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郷土博物館の「もちつき体験」で一年の締めくくり!

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12月23日(金・祝)、今年も郷土博物館の屋外展示場にて 恒例の「もちつき体験」が無事行われました。
この冬は、ノロウイルスが全国的に猛威を振い、集団食中毒の恐れがあるとして、「もちつき」を中止する動きが広がっているというニュースを聞いていたので、郷土博物館の「もちつき体験」も中止になってしまわないか大変心配していました。手洗いや消毒の徹底を呼びかけながら、地域の伝統文化を守って、開催の決断をして下さった浦安市郷土博物館には感謝です。

ご存じの通り、このイベントは、杵と臼を使った「もちつき体験」を楽しむことができるだけでなく、つきたてのお餅をその場できな粉とあんこでいただくことができるのが最大の魅力です。もちつきの時間は、①11:00~ ②11:20~ ③11:40~ ④12:00~の全4回 各回50名で計200名。無料ですが、整理券配布が必要です。

整理券配布は10:30~で全4回分を配布すると告知されており、10:20に到着した時にはすでにエントランスホールには長蛇の列!ちょっと前倒しで整理券の配布が開始されましたが、列は、ホールに入りきらず、入口から外に飛び出していました。あまりの人数にすでに200名の定員を超えているのではないかと心配になりましたが、無事に3回目の11:40~の整理券をゲット出来ました。

約束の時間まで1時間程度、博物館内で輪投げやぬりえなどをして遊んでから、いざ「もちつき」に挑戦! 初体験ではないものの2歳の娘も大興奮で、一人5回だけしかつけないルールだったのですが、「もっとやりたい~!」と残念そうでした。
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お餅をついた後は、そのつきたてのお餅をきな粉とあんこでいただきました。ほんのり温かくて、ふわふわ柔らかくて、伸びもよく、最高に美味しかったです。それに、思っていたよりも大きくて食べ応え十分でした。
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釜戸、セイロ、火消し壺(燃えさしの炭や薪などを入れ、蓋で密閉して火を消すもの)にも年季が感じられ、珍しさから興味深く拝見していたところ、近くにいたボランティアの方がそれぞれの特長や使い方、それらにまつわる先人の知恵などを詳しく説明して下さいました。このような地域の先輩方との交流も嬉しいですし、脈々と受け継がれる日本の伝統行事を親子で体験できるのは本当にありがたいことです。
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また、大人の方だけでなく、昨年に引き続き、今年も浦安高等学校の有志で集まったたくさんの生徒さんがボランティアとして参加して下さっていました。小さな子どもたちのもちつきをサポートして下さったり、お餅の配布を手伝ったり、積極的に活動していて、見ていてとてもすがすがしく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
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来年1月8日(日)には、浦安囃子保存会による「新春獅子舞」の実演や、「鏡開き」としてお汁粉のふるまいも予定されています。伝統芸能の「獅子舞」では、獅子に頭を噛まれると、その年は無病息災で元気で過ごせるという言い伝えもありますし、「鏡開き」も、神棚などにお供えした鏡餅には神様の加護が宿るため、1年間の一家の無病息災を祈ってお雑煮やお汁粉にして食べる習わしがあります。お汁粉には整理券が必要ですが、誰でも無料で参加できますので、ご家族で縁起のいいお正月の伝統行事を体験して、新年をお祝いしてはいかがでしょうか。
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