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浦安ってこんな街!

「屋形船とディズニーが好き!」中国出身・孫さんは、頼れる不動産屋さん!【globalうらやす】

言葉もまだろくに通じない外国で家を探す…自分に不利な契約にならないか? そもそも私で借りられる? 部屋の使い方、電気の付け方、お湯の出し方は? …想像するだけで不安が次から次へと出てきて、心細くなってしまいます。もちろん、海外から日本にやってくる方も同じような不安を抱えているに違いありません。でも大丈夫! ここ浦安には、そんな外国の方の強い味方である不動産屋さんがいます。今回の【globalうらやす】は、浦安駅前にある不動産屋・明和地所に勤める、中国・ハルビン出身の孫金さんです。

孫さんは現在30歳。昔から日本の漫画や歌が好きで、日本語がしゃべれたらカッコイイな~と思っていたそうです。中国で日本語の勉強をしていましたが、20歳のときに「もっと話せるようになりたい!」と来日しました。

――来日して、最初はどうでしたか?
「日本に来てすぐは、板橋区にある親戚の家に住まわせてもらいました。近くに『国書日本語学校』という、参考書なんかも出している会社の系列の日本語学校があってそこに通っていたんですけど、住宅街でも道に自動販売機がたくさんあるのに驚きました! 中国では大都市にこそありますが、住宅街にはこんなに自動販売機はありません。建物の中にあっても、こうして道路にたくさん置いてあるというのは、あんまり見たことがありませんでした」
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――困ったことはありましたか?
「住んだのが東京だったせいか、電車が複雑で困りましたね。逆方面に乗っちゃって目的地に全然着かなくて、アレ?おかしいぞって気づく、なんてことは何度もありました。当時は日本語も下手だったので人に聞くのも難しくて…でも日本には親切な人が多くて、助かりました」
――今は日本語とってもお上手ですよね! 下手なところが想像できないです。
「ありがとうございます。実は日本語1級という資格を持っているんです。合格したときは嬉しかったなぁ。日本語学校に通っている間って、もちろん授業では日本語を話しますけど、友達はみんな留学生なので、あんまり日常的に日本語を話さないんですよ。日本語学校を卒業した後、浦安の明海大学に入学したのですが、大学の友達とはタメ語で話すでしょう。そこそこ敬語が使えるようになったのは、社会人になってからですね」 

明海大学浦安キャンパス
――大学では何を学んでいたんですか?
「日本は地震が多い国。でも、建物がほとんど倒れないのはなんでだろう?…と疑問があったんです。それで建築や不動産のことを学びたいと思って、明海大学の不動産学部に入りました。僕の出身地のハルビンは地震が少ない地域で、みんな地震というものを全然知らないんです」
――5年前に起きた東日本大震災…
「5年前は学生だったんですが、ちょうどその時、インターンで会社に来ていたんです。地面が揺れて、道が割れて泥が噴き出して、周りの社員さんは机にもぐったり怖がったりしているのに、僕はイマイチ何が起きているのかわからなくて…最初は『怖い』という感情もあまりありませんでした。でもだんだん状況が呑み込めてきて、余震はとても怖かった」
――あの時は、浦安に来ていた外国人はほとんど母国に帰ってしまいましたよね。
「そうですね。明海大学の3月の説明会、いつもなら留学生が100人くらいいるのに、地震の後は2,3人しかいなくて驚きました。僕は…帰ろうとは思わなかったです。インターン中だったし、もっと色々勉強できるせっかくの機会を無駄にしたくない、諦めたくないという想いが強かった。結果的に、地震をきっかけにたくさんの社員さんと話すことができましたし、その時インターンでお世話になった会社に就職して今も勤めているので、良かったです」

――浦安の好きなところはどこですか?
「ディズニーランド! 学生のころはみんなで年パス買って、授業終わった後よく遊びに行きました。行きなれてくると、乗り物には乗らないでその場の雰囲気を楽しみに、おしゃべりしに行く感じでした。今はあんまり行かなくなりましたね。結婚して、家族が増えたので行徳に引っ越したんですが、よく大江戸温泉に行きます。あと、屋形船も好きです! 会社の飲み会で一度だけ乗ったことがあって。クルーズみたいに仰々しくなく小ぢんまりとしていて、料理は美味しいし、船に乗って夜景を見ながらお酒を飲んで、とても楽しかった。古くからの伝統なんだなと感じました」

――お仕事は順調ですか。
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「明和地所に勤めて4年、2年目に宅地建物取引士の資格を取ることができました。日本人の3倍以上勉強しないと受からない!と思って必死で勉強したので、受かって本当に嬉しかったです。そしてこの4年で、お部屋を借りる方・貸す方・買う方・入居している方…たくさんのお客様との出会いがありました。今では日本のお客様のお部屋探しも任せていただけることが増え、やりがいを感じています」
――今、目標にしていることはありますか?
「1棟の賃貸マンションが欲しいです。そして、そのお部屋を留学生たちに貸してあげたい。まだまだ外国籍の入居はハードルが高くて、お金はあっても日本人の保証人が立てられなくてお部屋を探せない子も多いんです。どうしようもなくて、泣いちゃう女の子もいたりして…助けてあげたいです」

――最後に、浦安に住んでいる方に一言!
「浦安はもともと外国の方が多く住み、訪れる場所ですが、4年後にはオリンピックがあって、きっと浦安にも今まで以上に外国の方が来ると思います。手伝ったり話しかけたりするのは大変かもしれませんが、街で外国の方を見かけたら、温かく迎えていただけたら嬉しいです!」

ありがとうございました! 取材中にドアをさっと開けるなどのさりげない気遣いや、質問の一つ一つに真摯に向き合い、丁寧に答えてくださる姿勢から、孫さんが中国の方だけでなく日本の方にも頼られ、愛されているのだろうなと感じました。そして言葉の端々から、孫さんの日本の人々や浦安の街に対する愛情が伝わってきました。外国の方も日本の方も、お部屋探しの際には孫さんに相談してみてはいかがでしょうか。

株式会社明和地所 孫金

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