浦安ってこんな街!
9.282015
浦安 まち 花暦 9 古代米~弁天ふれあいの森公園 明海の丘公園~
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「瑞穂の国」
みずみずしい稲穂が実る国という意味で、日本の美称としてよく使われる言葉です。そしてそれは日本の原風景ともいえます。四季折々に花あふれるまち、浦安ですが、稲穂がこうべを垂れ、黄金色に輝く秋の田んぼを見ることは出来ません。
全国の市町村で唯一、生産農地のないまちだからです。
でも!弁天ふれあいの森公園と明海の丘公園のビオトープで、ささやかながらも古代米(赤米)の栽培が行われいるのをご存知ですか?弁天ふれあいの森公園の、あっあそこ!睡蓮の池の向こうにおしゃれした案山子が立っています!
今年の5月に代かき、6月に田植えをして、10月の稲刈りを待っている古代米の田んぼです。
細くて長い稲の草丈と濃い紫色の稲穂。まるで赤とんぼが稲穂で休んでいるようです。
古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米(稲)のことで、赤米、紫黒米、黒米などがあります。強い生命力を持ち、荒れ地で無肥料・無農薬でも丈夫に育ち、干ばつ・冷害などにも強いという特徴があります。
また白米に比べ、たんぱく質・ビタミンB1・B2・ナイアシン・鉄・カルシウム・マグネシウムなどを豊富に含み、色素のアントシアニンには血管保護、動脈硬化を予防する働きや、老化防止・発ガン抑制にも効果があるといわれ、最近の健康ブームからか、人気の穀物です。
「あっこんにちわ」と思わず挨拶をしてしまいそうですね。
農作業をしているおしゃれなカップル?そんな風に見える微笑ましい案山子たち。
田んぼの後ろには彼岸花も植えられていて、懐かしい里山の風景を思い出させてくれます。
弁天ふれあいの森公園は、いつ訪れても四季折々の花が見事な景観を作りだしています。
景観は、それを計画して造り、育み維持する住民の方々と市の行政の協働活動があって、初めて目にすることができるのだと思います。
こうやって実った古代米を見られるのも「ふれあいの森公園を育む会」のみなさんの尽力あればこそ。
さて、古代米の稲刈りが、以下の予定で行われます。
ふれあいの森公園フェスタ 2015
日時:平成27年10月3日(土曜日) 10月4日(日曜日)
開催時間 :午前10時00分 から 午後5時00分 まで
場所:弁天ふれあいの森公園
内容・プログラム
午前10時:青空写真・スケッチ展、古代米の稲刈り、太極拳(3日のみ)
午前10時30分:芝刈り体験、グランドゴルフ体験
午前11時から午後3時:ふれあいハーブティーカフェ(100円)
午後1時:花の種まき体験、実・ドングリからの森づくり体験、芝桜の植え方・育て方教室(参加費300円、先着30人)
午後3時:寄せ植えを楽しもう(参加費800円、先着10人)
午後3時30分:ハワイアンコンサート(3日のみ)
詳細は以下のHPで確認してください。
http://www.city.urayasu.lg.jp/events/toshi/midori/1011272.html
マンション群に囲まれた明海の丘公園のビオトープでも、古代米が実り、稲刈りを待っていました。
マンションに囲まれた公園のビオトープに実る古代米。これも浦安らしい景色です。
秋晴れの空、うろこ雲、夕空。
浦安には里山はないけれど、心に染み入る風景、まだまだたくさん見つけたいですよね。
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