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高校生のアイディアいっぱい! 地域みんなで盛り上げる、浦安高校の文化祭『銀杏祭』を取材してきました☆

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9月16日(土)、浦安高校の文化祭『銀杏祭』の一般公開が行われました。高校の文化祭なんていつぶりだろう…とドキドキしながら訪れると、地域の方々の出店アリ、趣向を凝らした出し物アリ、葛西から留学生が体験しに来ていたり(!)と、盛りだくさん!! 浦安フェスティバルと同日でしたが、同じくらい熱く楽しい『銀杏祭』をレポートいたします♪

浦安高校を応援=浦安を応援する、ということ。

まず、中庭をつっきって体育館の手前のエリアに行ってみると…人だかりがすごい!

ここにはPTA、そして『文化祭支援委員』の飲食販売のエリアです。

『文化祭支援委員』は、現役PTA・PTAのOB・同窓会・野球部OB・地域の自治会などが参加する組織で、7年ほど前に発足したのだそうです。

「浦安高校を応援するっていうことは、浦安を応援することだからね!」と、ご自身も浦高OBであるPTA会長の池田さん。こうして地域の方々やOBが高校の文化祭に参加するって、珍しいですよね。「浦安高校は荒れていた時期があったでしょう。そのときの反省で、地域や親がもっと関わっていこう、応援していこうという動きが生まれた。こうして模擬店に出しているものも、たとえば唐揚げは焼き鳥屋さんをやってる浦高OBだし、農家をやっているOBが小松菜を持ってきたり、梨もOBが出しているもので、ほとんどが無償提供なんです。売り上げは全て生徒に還元して、部費の補填や皆勤賞の子どもたちへの記念品贈呈のために使ってもらっています」。

浦安高校のある海楽の自治会から手伝いに来てくださっている方もいるのだそう。「海楽の自治会のお祭りには、生徒たちがボランティアで手伝いに行っているんです。そのつながりで、文化祭にもご協力をいただいています」。


「最近では浦安高校から公務員になる生徒も出てきて、変わってきたなと感じますね。先生たちも一生懸命だし、生徒たちが“頑張る環境”が生まれている。挨拶のできる、返事のできる、本当に素直な子たちが多いですよ。ぜひ11月の『よさこいソーラン』も見に来てください!」。

エネルギー溢れる各クラスの出し物! 文化部の作品展も見応えありました

生徒棟では、各クラスの出し物が行われています。この手作りの装飾…なんだか色々思い出しちゃいます。そうそう、私たちもおそろいのクラスTシャツ作って、頑張ったっけなぁ…。プログラムを見てみると、演劇をやるクラスがとても多いことに驚きます。数年前からダンス部の先生が力を入れ始め、徐々に取り組むクラスが増えてきたのだそうです。

こちらは演劇部の演目『星の王子様』。
 

パンケーキやアイスなどの模擬店、文化祭といえば定番のお化け屋敷も3クラスありました。
 

そして注目は『コーヒーカップ』。なんとコーヒーカップを全部自分たちで手作りしたというのですが、一体どんなものなのでしょうか…!?

おお、人力で回ってる…! 確かにこれは、見紛う事なきコーヒーカップです。
 
中心にキャスターがついていて、その上にキャスター付きのカップが乗っており、人力で回しているのだそう。一人で乗るとバランスが取れないので、2人で乗らないとダメなのだとか…。

私も勇気を出して乗ってみましたが、超・本格的! 本当に男の子たちが手動でグルグル回してくれるんです!「けっこう疲れます。交代でやっています」と生徒さん。 途中で逆回転もあり、かつて教室で経験したことのあるどのスピードよりも速いので、一瞬心配になります…が、全然大丈夫でした。

「夏休みからずーっと作ってました!」と生徒さん。昨年の銀杏祭ではジェットコースターを作ったそうで(これもまたどうやったのか気になりますが)、今年はレベルアップしてコーヒーカップにチャレンジしたのだそう。そもそも作ろうと思うのがすごいし、本当に作っちゃうのもすごいです…。どうやったんですか?と伺うと、「みんなで考えて、やってみて、壊れたら直して、工夫して…その繰り返しですね。夏休みからずっとやっていたので、時間はあったから、そんなに焦らなかったです。この2日間、壊れずにもつかな!?というのはちょっと心配でしたが、もう1000人くらい乗っているので安心です!」と、担任の出澤先生。でも、今日の文化祭が終わったら壊してしまうんですって…。

管理棟への通路には華道部の作品が行われていました。

書道部の展示では、なんと自由に持っていてOKの作品も!
 

美術部では、絵などの作品のほかに木のパズルもありました。これが意外と難しくてハマりました…。
 
「パズルは子どもに人気なんです! お化け屋敷とかだと、なかなか子どもは楽しめなかったりするので…。さっきもかなり長い間取り組んでる子たちがいました」と生徒さん。

実はこの日、西葛西にある「東京福祉専門学校」の留学生の皆さんが、浦安高校の文化祭の見学にいらしていました。

ベトナム・ネパール・中国などから来た留学生の皆さん、とっても日本語が上手! 「教室の飾り付けがすごかった!」「私たちの国では、学校のお祭りはあるけど歌やダンスが中心。お化け屋敷も劇も新鮮だった」「焼きそばにじゃがバター、ベーコン焼きも美味しかった!」。口々に「楽しかった!」とおっしゃっていました。

次回は11月、『よさこいソーラン』に期待!


浦高生のエネルギーと、浦安の地域との絆を感じた『銀杏祭』。浦高が荒れていたころ、開催できなかった時期があったそうなのですが、今回インタビューに応じてくれた生徒さんも、すれ違う生徒さんも、呼び込みの生徒さんも、とっても気持ちよく「こんにちは!」と挨拶してくださったのが印象的でした。来年は、ぜひクラスの劇を見てみたいです! そして、コーヒーカップのクラスが一体どんな出し物をされるのか…気になります。

浦安高校では、11月にもう一つ大きなイベント『よさこいソーラン』の発表会が控えています。11月17日(金) 13時~16時(開場は12時半)浦安市文化会館大ホールにて開催です。OBの皆様からもお墨付きのよさこいソーラン、詳細はフリーペーパー『浦安に住みたい!』11・12月号にも掲載予定です。ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご来場ください!




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