららかマルシェ』にて、私たち「浦安に住みたい!」のブースでこの写真集「浦安魚市場のこと」を販売します(5日のみの出店ですのでご注意ください)!

新町にお住まいの皆様にも、ぜひ手に取って見ていただきたいと思います。私たちのブースでは、その他にも「浦安に住みたい!」フリーペーパーのバックナンバー配布、浦安・元町の美味しいものを販売する予定です。お気軽にお立ち寄りください♪


魚市場が紡いできた歴史の記録であり、かつて漁師町だった浦安を思い出すことができる写真集。閉場までの魚市場の写真をはじめ、市場のお店からのメッセージ、来場したお客様が書いたメッセージノートも収められており、フルカラー170pとかなり読み応えのある一冊に仕上がっています。浦安の皆さん、ぜひ一度手に取ってみてください!

下記に販売店舗さんの概要をまとめました(※在庫・価格は各店舗へお問い合わせください)。

浦安魚市場写真集製作委員会…FacebookTwitter

写真集製作に込められた思いを取材させていただいた記事(2019年5月公開)は、こちらからどうぞ↓。

写真集『浦安魚市場のこと』製作チームを取材してきました。若さと情熱と志にグッと来た!【クラウドファウンディング開催中/7月上旬発売予定】

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