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店主・お客様・お友達・ご近所さん、みんな一緒にDIY!“ともにつくる”お店づくりの現場を取材してきました♪【8/5オープン予定】

当サイト「浦安に住みたい!」でも【New Open】のお店紹介はよく読まれる人気記事ですが、新しいお店はいきなりポンと出来るわけではありません。オープンの数か月前から工事が入り、キッチンや壁などの造作から仕上げの塗装、冷蔵庫・冷凍庫・ショーケースから椅子・テーブルなど家具の搬入、お店のロゴに看板、メニューの作成、使うカトラリーからディスプレイまで…全ての準備が整ってようやくお客様をお迎えすることができるのです。今回、そのお店作りの途中である「塗装作業」と「家具のリメイク」を取材させていただきました!

店主もお客様もご近所さんも! みんなで塗装、“ともにつくる”


現場は行徳駅から歩いてすぐ。時々雨が降っては止んでいた6月22日、この夏オープン予定のこちらの店舗は、何やら老若男女たくさんの人でにぎわっていました。店内にはいろんな色のペンキやオイルが置いてあって、塗装作業の真っ最中! 工事現場らしいにおいがします。

「今日は『ともに塗装』の日なんです。参加しているのは友人や、前のお店からのお客様、このご近所の方もいらっしゃいますね」と、共同オーナーの一人・西岡さん。西岡さんは3年前まで行徳で『アジアン食堂&雑貨屋もののわ』を営んでおり、その後はお店を持たずにイベント・出張料理人・ケータリングなどで活動をされていました。浦安にもたびたび登場していたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか? このたび、妙典で『47cafe』を営んでいた吉田さんとタッグを組んで、共同オーナーとしてこの場所に『行徳デリキッチン』というお店をオープンさせることになったのだそう。

左が西岡さん、右が吉田さん。作業中のところありがとうございます!

普通なら職人さんに任せるはずの塗装の工程。今日集まっているのは、刷毛を持つのも初めてという素人さんばかりなのだそうで…「塗装はこどもから大人まで誰でも参加しやすい工程なんです。職人さんでないと出来ない難しいところは残して、やれるところを皆さんでやってもらっています」と、内装の設計・施工を担当している『つみき設計施工社』スタッフの金井さん。

設計だけでなくご自身で手を動かすことも大好きだそうで、集まった皆さんに塗装のやり方を教えたり、ご自身でタイル貼りもされていました。最近では壁を立てる(!)こともできるようになったのだとか!


つみき設計施工社』は市川市で店舗・住まいのリノベーションを手掛ける施工会社。“ともにつくる”を企業理念とし、参加型のリノベーションで現場を作りあげていく会社です。行徳デリキッチンの現場では、3日間にわたり合計約50名の方が参加し、塗装・タイル貼り・家具のリメイク作業を行います。

汗と笑いと差し入れと。にぎやかに作業は進みます

天井は色付きのオイルで塗装。味わい深いですね…!
 
「もとは31年営業していたお店なので、その歴史を活かしたいなと思って設計しました。使う色数は少なめで懐かしさを残して、『魔女の宅急便』に出てくるパン屋さんのようなイメージです」と金井さん。

カウンターの上部はツルツルなので、一度やすりで削ってから下地を塗り、その上からペンキを塗っていきます。ただ塗るだけでも必要な工程がたくさんあるんですね…まるで化粧のようだ。
 
「楽しいですよ~!」と参加者さん。「いつも『もののわ』さんで美味しいごはんを食べさせてもらっているので、今日は張り切って参加しました。ちょっとわからないときにはマイティーチャー(金井さん)に聞けば安心です!」。

「雨が降っちゃって、なかなか大変です」。この日は雨が降ったり止んだりと生憎の天気で、外の塗装は空とにらめっこ。

外装のイメージは『パリにあるレバノン料理屋』…これから上部に貼るモロッコタイルでエスニックな香りを醸し出しつつ、パリのお店のような落ち着きを出すため、スモーキーな色味のグリーンを使っているそうです。

私も少し塗装をやらせていただきました! ペンキはけっこう固めで、広範囲を塗るときはこちらのコロコロを使い、溝を塗るときには刷毛を使います。
 
なんだか必要以上にベタベタ塗ってしまった気もしますが、手についた汚れも、なんだか勲章のように感じるから不思議。これからここの壁を見るたびに「ココ私が塗ったんだ!」と誇らしく言うのだろうな…。

こちらは家具のリメイク。
 
「油や汚れが染みついてしまっているので、汚れをやすりで削り落としてから、ニスを塗って仕上げます」と、47cafeの吉田さん。「大変を通り越して、無になってきました」と参加者さん。根気のいる作業です…。

見てください、このビフォーアフター! 左がそのままのもの、中央がやすりがけ後、右がニスを塗ったもの。新品のように光り輝いていますよね…! 

こちらは7/2の椅子の座面張替えのワークショップ。
 
座面カバーを剥し、新しいカバーを付けます。
 
全部で18脚ある椅子、この日で15脚が完成したそうです!


6/29のワークショップで椅子磨きに参加したお子さんが、こっそりと“自分のマーク”を残していたりして! オープン後に自分の椅子を探しに来て、大喜びするんだろうなぁ。

休憩時には西岡さんお手製のカレー、吉田さんお手製のパン、差し入れのサクランボなどがふるまわれ、疲れを癒してくれます。
   
知らない人同士でも自然と会話が弾むのは、一つの目標に向かって“ともにつくる”仲間だからこそ。

地域に見守られながら、新しいお店が出来上がる


「だいぶ出来てきたね!」「すごくキレイになったね。いい感じ!」。作業をしていると、道行く人たちから声がかかります。「明らかに大工さんじゃない人たちがこうしてたくさん作業をしていると、皆さん何だろう?って気になるみたいで、よく聞かれますよ。気が付いたら新しいお店が出来ていた…というよりも、近所の方にお店が出来る過程をこうして見てもらえて、気にしてもらえるというのはいいなと思います」と西岡さん。ここに何が出来るんだろう? いつ出来るんだろう?というワクワクを地域で共有できるのは、参加型リノベーションだからこそ。


ここは、もとは31年間営業していた『リトルバンコク』というお店でした。31年もの長い間愛されてきたお店が閉店する…その時地域が受けた衝撃は、想像に難くありません。時代の移り変わりとともに、街も新陳代謝を迫られます。ずっと続けてほしいと思っていたお店が、後継者不足や建物の取り壊しなどやむを得ない事情でなくなってしまうことも多々あります。だからこそ、お店が変わっていく過程を地域へオープンに見せていくこと、地域の人々の手が入り、見守られながら新しいお店が出来ていくというのは、とてもいいなぁと思いました。


6/22のワークショップに参加された皆様。取材のご協力、ありがとうございました!

行徳デリキッチン』は、8/5オープン予定。『もののわ』が発酵×アジアン料理を8/4から毎週日曜日に提供し、『47cafe』が月~金でテイクアウトのぱんやカステラなどおやつを販売(イートインは9月から毎週土曜の予定)、そして二つのお店が共同でつくるお弁当の販売を月~金で行うそうです。このお弁当は、原木中山~浦安まで配達をしてくださるとのこと! お店がオープンしたら、私もお弁当を頼んでみたいと思います♪


行徳デリキッチン…※2019年8月5日オープン予定! 市川市行徳駅前1-6-14  Instagram
もののわ…ホームページInstagram
47cafe…Instagram
つみき設計施工社…http://tsumiki.main.jp/

 

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