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【夜営業のお店は今】メトロセンター40年来のお店『つり舟』が、この4月にリニューアルOPEN! フリースタイルが心地よい、女性一人で訪れる常連さんも多いお店です♪

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緊急事態宣言が解除され、徐々に街が通常モードへ移行しつつあります。この自粛期間、ふだん夜しか営業していないお店がお弁当を販売していたり、お昼の営業を始めていたり…行きたくてもなかなか行けなかったお店・知らなかったお店との出会いがたくさんありました!

メトロセンター内にお店を構える『つり舟』さんとの出会いも、お昼のお弁当販売でした。子どもが生まれてからというもの、なかなか夜の浦安に繰り出せずにいた私ですが、『つり舟』さんが販売されていたお弁当のうな重をいただいて、胃袋わしづかみにされてしまいました! この4月にリニューアルされたばかりの『つり舟』店主の市橋さんに、お店やお料理のことなど、たくさんお伺いしてきましたよ♪

先代当時の内装を一新。新たなスタートを切るはずが… 

もともとメトロセンターで長きにわたり営業されていた『つり舟』さん。先代の跡を継ぎ、市橋さんが店主となったのが6年前のことでした。「先代のときのままの内装で営業してきたんですが、さすがにいろんなところにガタが来てしまって…。思い切って客席や入口をはじめ、キッチンやトイレまで丸ごと改装することにしたんです」。

着工は2月下旬。日本では感染拡大はまだそれほどではなかったものの、中国では工場が止まるなど部品供給に支障を来たしていた時期でした。「コロナの影響で部材が手に入らず、工事がなかなか進まなくて…。本当は3月にはオープンしているはずが、完成が4月にずれ込んでしまった。世の中は緊急事態宣言が出たばかりで自粛ムードだし、かなり迷ったのですが、状況が落ち着くのを待っていたらいつまで経っても店を開けられないかもしれない。苦渋の決断ではありましたが、4月中旬に『もうやるしかない!』とオープンしました」。

自粛ムードの中、手探りでお弁当販売を開始

それでもやはり世の中の流れは“自粛”。夜の営業だけでは難しかったと言います。「それで、ゴールデンウィークからお昼にお弁当販売を始めたんです。いろいろ試行錯誤しながら、手を変え品を変え、ラインナップもどんどん変えていきました。『夜は来れないけどお弁当なら』と何度も買いに来てくださる常連さんや、初めての方もたくさん来てくださいましたね」。

「数あるラインナップのなかでも、『うな重』はインパクトが強かったみたいです」と市橋さん。そう、ジューシーなのにさっぱり、ボリュームあるのにもたれない! まさに“虜になる”という表現がぴったりのうな重でした。

いろんなおかずがドドンと乗った『のり弁』や、ごはん別売りのお弁当(というかお惣菜?)も人気が高かったのだそう!

緊急事態宣言が解除され、平日のお弁当販売は現在休止中。ですが、土日祝日は電話予約でお昼のお弁当を購入できます! 今回買い逃してしまった方、あの味をもう一度お家で…!という方は、ぜひお弁当のご予約をしてみてください♪ ラインナップは予約時に電話で聞いてみて。店主のアイディアのつまったお弁当がいただけます!

紫をテーマに一新した内装。女性一人の常連さんも多いお店です

店内は4月にリニューアルしたばかり。ですが、内装全体が昔からここにあるかのように、場所にしっくりと馴染んでいるから不思議です。


掘りごたつがあった店内は、段差が高くてお年寄りが大変なのでテーブル席へ変更。壁のデザインは、お客様のつながりで書道家さんと霧絵師さんのコラボが実現したのだそう! この模様はプリントではなく本物の着物の帯を使用していたり、間近で見ても楽しめる内装になっています。

カウンターもあるので、お一人様のお客様も気軽に入れます。「お一人でいらして、同じく一人で来ていた近くの方としゃべって、仲良くなるお客様もいらっしゃいますね。常連さんの半分以上はお一人の方じゃないかなぁ。うちは比較的薄味だからか、女性のお客様も多いんですよ」。

お仕事帰りにちょっと寄って、美味しい肴とお酒を楽しむお一人様の女性も多いのだそう。

オススメはその日の鮮魚を使った刺盛

写真は一人前(こちらは1,300円)。口の中でとろけるトロ、歯ごたえと旨味を楽しむマダイ、この季節に食べたい貝類など、いろんな種類をいただけるのでお酒も進んじゃいますね♪ 「良いものをリーズナブルに味わっていただける、自慢の刺盛です」と市橋さん。日本酒に合わせてしっとり呑みたいときにもオススメです。刺盛の種類はその日の仕入れによって変わるので、ぜひ旬を楽しんで!

メニューはほとんど日替わり。フリースタイルに楽しめるお店です!

つり舟さんでは、いわゆる『グランドメニュー』といった定番メニューはないのだそう。「あんまり同じメニューというのは作らないんですよ。同じことしてると飽きちゃう(笑)。自由にいろいろ出していきたいので、メニューもころころ変わりますし、だからいつも手書きなんです」。

定番がないのにこのメニューの数! お刺身に酢の物、揚げ物、煮物、ご飯もの…おつまみからお食事まで、今食べたいものが絶対見つかっちゃいますね。“今日の180円”なんて超お得メニューも! ああ、ますますゆっくり呑みに来たくなってしまいました…。もちろん夜のメニューもテイクアウト可能。「おつまみセットやお食事メニューなど、ご予算や量にあわせてお作りしますので、お電話でご相談ください!」と市橋さん。

コロナ対策として、従業員のマスク着用・各席にアルコールの設置・換気の徹底、お客様同士のスペースの確保を可能な限り行なっているとのこと。営業時間は16時半~22時(火曜定休)なので、ちょっと早めに呑みに来るのも◎! 

もともと浦安で呑むのが好きで、いろんなお店で呑み歩いていたという市橋さんご夫妻。「お互いフリーランスな酔っ払いだったよね(笑)」なんて話も飛び出して、とっても楽しい取材の時間を過ごさせていただきました。お忙しい中ありがとうございました!

そんなフリースタイルが心地よい居酒屋『つり舟』さん。店内でもテイクアウトでも、美味しいお料理と美味しいお酒、そして人との出会いをぜひ楽しんでくださいね!

つり舟…浦安市当代島1-1-5(メトロセンター内) 047-355-4992
16時半~22時 火曜定休 ※最新情報はFacebookをご確認ください!

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