2024年には8年ぶりに浦安例大祭が開催された年になりました。浦安三神社では年越しの初詣が行われます。一年の感謝を捧げ、そして新年の祈願をしに、日ごろからその地域を見守ってくださっている氏神様を祀っている寺社に参りませんか？

浦安三社

清瀧神社

堀江にある清瀧神社の創建は1196年の鎌倉時代。宝城院（清瀧神社隣のお寺）の本尊を守る神様として創建されたのがきっかけだそうです。大綿積神（おおわたづみのみこと）・海上安全・子孫繁栄・安産祈願の神様が祀られています。御本殿は昭和57年に市指定の有形文化財に指定、建築様式は、本造三間社流造り、ぜひとも横からもじっくりご覧になってみてください！

◆正月三賀日授与所開設時間◆
1月1日（～18:30頃まで）／2日（9:00～18:00頃）／3日（9:00～18:00頃）／4日以降は通常通り（9:00～16:30頃）
場所：清瀧神社境内（浦安市堀江4-1-5）
お問い合わせ：047-351-5417

豊受神社

猫実にある豊受神社は1157年、浦安市最古の神社と言われ、こちらも隣にある花蔵院がきっかけで創建されたと言われています。衣食住の守護神である豊受姫大神（とようけひめのおおかみ）は、無病息災、延命長寿、衣食住の守護神が祀られています。また樹齢400年近くという御神木である大銀杏（浦安市指定天然記念物）のぜひともご覧になってみてください！

◆正月三賀日授与所開設時間◆
1月1日（0:00～18:30頃まで）／2日（9:00～18:00頃）／3日（9:00～18:00頃）／4日以降は通常通り（9:00～16:30頃）
場所：豊受神社境内（浦安市猫実3‐13‐1）
お問い合わせ：047-381-1011

稲荷神社

当代島にある稲荷神社は1689年に創建、2019年には社務所と神輿庫が併設されました。御祭神は「豊受大神（とようけのおおかみ）」が祀られています。旧江戸川の河川敷近く、当代島地域に鎮座し、お隣の江戸川区小岩の善養寺から移し祀ったものといわれ、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、産業繁栄、心願成就などの御利益があるとされています。

◆正月三賀日授与所開設時間◆
1月1日（～18:30頃まで＊境内の状況により深夜時間帯は閉鎖していることがあります）／2日（9:00～18:00頃）／3日（9:00～18:00頃）／4日以降は通常通り（9:00～16:30頃）
場所：稲荷神社境内（浦安市当代島3-11-1）
お問い合わせ：047-352-2883

授与品

正月三賀日授与では御札、御守、絵馬・御朱印、縁起物などが各神社にてご用意されています。中でも縁起物には可愛らしい干支の置物や、熊手のご用意も今年から始まるのだそう。参拝が済んだらぜひとも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

授与品として配られる伊勢神宮のお神札（御札）は「神宮大麻」と呼ばれ、日本全国の神社を通じてお正月前にお配りされています。古くから私たちの家庭では、神棚に神宮大麻と氏神様のお神札をお祀りし、神様に日々の感謝を捧げ、家族の幸せを祈ってきたのだそう。神様を敬い、感謝を捧げることは親から子へ、子から孫へと受け継がれる「日本人の美しい心」ですね。

今年から熊手の授与もあるそうで、卓上で飾られる小さな熊手、大きさは大・中・小をご用意されています。熊手は幸運や金運を「かき集める」、鷲が獲物をしっかりと捕らえることになぞらえて、運を鷲づかみするという意味が込められているとか。商売繁盛の縁起物として酉の市が有名ですが、ご自宅で飾る熊手は家内安全、商売繁盛と、福を呼びそうなおかめさんが飾られています。熊手は三神社ともご用意があるそうですが、サイズによってはない場合もあるそうです。

さらに清瀧神社では、浦安市出身でもある、花咲く書道協会 永田 紗戀先生が書き下ろした御朱印が2種類、数量限定で用意をしているとか！ こちらは清瀧神社のみのご用意です。授与品は各神社で異なります。

「いまだ戦争が続く地域がある中、浦安でこうして盛大にお正月を迎えられるのは神様のおかげです。来年も幸せに過ごせるよう、また地域の方々が神社を訪れるきっかけになればと、今年は華やかな縁起物を用意しました」と話してくれたのが宮司の黒川さんです。今年は七五三の絵馬にも「戦争が終わるように…」「平和でありますように…」といった願いが多く書かれており、「子どもたちが不安定な世界だと感じている今、大丈夫だよ！と言ってあげられるような世界にしていきたいですよね」と話してくれました。

浦安三神社は、歴史を守りながら地域に根付く神社です。新年は澄んだ空気の中、清々しい気持ちで一年の無事と幸せを祈りに訪れてみませんか？ ご家族やお友達と初詣に出かけ、素敵な一年のスタートを迎えましょう！