浦安ってこんな街!
10.52024
【街レポ!vol 5:浦安市の○○に住みたい!】今月は…「弁天に住みたい!」
浦安市には、猫実、当代島、北栄、堀江、富士見、東野、鉄鋼通り、富岡、今川、弁天、海楽、入船、美浜、舞浜、港、高洲、日の出、明海、千鳥と19 の行政区画があります。その中の1 つの地域の中の、そのまた1 つのスポットに注目して、どんな場所なのかを調べるのがこのコーナー。
若潮通りから首都高速湾岸線まで、中央公園通りから市役所通りまでが「弁天」。第1期海面埋立事業によって埋立られ、1968年に誕生しました。かつては漁場で、漁師の間で「弁天」と呼ばれていたことから地名となったそうです(市HPより)。弁天は、4つの道路でバスが通り、市内3駅全てにアクセス可能なため交通の便も◎。首都高速湾岸線もすぐで、車を使う人も便利です。
浦安のふるさと「弁天ふれあいの森公園」
まず「弁天」と言って思い浮かぶのは「弁天ふれあいの森公園」でしょう!ウォーキングロードで汗を流し、沢山の草花に囲まれた風景は写真撮影やスケッチを楽しむのにぴったり。広々とした芝生公園は1.3万㎡もあります! この辺りは埋め立て後、下水処理場と清掃工場になっていたんです。公園プロジェクトが動き出したのは2000年。2004年には有志を中心とした「ふれあいの森公園を育む会」が結成され、市と市民の手によってついに2007年全面オープンしました。現在育む会では8つのクラブが活動中(★1)。「花いっぱいクラブ」が育てた草花が花を咲かせ、そこで育てられた苗は市内の公園にも植えらています。ビオトープにある池ではザリガニ釣りも! ちなみに、今では市内あちこちにある田んぼ・ビオトープですが、始まりは見明川小からで、一緒に作ったメンバーが、入船小の「ホタルの里」やこの公園を実現させたんですって。これからは「田んぼ」(古代米・赤米)には赤い穂が。収穫体験もでき、農地がない浦安にとって泥の感触を覚えることができる数少ない場所。本当にここは浦安?!と思うような「癒され、懐かしく、ほっとする」公園ですので行ってみてくださいね!
(★1, 9月28日29日には 「ふれあいの森公園フェスタ」を開催。「育む会」のクラブの紹介、ボランティア体験、写真・スケッチ展、ふれあいマーケット・カフェのプログラム有り!)
「浦安鑑賞魚」はかつての「秋山の金魚池」だった!
中央公園の向かいにある「浦安観賞魚」。地域では珍しい金魚・熱帯魚専門店です。こちらにお店を構えて40年超だそうですが、実はこのお店は、現在の市役所周辺から一面に広がっていた関東一の金魚の養魚場「秋山の金魚池」だったんですって!!現在の店主のお父様が、秋山さんと共同で養殖場を経営。埋立事業で周辺の都市化が進み、1983年には金魚池も埋め立てられてしまい、その時に移り住んだのがこの地。かつてはお店の隣に大きな「池」があり、金魚が泳いでいたそうですよ!
浦安市初の総合型地域スポーツクラブ「見明川スポーツクラブ」
「総合型地域スポーツクラブ」はスポーツ庁が行っている事業で、浦安市では現在6つのクラブが活動を行っています。中でも市内で初めて誕生したのが「見明川スポーツクラブ」で、スポーツでコミュニティを繋ぐ活動的な地域でもあります。近隣の方が「ユニバーサルホッケー」をやってるって聞いたことがある!と話されていたのもこの活動。年齢、性別、レベルを超えて誰でも参加できるので、親子でも参加している方も! 合気道サークルでは、父娘で組み手をされてたのが素敵でした♡ 全部で9つのサークルがあり、年会費(★2)を払えばどのサークルでも、いくつでも、また、地域外からの参加もできるんですって!(★ 2,「見明川スポーツクラブ」年会費 一般:3,000 円、中学生以下・60 歳以上:2,000 円。HP:https://mscnpo20022009.wixsite.com/website)
隠れ家的お店を見つけてみて!
住宅街の中に小さなお店をいくつか発見しました! 創業35年「焼肉レストランソウル」は隠れ家的焼肉屋さん。柔らくてジューシーな上タン塩とケジャン(ワタリガニの刺身)がウマイ!同じく老舗の「ママンドータ」は創業から変わらないクリームパンが人気。おやつに部活帰りに食べたなぁ~と懐かしむ声。近年はお洒落なお店も続々! コーヒーと手作り焼き菓子にワクワクするカフェ「BAKED&CAFE(ベイクドアンドカフェ)」、国産小麦を使ったハード系パンが美味しい「MEINA(メイナ)」、隠れ家的すぎる(笑)ゴルフショップ「LibertyGolf(リバティゴルフ)」も発見!
Instagram @ libertygolf251 にて要確認
どんな人が住んでいる?
埋立後の分譲時から住んでいる方はもちろん、最近は若い子育て世代も住み始めています。その理由の一つは土地の分筆が出来るから。実際、美浜・舞浜は分筆が出来ないため土地だけで7千万円以上ですが、弁天は若い世代でも購入できる価格の一戸建てが出てくるそう! 見明川団地も若い方が増えています。見明川団地はここ20年値下がりしていないので、とりあえず?!賃貸から移りたいという方など、住み替え予定がある方にぴったりなんです。リノベーションを楽しめますよ。「弁天」に限らず「浦安」は、コロナ禍を境にマンションより広々とした戸建に住みたいという人が増え、土地の価格も上昇! インフレにもついて行っている結果があるので、将来性もある! この機会に是非、「弁天」に訪れてみてくださいね!
※編集室が独自で取材しまとめた記事です。もし記事の内容に誤りがございましたら、お知らせいただければ幸いです。
※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2024年9-10月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。
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