浦安市には、猫実、当代島、北栄、堀江、富士見、東野、鉄鋼通り、富岡、今川、弁天、海楽、入船、美浜、舞浜、港、高洲、日の出、明海、千鳥と19 の行政区画があります。その中の1 つの地域の中の、そのまた1 つのスポットに注目して、どんな場所なのかを調べるのがこのコーナー。

今回の地域紹介は「東野」。市役所通り（通称段差道路）と国道357号の間、境川から南西側の区画が「東野」です。さくら通りから「東野」と思っている方も多いようですが、境川からが「東野」。かつて段差道路は「浜土堤」と呼ばれた旧堤防で、そこから南が埋立地です。昔は洲になっていて、ヨシやカヤの生い茂る原野であったため、「東方にある原野」から「東野」と命名。東野1丁目にお店を構える「下長海苔店」さんでは、かつてそこに生えていた「ヨシ」を編んで海苔を乾かしていたそうで、そのヨシを採る権利があった場所が今のお店の辺りだったんですって！第1期海面埋立事業で昭和43年に誕生した「東野」ですが、実は埋立事業前からその大部分は「堀江字東野」と呼ばれていたそう！（浦安市HPより）

東野には何がある？

まず「東野」と言って思い浮かぶのは、流れるプールが人気の「浦安市営東野プール」！ 今年度は7／6（土）からスタート（うらやす財団HPより）。悪天候の場合の状況など、リアルタイムで公式Ⅹから情報が発信されるので助かります。「東野児童センター」もまた人気の施設。室内砂場や工作室、図書室に遊戯室と、一日遊んでいても飽きません。浦安一大きな郵便局の「浦安郵便局」があり、境川を挟めばすぐに文化会館や市役所、健康センターもあるので、特に子育て中のママに便利な環境！「オーケー」「ヤオコー」「アクロスプラザ」「ASMACI浦安」など、買い物環境も揃っています。 「東海大学付属浦安高等学校・中等部」があるため日中は活気がある！更に、「知る人とぞ知る」というお店も発見することができました！ 今年２月にオープンした「焼菓子コノハ」さんは、可愛くて優しい手作りのお店。どれを食べても美味しいですが、特にシフォンケーキがふわっふわでおススメ！介護付有料老人ホームコンシェール舞浜・東館の1階にある「カフェ・プレジール」では、外側カリッと中モチモチの「森山ナポリ」の焼きたてピザがいただける。ちょっとビックリするほど美味しいから、一度食べてみて欲しい！テイクアウトで冷凍ピザも購入できます。

どんな人が住んでいる？

例えば浦安でマンションを探している方が、4～5千万円で築20年以内、70㎡以上で管理が良くってオートロックがあって、宅配ボックスがあって…との条件で当てはまるマンションが多いのが「東野」！ 比較的若い世代の条件に当てはまる為、子育てファミリーが多く移り住んで来ます。「駅から遠い」と言う人もいますが、逆にどの駅も使えるし、高速道路もすぐ近くなので車移動も◎。（浦安唯一のコイン式洗車場もある！）どの地域も静かで住みやすく、一度住んだら離れられない、満足しているという声を良く聞きます。以上の条件や環境の良さを知っているから、市内から移り住む方も多い地域です。

浦安に超重要な「水門」

昭和24年、キティ台風で壊滅的な被害を受けた浦安。洪水による被害を減らすため、昭和28年に浦安の東と西に観音開きの水門を作ったそうです。（「東水門が境川の河口だった」ということからも、ここから先は海だったということがわかります！）（本来は現在の位置よりも少し西側、あけぼの橋付近）昭和40年に西水門、昭和43年に東水門が再整備され、現在の形に。近年のゲリラ豪雨や台風など、地盤の低い浦安は水害が不安…。この２つの水門を開け閉めすることで、境川の水位を保ち、水害から浦安を守っているんですね！

これからの東野！

境川沿いの「境川公園」って知っていますか？そんな名前の公園あったっけ…と思いましたが、現在再整備中です！新しい「境川公園」は、「川を見ながら憩える空間」をテーマに、キッチンカーなどが入れる広いスペースやウッドデッキの整備なども行う予定だとか。工事が完了次第、随時開放されるということでとっても楽しみ！ 最後に…みなさん気になっているであろう「浦安住宅公園跡地」ですが、編集室調査で分かったことは、市ではなく個人が所有している土地ということだけでした。でも逆に、個人の所有と言う事であれば、何にでもなるということが分かります！ 今後も調査していきますので、進展お待ちください！

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※編集室が独自で取材しまとめた記事です。もし記事の内容に誤りがございましたら、お知らせいただければ幸いです。

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい！」2024年7-8月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。