浦安ってこんな街!
11.112017
【ブリオベッカ浦安監督紹介】向上心を刺激すれば、人はいくらでも成長し続けられる。
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11月に今期のJFL最終戦を迎えるブリオベッカ浦安。選手の入れ替わりがあったりと、今年はチームに大きな変化のある一年でした。2017年の締めくくりとなる今回は、7月に就任をした柴田峡監督にお話を伺いました。
就任直後、ブリオベッカ浦安のチームにどんな印象を持たれたのでしょう。「すごく真面目で、練習にも試合にも一生懸命取り組んでいる、というのが第一印象でした。ただ『真面目すぎる』とも思いました。ちょうど試合に勝てない時期だったのもあるかもしれませんが、もっと尖がった子がいてもいいんじゃないか
な?と感じていました」。真面目なことは長所でもあり短所でもある、意外な言葉に驚きました。就任から4ヵ月、チームに変化はあったのでしょうか。「不真面目を真面目に更生するより、真面目を不真面目にする方が難しいんですよね。もちろん不真面目とは、やんちゃしろってことではないですよ! 殻を破り、自分を主張するというか、内にあるパワーをもっと引き出してほしいということです。でもこの4ヶ月間で、良い方向に向かっています」。
話題はチームの指導方針へ…「今は『次のプレーをイメージすること』を重点的に指導しています。ボールを持っていないときに、ただボーっと立っているのと、身体は休めていても頭の中では次のプレーを予想しているのとでは、その後の試合展開が大きく変わってきます。技術や体力は、もしかしたら才能に左右される部分があるかもしれない。でも頭脳はいくらでも成長できる。考えることで良いプレーができると、それが選手自身のモチベーションに繋がります。人って、向上心を刺激すればいくらでも成長できるんですよ。監督として、その部分を伝えていきたいですね。選手たち、最近かなり単独での連続プレーが出来るようになりました! 次をイメージ出来ている証拠です」。もちろんチームを勝たせることは監督として重要なことですが、それ以上に『人を育てること』に重きをおく指導方針を伺い、なんだか心が温かくなりました。「JFL残留は第一目標。ですが選手には、自分を磨き、いつまでも上のステージを目指せる人間になってもらう…これも大きな目標の一つです。そのためにも、自分自身をもっと向上させなければ!」真摯にチームと向き合う柴田監督。真っ直ぐな瞳には、監督としての厳しさだけでなく、選手を想う親心のような温かさを感じました。
勝ち負けではなく『人の成長』を大切にした指導方針を軸に、同じ方向に向かって走り続けるブリオベッカ浦安。チームのことをますます好きになってしまう、そんなインタビューでした。
※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」11・12月号に掲載された内容です。
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