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11/18(日)開催された【第28回浦安市少林寺拳法連盟大会】で 少林寺拳法の奥深い魅力を知る!

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凛とした空気が頰を撫で、秋の深まりを感じる季節。浦安市中央武道館で【第28回浦安市少林寺拳法連盟大会】が開催されました。

少林寺拳法について、いわゆる「カンフー映画」のイメージから中国発祥のものと考えていましたが、実は戦後まもなく宗道臣という日本人が、中国の拳技を再編整理して日本で創始されたものでした。 

身体と精神の調和拳禅一如(けんぜんいちにょ))、自分や他の人に降りかかる火の粉から、まず身を守ること(守主攻従(しゅしゅこうじゅう))。自分から相手に挑みかかったり、自身の強さを誇示するような振る舞いは少林寺拳法の教えにはありません。

少林寺拳法を修練している人は拳士(けんし)」と呼ばれます。最年少の小学生以下の男児から70代男性の体験参加者まで、今日はみなさんが拳士です。

大会開始の心構えとして武道場いっぱいに響き渡らせる太鼓の音。秋の澄み渡る空気のような清浄で心地良い緊張感に包まれました。

基本の突き蹴りや実践の中からつくりあげられた「法形(ほうけい)」を参加者全員が行う団体基本演練(だんたいきほんえんれん)】が一糸乱れぬ気合いとと共に進んでいきます。

道着(どうぎ)を着ていない方は、入門直後の拳士と体験者さんです。未就学の幼い男の子も目を見張るほどの集中力!

団体基本演錬後は、息の乱れを短時間で元に戻すために座禅を組みます。そして少林寺拳法の教えが書かれた教典を唱和する鎮魂行(ちんこんぎょう)】を経て、【模範演武(もはんえんぶ)】があります。

演武というのは、各自が修得した法形を二人で組み自由に攻撃防御する修練です。武道としての要素を残し、護身の技術を習得するとても有用な修練方法とのこと。

このように釈杖(しゃくじょう)(昔日のインドや中国の僧などが持ち歩いた災難を防ぎ精神の支えになる杖)などをつかった演武は、他ではなかなか見られない貴重な機会だそうですよ!

法衣(ほうい)を纏うと一層力強さが増して見えますね!

敵が複数いることを想定して行う衆敵(しゅうてき)法(ほう)による、真剣と短刀への対処を披露。中央の当連盟理事長・藤城先生が持つのは「如意棒(にょいぼう)」。力を螺旋状に逃がすことで精神が強化され、自由自在に判断できるという意味合いを持つ法器(ほうき)(修行を重ねた者が使う武器)です。

演武審査は、主審の藤城先生の他、2名の副審によって行われます。全員真剣な表情で演武を観ていました。

最優秀賞の酒井拳士・山下拳士の演武。投げる瞬間は躍動的!

高橋拳士・大脇拳士、優秀賞の年少の小学生ペアも気迫たっぷり!

こちらの手刀による反撃の瞬間は、技能賞を受賞した齋藤拳士・酒井拳士。

ベテラン同士、土井拳士・溝口拳士のいぶし銀の演武。

演武審査は武的要素に則(のっと)った表現性と、心技一体の技術の正確性の両面から評価されるのだそうです。

表彰を受けたみなさんは先ほどの気迫ある演武とは一転。リラックスして穏やかな笑顔でした。

「合掌礼に始まり合掌礼に終わる」という少林寺拳法。両手を合わせた形は、人の形を表現していて、お互いが切磋琢磨し援け合う姿を表すそうです。

「少林寺拳法は、老若男女、どんな方でも、いつからでも始められる護身術なんですよ」そう、おっしゃるのは浦安市少林寺拳法連盟副理事長の本多さん。道具も不要、腕力も必要ないので女性やシニアにもオススメだそうです。

「少林寺拳法は、他の武道と異なり、科学的な原理に基づき、合理的に構成されているので、自らの体力に応じて上達していくことができるんです」。

そう教えて下さったのは、昨年5月から少林寺拳法を始められたという60代半ばの岡本さん。

今回の大会では、「演武の部」において武田拳士との組演武では準優秀賞を受賞されました。現在は二級まで昇級し、茶帯です。お若い頃は柔道や空手道にも親しまれてきたそうです。

座禅を組み、教典を唱和する鎮魂行では、精神を修め整え、自らの日々を顧みる、かけがえのない“時”が得られるのも少林寺拳法ならでの魅力とおっしゃいます。

「急速に進む日本経済のグローバル化の影響で自信を無くしつつある日本社会を元気づけるには、我々シニア世代も心身共に健全な自己を維持する必要があります」と岡本さん。「そのために少林寺拳法は最適な武道なんです」。

ビジネスの第一線を離れ、時間的にも多少余裕ができたシニア世代へ、「少林寺拳法を通じて、これからの人生をより有意義に過ごすための新たな“道標(みちしるべ)”を見出して欲しい」と熱いメッセージを送ります。

少林寺拳法を熱く語ってくれた岡本さん。なんと神奈川県から2時間かけて浦安の道場に通って来られているそうです!

大会最後の記念撮影では、拳士・体験者はもちろん、会場内にいる来賓まで全員で写る参加型が、毎年恒例。この連盟大会は身内で盛り上がるだけではなく、地域への普及活動の一環の意味合いがあるからです。

気迫みなぎる力強さとアットホームな温かさ。両面を兼ね備えた、少林寺拳法の奥深い魅力に触れた一日でした。

次回は、そんな少林寺拳法を実際に体験してみたいと思います。お楽しみに!

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