浦安ってこんな街!
2.222016
[お子さんの野菜嫌いにお困りの方へ!] バルコニー菜園のススメ
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まだまだ寒い日が続きますが、徐々に長く、そして強くなる日差しに春の訪れを感じます。今回は少し気が早いのですが、春を先取りしたバルコニー菜園のお勧めです。
浦安は都心に近い上、3/4が埋め立てによって出来上がったため、今や農地がゼロの珍しい市です。お隣の江戸川区葛西は、かつて江戸の野菜を一手に担っただけあり、小松菜(江戸時代の葛西菜の一ブランド)畑が未だに点在していますし、市川も梨園をはじめ農業が健在です。一方の浦安は、元町にあった農地も今はなく、かつ埋め立て地は海底から吸い上げた砂が中心となっているため、耕作土には適していません。
さて、本題です。我が家の長女が小学生だった頃です。この子、野菜が全くダメでした。カレーに入れてもダメ、ハンバーグに入れてもダメ。困り果てたときに思いついたのが、自分が子供の頃にみた美しい「人参畑」でした。
「そうだ、野菜を作ろう!自分で育て、収穫すれば食べるかも!」そう思ったのです。ただ、うちはマンションです。そこから我が家のバルコニー菜園がはじまりました。
育ててみてわかることですが、浦安の日差しは野菜の生育にはとてもプラスです。ただ、やはりマンションですとプランターでの菜園となりますので制約が多いのは事実です。それでも、品種を選ぶことで様々な野菜を育てることができます。
我が家では、子供が小学校の授業で栽培していたピーマンを筆頭に、サッシでゴーヤ、プランターで三寸人参(通常の人参は土に深さが必要なため)、オクラ、ブロッコリー、キュウリ、鉢でミニトマト、ナス、トウガラシ…などなど、実に様々な野菜を育て収穫しました。
この他にも、麻袋を利用したジャガイモなどのイモ類は、場所は取りますが簡単に始められますし、枝豆を栽培してビールのつまみになるのを楽しみにする、なんて楽しみ方もあります。我が家は子供が野菜にトライするきっかけを得ましたが、その美しさと美味しさからトウガラシにはまり、毎年栽培しては乾して一味にするなどしています。
ただし、いくつかの注意もあります。まずは葉物ですが、やはりアブラムシなどの虫を呼びやすい難点があります。またゴーヤなど受粉が必要なものは、人の手でハチたちの代役を務めなければなりませんし、枯れ葉が少し厄介で家族には不評でした。また春から秋の間は水やりや栄養(プランターの限られた土で作るため)を与えることが必要です。夏休みに長期の旅行を予定している場合は時期や品種を考えた方が良いと思います。
とはいえ、子供は大喜びで毎日の野菜の成長を楽しみにし、収穫し食べることにもトライしてくれました。
間もなく春です。一度トライしてみてはいかがですか?
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