浦安ってこんな街!
7.42025
【New Open】“またいらっしゃい”町のまんなか、心のよりどころ ―「ごはん時々酒 まごえむ」|ごはん時々酒 まごえむ


昼どきの「まごえむ」には、町の日常が集まる。お座敷では赤ちゃんを寝かせたママたちが和やかに語らい、カウンターには一仕事終えた職人さんが一服。ランチはいつもここでと言う近所のおじいちゃんに、お姉さまグループの笑い声。年齢も暮らし方もさまざまだけれど、みんなそれぞれ「いつも通り」に集まる場所が「まごえむ」です。



「まごえむ」――、ちょっと不思議な名前だと思いませんか? 「祖母が勝浦で営んでいた民宿の屋号を受け継いだんです」そうお話してくれたのは店主の山田有里さんとご主人の晴久さん。さらに遡れば、有里さんのご先祖に「孫右衛門さん」という方がいて、そこから代々引き継がれてきたものなのだとか。「『まごえむ』ってなんだか温かい響き。私たちらしいなと思って。人が集まって、にぎやかで、ぬくもりのある空間を大切にしていた祖母。その想いを、今度は自分たちがこの町で引き継いでいければ――」そんな想いが、込められています。
ランチには、ハッシュドビーフやハンバーグ定食、ミートソースやアラビアータなど、毎日食べても飽きない「おふくろの味」がベース。子ども用のプレートやスイーツも充実し、赤ちゃん連れも大歓迎です!





「赤ちゃん連れのママたちも気軽に入れるお店にしたかった」という有里さんもまた3人のお子さんを育てるママ。自身の経験から、子連れでも気軽に立ち寄れるお食事屋さんとして、「お座敷」も造りました。



夜は、小鉢や一品料理とともに、ビールや日本酒を片手にゆっくりと過ごす常連さんの姿も。魚屋の経験を持つご主人が、豊洲から仕入れる魚は新鮮で、捌きたての「旬」がいただけるのも魅力です。
「『また来ちゃいました』って言っていただけることが、本当に嬉しいんです」そう笑顔で話す有里さん。「まごえむ」が目指すのは、ただごはんを食べるだけではなく、いつでもどんな時でも、灯りがあって、人がいて、やさしい味があること。おばあちゃんの民宿で感じたにぎやかさとぬくもりのように、この町のごはん屋さんとして、今日も変わらぬ日常を支えています。
●ごはん時々酒 まごえむ
☎090-2490-6696
浦安市富士見2-18-1
昼11:00〜14:00 (L.O.13:40)
夜17:00〜21:30 (L.O.20:50)
月曜定休
Instagram@magoemu
※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2025年7-8月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。
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