浦安ってこんな街!
2.152016
【キッチン潜入レポその2】えっそんな形もあるの!?手打ちパスタは奥が深い!|La Bottega Tomo
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※閉店した店舗の情報です。
北栄のTerra cottaさんに続き、入船のLa Bottega Tomoさんにも手打ちパスタの作り方をご紹介いただきました! なんでも、こちらが手打ちパスタ7つ道具だそう…図工の時間みたい。
「僕が使っている生地はこの3種類。白いもの、黄色くて柔らかいもの、黄色くて固いものと、それぞれ小麦粉や卵の量が違います」と、シェフの伊藤さん。「今日は9種類のパスタを紹介します。それでは、どんどん作っていきますよ!」
まずこちら白い生地を、めん棒で平らに伸ばしていきます。そしてそれを切り分けて…
両手で挟んでクルン!!
「はい、これが『ストロッツァプレティ』」…!?これがパスタ!
「そうです。面白いでしょ(笑)。ストロッツァプレティは、『牧師の首を絞めろ』って意味なんですよ。こうしてねじる動きが、首を絞める動きに似ているからついた名前らしいです」…うーん、コメントに困りますね。イタリアのユーモアなんでしょうか。それにしてもなぜ牧師…。
続いて同じく切り分けた白い生地を、今度は台の上でころころと転がしていきます。
「指の腹で転がしていくんですけど、このときに表面がボコボコになるでしょう。これが『ウンブリチェッリ』というパスタです」。いんげん豆みたいにボコボコしたパスタ、このボコボコがソースにうまく絡んで、食感が良いのだそうです。
続いて、黄色くて柔らかい生地をめん棒で伸ばしていく伊藤シェフ。ギターのようにたくさん弦の張ってある器具の上に生地を置きます。
「この道具はキタッラと言います。イタリア語でギターのことです。この道具を使って作るパスタは、『キタッラ』です」。道具の名前、そのまんまなんですね!
キタッラの上からめん棒をゴロゴロと転がし、生地を下に落としていきます。等間隔のパスタを作るために作られたこの道具、色々と機会の発達した今では、日本で使っているお店はほとんどないそう。シェフが使っているキタッラも、イタリアに住んでいるお友達に頼んで送ってもらったものだそうです。
最後に黄色くて固い生地。ローラーで厚さを均一に伸ばしたものを台の上に広げ、カッターの歯を入れていきます。くるくる…と模様が出来ていく様子を見ていると、子どものころの工作を思い出します。
「この長いままだと『パッパルデッレ』。これをさらに短くしていって、真ん中をちょいとつまんであげると『ファルファッレ』です」あら可愛い!リボンのようなパスタが出来上がりました。
さらに同じ生地をもっと幅広に切り分けて、正方形の1枚を作ります。それを木の棒にくるりと巻きつけて、このぎざぎざの台の上をコロンと転がします。「これが『ガルガネッリ』といいます」
「この丸い型で抜いて、模様をつけると『コルツェッティ』。
生地を丸めて、親指でこうグリッとやると『オレッキエッテ』。余りの生地を適当な大きさに切ったものが『ストラッチ』、ボロ切れって意味なんです。色々なパスタがあるでしょう」
お店の奥には、イタリアの地図にその地方伝統のパスタが描かれた絵が。こんなに種類があるんですね…覚えられない!
これだけ色々なパスタがあって、どんなふうにソースと合わせるんですか?「ざっくり説明すると、太めのパスタにはホワイトソースやお肉など重めのソースが、細めのパスタにはオイル系の軽めのソースが合います。短いパスタは結婚式の二次会によく使いますね。ほら、長いパスタだとソースがはねちゃって、お洋服汚しちゃうことがあるので」そんなお心遣いも! 素敵ですね。
ディナーでは豊富な種類から選べる手打ちパスタですが、ランチでも食べられます! 2種類から選べるパスタの「スパゲッティ」ではない方が手打ちパスタです。今回はこちら。
『海の幸のタリアテッレ』…きしめんのような形の手打ちパスタに、トマトソースがよく絡む! パスタを食べていると、麺ばかり進んでしまって具が余る…なんてことがたまにありますが、このタリアテッレならその心配は無用。シコシコと腰の強い食感で、食べ応えも充分あります。
ランチの『パスタコース』(¥1800)では、パスタのほかに、前菜3種+サラダ、スープ、自家製パン、デザート盛り合わせとコーヒーor紅茶がつきます。寒い季節はスープが嬉しい! 個人的には、1480円のパスタランチよりもお得なのでは…?と思っちゃいます。
ディナーの注目は、2月の月・火・水曜限定の『お得なパスタセット』(¥2800)。
パスタはお店で提供しているものどれを選んでもOK!というから必見です。ついつい高いものを選びたくなってしまいますよね…。お酒もセットになっているので、晩酌セットとしても♪
ディナーで食べられるパスタの一例『いも豚のラグーソース ストロッツァプレティ』と『深谷ネギと宮城県産若鶏の内臓のタリオリーニ』。
詳しくはこちらで読めます!→【シェアでお得】パスタセットを二人でシェアしてお腹いっぱいディナーを楽しんできました。
ランチでも、ディナーでも楽しめるLa Bottega Tomoの手打ちパスタ。1種類食べるとまた別の種類を食べたくなること間違いなし!なので、ディナーで訪れる時には複数人で別々の種類を頼み、シェアするのを強くオススメします。特に月・火・水のディナーで食べられる『お得なパスタセット』は2月いっぱいまでの限定セットなので、この機会をお見逃しなく!
La Bottega Tomo …浦安市入船4-9-8 TEL:047-314-5517 木曜定休(※2016年1月より変更) 〒279-0012 千葉県浦安市入船4丁目9−8
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