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浦安市の新庁舎建設実施設計が発表されました

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2015年6月3日に浦安市の新庁舎建設実施設計が浦安市公式サイトで発表されました。どんな庁舎が建つのか?チェックしてみたいと思います。

・新庁舎はどこに建つのか?

新庁舎は現庁舎の敷地内、現在の老人福祉センターがまず解体され、そこの跡地に建設されています。Googleマップでおおよその位置を描きましたので参考にしてみてください。

https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=z7MtASgX4KQE.kcZGkHPbUlNs

・気になる防災対策 液状化対策は静的締固め砂杭工法(SAVEコンポーザー工法)

大きな災害が起った際に活動拠点となる市役所。庁舎が大きな被害を被ってしまっては混乱が大きくなりかねませんので、万全な対策が行われると思いますが、液状化対策は静的締固め砂杭工法(SAVEコンポーザー工法)が選ばれました。

締固めによる砂杭工法は、新浦安のさまざまなマンションで採用されており、東日本大震災時もマンションの建物自体にはほとんど被害が出なかったことから、確かな工法と認められ採用されたでしょうか。

浦安市役所のサイトを検索すると、液状化の被害があった浦安市の埋め立てエリア(中町・新町地区)の中学校の校庭もSAVEコンポーザー工法で液状化対策を平成24年度に行う、という書類が出てきました。校庭や大規模な建物の敷地のような広い土地で有効な対策のようですね。

その他、72時間分の燃料を備蓄する発電機とコージェネレーション(熱電併給)による発電、防災井戸・井水浄化装置の設置など、二重でのライフラインの確保がされるようです。いざというときのために維持管理しやすい仕組みになっていることを望みます。

・新庁舎の使いやすさは?

設計コンセプトには以下の4つの項目が書かれています。

・「親しみ」「やさしさ」のある庁舎
・機能的、快適な庁舎
・永く愛され、使われる庁舎
・高品質でライフサイクルコストを意識した庁舎

現在の庁舎は入ってまず案内の方に聞かないと何がどこにあるかわかりにくかったり、行き先が第2庁舎だったりしてしまって使いにくい面があります。こういったことは恐らく解消されるであろうコンセプトです。

図面を細かく見ていくと、各階に多目的トイレやベビーシートが設置されていたり、こども課の近くにキッズスペースが用意されるなど、使う人に配慮された設備になっていることがわかります。また、10階の食堂付近には授乳室の用意もあり、子育てしているタイミングで訪れる人のための配慮も感じます。

・工事期間、完成日はいつ?

マスタースケジュールによると、新築工事は2016年5月まで、となっておりますが、浦安市新庁舎建設工事の進捗を確認できるサイトを見ると2016年3月に竣工予定、となっておりました。前倒しで進んでいるのでしょうか。ありがたいことですね。

・現在の現地の状況

写真を撮ってきました。高いクレーン車が壮観でした。

浦安市新庁舎工事現場2

 

現地には工事の進捗状況の写真も掲示してありました。

fr_4174_size1024

浦安市民の生活が便利になる新庁舎。完成が待ち遠しいですね。

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新庁舎実施設計の情報は浦安市サイトで閲覧できます。
http://www.city.urayasu.lg.jp/shisei/keikaku/chosha/1009885.html

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