浦安ってこんな街!
11.32015
【行ってきた】浦安魚市場で出会った、新鮮魚介とステキなお店の方たち。
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浦安市内にある“楽しい場所”浦安魚市場の魅力をご紹介!すでに行った事のある方も、まだ無い方も・・・新しい魅力を発見しに、今度の週末は家族みんなで魚市場に出かけてみよう。
いざ!浦安魚市場へ!
「まだ浦安橋の下でやってた時からお店に立ってるけど、こっち(現在の浦安魚市場)に移転した当初からいるからね。移り変わりを見てきたよ。」魚市場に来るのは今日が初めてで・・・と話すと、市場の歴史を教えてくれたお店のオカミさん。「魚市場が出来るまではこの場所はススキ野原でね、ま~だ何もなかったんだよ。」
昭和初期、現在の堀江に数店で市を開いたのが浦安魚市場の始まり。その後、浦安橋近くで組合を結成し市場を開くため移転。お店の数が増えたのをきっかけに、昭和46年3月、現在の場所に当時は「浦安魚市場総合食品センター」という名称で始まったそうです。そんな魚市場の歴史を聞きながら、ふと見れば殻付きの牡蠣が。その場で殻をむいて食べさせてもらえるとのことで、一ついただくことに・・・臭みが無くとってもクリーミー! プリップリでした。こう言った食べ歩きが出来るのも、魚市場の醍醐味の一つですね。
殻付きの生牡蠣がこの日は1個220 円。お好みでポン酢をかけてくれます。剥きたての牡蠣が食べられるのも魚市場ならでは!(池八商店)
約40店舗のお店が軒を連ねる魚市場。「市場」のイメージとしてお客さんの主体は業者の方、卸売りがメインだと思っていたため、一般人が気軽に買い物をしていいのだろうか・・・と勝手に遠慮をしてしまっていました。しかし実際は、魚の切り身一切れから販売をしているし、「焼き魚ならこれかな。煮付けにするなら今の時期はこれだね!」とお店の方はとても親切に食材の説明をしてくれます。
タラバガニは10 年以上売り続けているベストセラー商品。長く売り続けられるのは人気の証拠!(五兵衛)
「業者さんも来るけれど、うちは一般のお客さんの方が多いよ。そうそう知ってる?マグロってサバ科なんだよ。」忙しい時間にも関わらず、図鑑を出しながら魚の豆知識を教えてくれたお店の大将。調理方法以外のこぼれ話が聞けるのも、また面白い。子ども達が来ると図鑑に目を輝かせながら、魚の話に興味津々だそうです。「家庭で食べられるものを中心に品揃えしているよ。これからの季節は鍋に入れても美味しいタラバ蟹、美味しいから是非食べてみて! 爪の先まで身がつまっていて、パンパンなんだよ!」時間があるときは、食べやすいように蟹の殻も剥いてくれるとか。声をかけてみるといいかも。
活気あふれる魚市場。週末は一般のお客さんで大賑わい!
土日の魚市場は大賑わい! 小さな子ども連れの家族、夫婦、外国人観光客の姿が多く見られます。「さぁ、いらっしゃい!いらっしゃい!」「今日のハマグリは活きがいいよ!」「このカゴ山盛り、おまけしちゃうよ!」と、活気溢れる声があちこちから聞こえてきました。
新鮮な魚介類は家庭の食卓に並ぶような親しみ深いものから、スーパーでは見られない珍しいものまでラインナップが豊富。中でも目を引くのが新鮮な生きた貝類。ぴゅーっと水を噴くあさりには、子ども達も大喜び。「かたつむりみた~い!って、ずーっと見ている子もいるんだよ。」と貝店の店主。「生きた貝はね、塩水じゃなくて海水に入れてるの。塩水だと砂抜きはできないんだよ。」頼めば調理に合わせて殻をむいてくれるので、下処理も楽チン!浦安名物のアサリをはじめ、ハマグリやシジミ、牡蠣など種類豊富な貝の中からお気に入りの一品も見つけるのも楽しそう。
元気に水を噴くのは、新鮮な証拠!ざる山盛りで破格のお値段♪「キャンプやバーベキューの前に魚市場で買っていくのもいいかも」と思いました。
頼めば調理に合わせて殻をむいてくれるそうです!お店の方に話しかけてみましょう♪
鮮魚だけではない!お肉や海苔や野菜青果、うなぎの蒲焼まで!
浦安魚市場は鮮魚に限らず、野菜や果物、お肉、海苔、お茶とお店の種類が豊富。中華や天ぷら、土日は行列が出来るほど人気の定食屋さんと食堂まであります。お肉屋さんに並べられた出来立てコロッケには、ついつい手が出てしまう・・・食べ歩きに最高!精肉は100g単位で売られています。
更に市場の奥まで足を進めると、何やら香ばしい匂いが・・・美味しそうな香りに誘われて足が止まってしまったのがうなぎ串店。国産の新鮮なうなぎを店先で一本一本丁寧に手焼き。思わずその場でかぶりつきたくなる衝動にかられます。一串1700円、国産のうなぎでこのボリューム。かなりお得ではないでしょうか。
忘れちゃいけないのが、魚市場の海苔店。実は千葉、海苔が名産品なのをご存知ですか? 千葉でとれた正真正銘「江戸前海苔」が浦安魚市場では見られます。こんな(上写真)風に売られている海苔、珍しいですよね。最近では小さなお子さんを持つママがお弁当用として購入される事が多いとか。贈呈用としても喜ばれる海苔は年末年始にかけての季節、とっても重宝出来そうです。
魚市場内には野菜・青果店もあります。珍しい野菜やキノコが見られるのは市場ならでは。店長自ら仕入れてくる野菜、例えば小松菜は、さっと茹でるだけでも美味しい! 野菜がもつ旨みを感じられるのは新鮮だからこそ。大きな束で今日は200円!食べ切れなければお友達とシェアもお薦めです。「今日の晩御飯どうしよう?」と相談すると、店長さんがお薦め野菜を使った献立を教えてくれるかも?
勇気を出してお店の人に話しかけてみよう!
「忙しそう・・・話かけてもいいのかな。」つい躊躇してしまいますが、思い切ってお店の方に話しかけてみてください。店主達はその道のプロ。食材を一番美味しくいただける方法・知識をたくさん知っています。何度か通ってお店の方に顔を覚えてもらえば、密かに仕入れられた珍しい食材や希少な食材を、こっそり教えてもらえる事もあるとか・・・。また、取り置きや希望していた食材を仕入れてくれることもあるそうです。何よりお店の方の話は面白い! 溢れ出す知識を聞くだけでも楽しくて、何時間でも聞いていられそうでした。飾らない言葉から出てくる優しさと温かみが、お店の方皆さんから感じられてほっこりします。
活気に満ちた浦安魚市場。「行って楽しい、また行きたい」と感じたのは、豊富で新鮮な食材はもちろん、人の温かさがあったからこそだと思います。浦安が漁師町だった頃の懐かしい一面とともに、新しい発見・楽しい事がきっと見つかるはず!
今度のお休みはちょっとだけ早起きをして、家族皆で浦安魚市場に遊びに行ってみませんか。
・・・【作ってみた】浦安魚市場の食材で「浦安に住みたい!丼」をつくる!に続く!
浦安魚市場 公式サイト
住所:浦安市北栄1-10-20(東西線浦安駅から徒歩3 分)
駐車場:大型駐車場有
営業時間:4 時~ 12 時
定休日:月曜日/ 第3月曜日と火曜日(連休)
☎ 047-351-4171 (代表)
〒279-0002 千葉県浦安市北栄1丁目10−20
※この記事は、「浦安に住みたい!11月12月号(11月6日(金)発行)」で掲載した内容です。
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