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東西線九段下駅に設置されたホームドアを見てきました。

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気になってはいたのです。今、東西線九段下駅の中野方面、後ろ寄りのところに少しだけ、ホームドアが設置されています。東京メトロの発表によると、先月の3月6日からこちらのホームドアは設置されたようで、来年の3月ごろまで「大開口ホームドア」の実証実験が実施されるとのこと。

東京メトロ東西線では、混雑に対応するため、ドアの幅の大きなワイドドア車が導入されています。2010年から導入されたこの車両、ドアの幅は通常よりも50センチ広い1800mmだそう。私も東西線を使っていて、ワイドドア車に乗り合わせることもしばしばあります(新しい車両だからか、全体的にキレイでモニターも付いていて、ちょっと得した気分になります)。このワイドドア車両があるために、通常使われているもの(開口幅2,480mm)より大きな幅で開くホームドア(開口幅3,585mmまたは3,320mm)が必要なのです。その差約1m…!

東西線九段下駅に来てみた

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ありました、ホームドア! でもまだちょっとその場に馴染めていないような、落ち着かない雰囲気を感じます。全部で1・2号車の2両分、ドアにして8つ分のホームドアです。

普通のドアの車両が止まると、こんな感じ。
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ワイドドア車が来るとこんな感じです。改めて見るとドアの形が正方形に近いです、さすがワイドドア。
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そしてふと違和感…あれ、このドア、閉まらないの?

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と思ったら、4月23日(土)から使用が始まるそうです。それまではこのフレームが鎮座しているだけなんですね。23日以降、九段下駅を訪れるご予定がありましたら、ぜひ1・2号車付近に乗車してホームドアを体験してみてください!

それはそうと、東西線にホームドアは導入されるのか?

こんな実験をしているということは、東西線にホームドアが設置される日も近いのでは…と思ったのですが、東京メトロに問い合わせてみたところ、まだ実験段階なので今後どうなるかはお返事できないとのことでした。九段下駅に現在設置してあるホームドアも、この実験の後どうなるかまだ決まっていないそうです。あくまで「実験」、ということなのでしょう…。

電車に接触したり、ホーム下に転落したりという事故を防ぐホームドア。比較的新しい路線にはもともと導入されており、古くからある路線でも順次設置が進んでいます。(写真は東京メトロ南北線、都営大江戸線)
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個人的な意見ですが、ホームドアの設置されている駅って、駆け込み乗車がしづらそうだなと思います。私はどちらかというと走らず諦めてしまうタイプなのですが、ホームドアのある駅ではなんだか怖くて”駆け込み乗車”という選択肢すら浮かびません。挟まれる可能性のあるドアが2つに増えるわけですし、ホームドアって電車のドアよりもなんとなく痛そう…それに、挟まれたまま発車されたらと思うと(そんなことないのでしょうけど)…ああ、恐ろしい。

利用者側から見ると「止まらない・遅れない」電車が一番ですから、ホームドアの設置で「止まらない・遅れない」電車に近づくのであれば、大歓迎! まずは実験が無事に終わることを祈りたいと思います。

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