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浦安ってこんな街!

写真からよみがえる|移りゆく浦安の風景を描く「かつてのフラワー通り」絵:後藤 正生

 かつてフラワー通りは「浦安銀座」と呼ばれ、浦安で最も賑わう通りでした。わずか400m ほどの道の両側には100 軒以上の商店が軒を連ね、呉服店や洋品店、飲食店などが立ち並び、日常生活に必要なものはすべて揃ったといいます。通りを一往復すれば夕飯の支度も整うほど、物資が豊富だったそうです。正福寺の境内では「三八(さんぱち)市」が開かれ、寄席や映画館もあり、行徳や葛西からも人が訪れるほどの大賑わい。また、フラワー通りには銭湯が3 軒あり、漁師たちは海から上がるとまず汗を流しに立ち寄り、仲間と漁の話や世間話に花を咲かせていたといいます。さらに、映画「寅さん」やテレビ番組「たけしの元気が出るテレビ」に登場したことで全国的にも名前が知られるようになりました。隣接する境川沿いには魚貝類の荷上場もあり、今で言う“コンパクトシティ”の原型がそこにはありました。

絵画を担当してくださったのは…「日の出水彩クラブ」のみなさん

2021 年、日の出公民館主催事業「初めての人の水彩教室」としてスタート。2018 年より現講師の山﨑勝哉さんを迎え、現在会員11 名で活動中。平均年齢75 歳、初心者からの入会が多く、男女ともに和気あいあいと自由な画風で創作。
■会員作品出展例…市美術館/アイラブ浦安展/日の出公民館文化祭/オリエンタルホテルギャラリー
活動場所:日の出公民館(浦安市日の出4-1-1) 

※この内容は、フリーペーパー「ゆうゆう手帖」Vol.53号に掲載された内容です。

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