浦安ってこんな街!
11.102017
【MADE in Urayasu】ワインで繋がる地域コミュニティー。明海大学の学生がイチから作る、 Made in Urayasu の和ワイン。
最新の情報をお探しの方はサイト内検索で最新情報がないか検索してみてください。
「明海大学の学生たちが作るワインがある!」 そんな噂に興味をそそられ、ワインプロジェクトの皆さんにお会いしてきました。
プロジェクトに携わっているのは、明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部の学生たち。大学内の青々とした芝生の上で「こんにちは!」と元気に声をかけてくれた方々(上写真)が、インタビューに参加をしてくださったワインプロジェクトの皆さんです。「私達のワインプロジェクトは、今年の秋でちょうど一周年を迎えました」。そうお話を始めてくれたのが、ワインプロジェクト学生代表の工藤美羽さん。「学部の学生、40人ぐらいが参加しています。山梨県甲州市の白百合醸造というワイナリーに私達が管理する葡萄畑があり、毎月一回は畑に出向いて葡萄を育てています」。「その他に、ワインの醸造やラベルのデザイン、ワインの販売まで、プロジェクトのメンバーで管理をしています」。続けて教えてくれたのが、広報部部長の高野聖也さん。そう、プロジェクトの学生は営業部や企画部等の部署に所属し、それぞれの役職の下で学生主体となり様々なお仕事をされています。会社みたいですね!とお話を続けると、「そうなんです。私は主にワイナリーの方と連絡を取り合いワインの発注管理をしているのですが、『変更の連絡は早急に』や『言葉遣い』など、とても勉強になっています」。プレッシャーはあるけれど楽しい!とお話してくれたのが学生副代表兼、営業部の杉山りおさん。メールの文章や電話対応の仕方など、社会に出てから知ることを学生のうちから学べる…羨ましい環境でもあり、それに対応できる杉山さんをたくましく思いました。
畑仕事は想像以上に大変なこともあるそうで、葡萄の様子を丁寧に見なければならないから雨の日は特に大変でした…とプロジェクトの皆さん。様々な困難を重ね、ようやく仕上がったワインを私達はどこで買うことが出来るのでしょう? 「今はイベントでの販売、常設では新浦安駅前のマーレ内にある浦安市観光インフォメーションに置かせていただいています」。教えてくれたのは営業部部長の緑川詩乃さん。「イベントでの経験は本当に心に残るこが多く…。お話をしてお客様が購入してくださったときは、今までで一番嬉しかったかもしれません」。47本のノルマを達成できたときの達成感もすごかったね!と当時を思い出しながら話す杉山さんと緑川さん、とても楽しそうです。お勧めできるようにとワインの知識、コルクの開け方、注ぎ方まで勉強し練習を重ねているそうで、常に良いサービスを提供したいという向上心からは、プロジェクトにかける真摯な意気込みを感じました。
「今は主に3年生で組織されているプロジェクトですが、今後もずっと続くプロジェクトとしての基盤を作らなければと思っています」。そんなお話をしてくれたのが、学生代表補佐の瀬藤康裕さん。現在4年生で、3年生のときに始まったこのプロジェクトをイチから支えた立役者の一人でもあります。「地域貢献もこのプロジェクトの重要な目的の一つです。ただ作って販売するだけでなく、浦安の方々にもっと身近に和ワインを感じていただけるよう、今後はツアーやボランティアの企画も練っていきたいです」。今だけでなく、プロジェクトの今後・将来を見据えた、しっかりとしたビジョンを持っている…そんな計画を伺い、彼らは本当に学生なのか? と何度も疑ってしまうほど、本当にたのもしいです! 企画部部長の金森達也さんが続けます。「今はコアメンバーしか集まれないときもあります。でも全員が参加することに意味があるので、タイムマネージメントをしっかり行い全員参加を目指し、そして地域の方々を巻き込んだ楽しい企画を考えていきたいです!」
「ワインだけでなく、ワインをきっかけに浦安の方々とのコミュニケーションをとっていきたいと思っています。そして今後、『今年はいつ出るの?』と浦安の方々が楽しみにしていただけるようなワインとなるように、プロジェクトを広めていきたいと思います!」工藤さんのお話に、皆さん一同に「うん、うん」と頷かれていました。同じ目標に向かって学生の力で進めていること、そしてそんな学生が浦安にいること…とても誇りに思いました。学生たちの様々な想いがつまったワイン、是非味わってみてください。
※この記事は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」11・12月号に掲載されたものです。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローして最新情報を入手しよう
@urayasusumitai