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東西線のメガソーラーについて知りたい!

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「街のどまん中にメガソーラー!」
東西線を利用していると、最近よく見かけるこのポスター。なになに、東西線の地上区間、駅の屋根で太陽光発電をしてるって…?
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メガソーラーって?

メガソーラーとは、出力が1メガワット(以下1MWと表記)以上の大規模な太陽光発電システムのこと。
使われなくなった農地、下水処理場・ごみ処理場などの公共施設や工場の屋根、変わった例では宮崎県のリニアモーターカーの実験線跡など、様々な場所にメガソーラーがあります。
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太陽光発電大手のソーラーフロンティアによると、1MWの太陽光発電システムを設置するのにはおよそ2ヘクタール(20,000㎡)の敷地が必要になるそうです。一般家庭用ですと面積24㎡程度の4kWシステムが平均とされるそうなので、メガソーラーとは普通の一戸建てで太陽光発電を行った場合のおよそ833倍の発電量、ということになります。

東西線のメガソーラーは、地上8駅の合計

東京メトロの資料によると、2012年に妙典・南行徳、2013年に西葛西・葛西・浦安・原木中山・南行徳(追加設置)、2014年に行徳、そして今年2015年に西船橋へ太陽光発電システムを設置し、東西線の地上8駅での合計最大出力が1MWを超えました。年間の発電電力量にすると約109万kWh。空調・照明・エスカレーターなど、地上8駅の設備にかかる電力の12%を太陽光発電でまかなえる計算だそうです。これは一般家庭の約322軒分の年間電気使用量に相当するとのことですが、それでも8駅の設備にかかる電力の12%…ということは8駅合計で一般家庭の約2683軒分の電力がかかっているということ!…駅ってかなり電力を消費しているんですね。

浦安駅のソーラー発電

浦安駅では「今日はどのくらい発電しているのか?」「1日のうち、発電量はどう変化しているのか?」などを示すグラフが、駅の中にあるディスプレイに表示されます。
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改札を入ってすぐ、階段の右側の壁にもありますが、じっくり見るなら待合室内のディスプレイ、もしくは中野行きホームの中野寄り・8号車付近のディスプレイがおすすめ。電車の待ち時間に、太陽光発電について・浦安駅の発電についてなどが知れて、見ているだけで良いお勉強になります。
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さて、肝心の太陽光発電パネルは… そう、屋根の上です。当然ながら、駅の中からだとどこに設置されているのかがイマイチわかりません。西船橋寄りの白い部分ではなく、中野寄りのこの暗く影になっている部分にありそうですが…
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グーグルマップで見てみると、このとおり。やはり中野寄り側にしっかり付いていました(最大出力98kW)。

〒279-0002 千葉県浦安市北栄1丁目13 浦安駅

ちなみに8駅の中で最も最大出力の大きい妙典駅(253kW)は、屋根のほぼ全部にびっしりソーラーパネルがあります。

〒272-0115 千葉県市川市富浜1丁目2 妙典駅

毎日利用する駅が太陽光発電をしているなんて、なんだかステキですよね!私たち一人ひとりにもエネルギーについて考えるきっかけを与えてくれる、そんな取り組みではないでしょうか。

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