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写真からよみがえる|移りゆく浦安の風景を描く『善福寺 盆踊り』絵:岡田 安弘さん

今も昔も賑やかな盆踊り、昔は堀江は正福寺、猫実は花蔵院、当代島は善福寺、で行われていた

かつて浦安では、各エリアのお寺で盆踊りが開かれ、若い衆や新造娘たちにとって一年で最も楽しみな行事でした。今よりも信仰的な意味合いが強かったと考えられますが、古い書物をたどると、当時も今も変わらず、盆踊りは若者たちの心を躍らせるものであったことがわかります。

今回描いたのは、当代島 善福寺で行われていた盆踊りの情景。『おんなたちのちょっと昔―漁師町浦安の民俗誌』(長野ふさ子著)に記された記録をもとに、浴衣や下駄もきっとカラフルだったのでは…と想像しながら描きました。

かつて風紀の乱れで一時中止となった盆踊りを、お坊さんが「盆は嬉しや分かれた人も晴れてこの世に会いに来る…」と、子どもたちに教えていたそう。「みんなでお寺に習いに行くべや」と、習いに行っていたのは、大正生まれの方が12、13歳の頃だったとか――。

絵画を担当してくださったのは…「日の出水彩クラブ」のみなさん

2021 年、日の出公民館主催事業「初めての人の水彩教室」としてスタート。2018 年より現講師の山﨑勝哉さんを迎え、現在会員11 名で活動中。平均年齢75 歳、初心者からの入会が多く、男女ともに和気あいあいと自由な画風で創作。
■会員作品出展例…市美術館/アイラブ浦安展/日の出公民館文化祭/オリエンタルホテルギャラリー(8月1日~30日まで「日の出水彩クラブの展示会」開催しています)
活動場所:日の出公民館(浦安市日の出4-1-1) 

※この内容は、フリーペーパー「ゆうゆう手帖」Vol.52号に掲載された内容です。

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