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浦安ってこんな街!

浦安 まち 花暦 10 銀杏(イチョウ)~若潮通り 中央図書館 豊受神社など~

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街路樹や公園の桜は紅葉し、木枯しに舞いながら落ち葉となっています。
11月の浦安のまちでは、これから銀杏(イチョウ)の木が見ごろを迎えようとしています。
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浦安市の木が「イチョウ」ということもあるからなのか、市役所や中央図書館にもイチョウの木が植えられています。
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昭和48年の千葉国体開催を記念し、浦安市でも「市の木」が制定されることとなり、病害虫や潮風に強く町に適した5種類の樹木の中から、住民投票の結果「イチョウ」の木に決定し、昭和45年11月30日に「市の木」に制定されました。
市役所の背の高いイチョウの木は、まだまだ色づいていませんが、建設中の新市庁舎と比べても中々堂々とした佇まいです。
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イチョウは公害や潮風にも強いことから防風樹として、また黄葉の美しいこともあり、全国の多くの市町村で街路樹として利用されています。浦安でも大三角線や若潮通り、若潮通りと並行した弁天の通り、入船の通りなど、マリナイーストを除いた多くの通りに銀杏並木があります。(ちなみに新しい開発地であるマリナイーストの街路樹はトロピカルな雰囲気。浦安 まち 花暦2浦安 まち 花暦4浦安 まち 花暦7で紹介しています)
中でも若潮通りの銀杏並木は、見事!
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まだ葉が緑のイチョウの葉も混ざって緑と黄のグラデーションですが、道の両側が黄色く染まる風景は、冬を迎えるころの浦安の風物詩。

イチョウは火にも強い性質があるため、江戸時代の火除け地にも多く植えられたそうです。防火樹としても知られるイチョウですが、大きく成長したその姿から霊木となったイチョウの古木を神社や寺院などで多くみることができます。お寺に植える木だから、位の高い木として俗人の家には植えられない”忌み木”といった考え方も残っているイチョウ。

浦安の元町には、そんな霊木といえる「大銀杏」があります。女郎花、ネコジャラシのそよぐ境川沿いに、「大銀杏」を見に行くことにしました。
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猫実にある豊受神社。平日の昼下がりでしたが、何人もの参拝者に会いました。
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そして「大銀杏」。樹齢400年近くの、そのあまりの威風堂々とした樹姿に背筋がぴんと伸びました。
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「この銀杏の木は昔、境川の河口に流れてきた小さな銀杏の木を村の者が拾い上げ、豊受神社の境内に植えられたものであるという。その後、銀杏の木は順調に成長し、数百年を経た今日枝葉が繁茂し、亭々として天を圧している。この銀杏は雌樹で幹は七またに分かれ、根の周囲は7メートル、高さ15メートル、樹冠は24メートルにおよび、ところどころに乳垂状の突起があって樹令は350年を越すという。春の若葉の頃は緑満ちたり、秋には黄葉が凋落し、秋風に散る風情はまことに賞すべきものがある。けだし本市における名木である。平成2年3月 浦安市教育委員会」~説明文より~

一人の人間の生命を遥かに超えた寿命を持つ樹木が放つ圧倒的な存在感!ぐるりと木を周ったり、遠く離れたところから眺めたり…。見飽きることがありません。
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境内には見上げるほどの高さのイチョウの木もありました。空へ空へと伸びる黄金の杖のよう。
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続いて、豊受神社の隣にある、花蔵院を訪れました。浦安で一番歴史のあるお寺。
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境内のイチョウの木は、神社とはまた違った風情でした。
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さて、これから大蓮寺、稲荷神社へと向かおうと思ったところで、雨がぱらぱらと降り始めました。大蓮寺と稲荷神社のイチョウの木を愛でるのは、今週末の楽しみにすることにして、帰路。若潮通りも雨に濡れ、ひと雨ごとに冷たい雨となり、間もなく冬到来。
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浦安の銀杏(イチョウ)、ぜひともご覧ください。

浦安のイチョウについて、過去記事はコチラ↓
浦安市の木はイチョウ 豊受神社、大銀杏のギンナンを食べてみました。
浦安市の木はイチョウ どこに植えられているか知っていますか 神社、お寺、公園編
浦安市の木はイチョウ どこに植えられているか知っていますか イチョウ並木編

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