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bayfmでお馴染みのDJ KOUSAKUさんが浦安高校出身だって知ってた!? そのパワフルで明るいお人柄に、ファンにならずにはいられない…!

1月17日(水)、千葉県立浦安高等学校にて行われた『OB講演会』。主に高校1年生を対象として、浦高への誇りを持ってもらい、卒業後の進路へのイメージを膨らませてもらうために、浦高の卒業生を呼んで行っている毎年の恒例行事です。今年講演をしてくださるOBは…なんとbayfmでお馴染みのDJ KOUSAKUさん! これは、聴いてみたいっ…!! 高校生に混じって、私も講演会を聴いてきました。

★DJ KOUSAKUさんって?★
1967年生まれ。7歳から浦安に住み、1983年浦安高校を卒業。アパレル会社営業を経てイギリスに留学後、1988年に芸能界デビュー。芸能活動や音楽活動を行いながら2008年に立ち上げた「まるごみプロジェクト」は、今や全国にも広がりを見せています。bayfmのラジオ番組パーソナリティ、千葉ロッテマリーンズのスタジアムDJ、全日本バレーボールの応援DJなども務めていらっしゃるので、名前よりも声を聞いたらピンと来る!という方も多いはず!

場所は浦安高校の体育館。KOUSAKUさんが入っていくと、生徒たちから拍手が起こります。

司会を務めるのは1年の生徒さん。40分という短い時間の中で、KOUSAKUさんが生徒さんからの質問に答えていく形式の講演です。生徒さんたちは事前にアンケートで『KOUSAKUさんへ聞いてみたいこと』を集め、内容をまとめて進行役がKOUSAKUさんへ質問します。「ラジオネーム○○さんからの質問です!」と、進行はまるでラジオのパーソナリティのよう(ゲストがKOUSAKUさんだからなのか?)! 私としては、高校生からどんな質問が飛び出すのかも楽しみ…。

質問:KOUSAKUさんが在籍していたころの浦高の雰囲気と、浦高を卒業してよかったことを教えてください。

起立! 校歌斉唱!!」。KOUSAKUさんのハツラツとした声が体育館に響きます。そしてその掛け声に応じて、ざっと立ち上がり大きな声で校歌を歌う生徒たち!

…会場が温まったところで、浦安高校の11期生であるKOUSAKUさんが質問に回答します。

「当時の浦安高校は、生徒数が多くてこの体育館に入りきらないくらいでね。僕自身は野球部に所属していました。野球部は本当に厳しくて、今では考えられないかもしれませんが夜の10時半まで練習、その後2時間先輩から指導の時間があったり…。部室に泊まっている部員もいましたね。僕はピッチャーだったんですが、30kgの鉄アレイ持って走ってたら監督から100円渡されて『そのままららぽーとまで走っていってジュース買ってこい。レシート提出しろ』とかね。とにかく大変でした。でもそんな監督や先輩たちとは今もみんなで飲みに行ったり良い関係が続いていて、振り返れば楽しかったなと。浦高卒業して良かったな!と思いますね」。

質問:将来外国語を使った仕事をしたいと思っています。イギリス留学の話を聞かせてください。

「もともと僕はプロ野球選手になりたかったんです。それで高校時代、厳しい練習にも耐えてきた。でも現実には、親友はドラフト3位で指名されたけど、僕はプロ野球選手にはなれなかった。挫折ですね。それで心配した担任の先生が、アパレル会社を斡旋してくれて。そこで2年、営業として働きました。でも20歳のとき、『オレの人生このままでいいのかな?』と…。そういえば自分は海外に行った事がない。当時付き合って2週間だった彼女がいきなりイギリスにホームステイに行っちゃったこともあって(笑)、お金ためてイギリスに行こうと決めました」。

「でも僕、英語の成績1とか2とかだったんですよ。だから英語なんてこれっぽちもしゃべれない。ロンドンのヒースロー空港に着いて、入国審査で色々質問されるんだけど、何言ってるかわからないし答えられない。あやうく日本に強制送還されるところだったんですが、このとき野球部で鍛えたデカイ声が役に立ちました。『すいませーん、日本の方いますかーっ!!』って大声で叫んだんです。そうしたらおばちゃんが出てきて、通訳してくれて。助けてもらいました」。

「ホームステイ先でも最初は全然英語がわかりませんでした。向こうでは食事の時間、家族みんなで食卓を囲むんですが、僕もそこにいなければならなくて…。8歳のハンナちゃんがいつも話しかけてくるんですよ。心の中で『英語わかんねーよ、話しかけてくんなよ』っていつも思ってました。でもある時、1ヶ月くらいしてからかな、テレビのニュース見てたら『ああ、明日は雨なんだ。午後から晴れるんだ』ってわかった瞬間があって。ナントカラーニングじゃないけど、ずーーっと英語を聴いてるとある時ドアがガチャっと開いて『英語を聞き取れるオレ』が出てくるんですよ。成績1の僕でもね。大事なのはまず動くこと、はじめの一歩を踏み出すことだと思います!」。

質問:今のお仕事に就いたキッカケは?

「イギリスから帰ってきた後、当時姉が舞台女優をしていたんです。それで車で新宿のコマ劇まで送ってあげた時に、芸能事務所の方から『お、いい面構えしてんな!』って声をかけてもらって。それで芸能界に入ることになりました。その後、音楽で声をかけてもらって音楽活動をしたり、ラジオDJのお仕事をいただいたりして、現在も活動しています」。

質問:仕事で嬉しかったことと、大変だったことは。

「12年前、妻がガンで他界しました。当時、ちょうどメグカナの時代だったんですけど、バレーボールの応援DJをやっていて『会場の皆さん、盛り上がって行きましょ~!! ニッポン!! ニッポン!!』なんて声出してる、みんなを盛り上げてるのになぜか涙が流れてくるんです。千葉ロッテマリーンズのスタジアムDJもやっていて、『一番ショート、ニシオカーツヨシー!!』とか言ってるのに涙が流れてくる(※記者註:ちょうどこの頃、私は月2くらいでマリンスタジアムに通い詰めていたころだったので、けっこう衝撃を受けてしまいました…)。そんな日々でした。ある時、ラジオで妻の死をカミングアウトしたら、思った以上にみんなが聞いていてくれて…。リスナーからはたくさんの励ましの言葉をいただいたし、近くにいる人たちは子どもたち(当時5歳と7歳のお嬢さん。現在は高1と高3だそう!)の面倒を見てくれたり、叱ってくれたり、たくさん力になってくれました。他の芸能や音楽の仕事以上に、ラジオの仕事でつながった人たちって、20年とか25年とか経ってもそばにいてくれるんです。そうやって心と心でつながれることが、今の仕事の良いところですね」。

浦高生へのメッセージ!


「10年前『まるごみ』を立ち上げました。妻が他界したころ、テレビで『このままCO2を排出し続けたら人類は絶滅する』って言ってるのを見て、『何かしなきゃ!』とはじめた活動です。最初は一人でごみ拾い。それが500人に広がって、2010年には参加者は7万人を超えました。東日本大震災や熊本大震災などの被災地支援活動を通じて、ここで『まるごみ』をやりたい!という地域も増えました。今では南は鹿児島から北は岩手まで、まるごみ活動は広がっています。でもこの活動って、先生や上司に言われたからやるっていうものじゃない。賛同した方が、自ら能動的に『自分の意思で』手を伸ばしてごみを拾うことが大事なんです。皆さんも、自ら能動的に夢に向かって歩き出してください」。

「それぞれに夢や目標はあると思います。諦めたら、夢は夢のまま。失敗って、諦めた時に失敗になるんです。諦めずに道を歩き続けること。僕もまだまだ50歳、これからも夢に向かって突っ走っていきます!」

明るくパワフルなKOUSAKUさん。さすがプロのしゃべり手さん、講演中は自然とお話に引き込まれ、声を聴いてるだけで不思議とテンションが上がっていくのがわかりました。奥様との死別を乗り越え、「やりたい。やろう!」と思ったことを実現させるそのバイタリティに、浦高生たちも圧倒されたのではないでしょうか。

講演後、KOUSAKUさんに少しだけお話をお伺いすることができました!

やろうと思ったことをどんどん現しているKOUSAKUさん、そのパワーはどこから来るんですか!?

「やっぱり自分でやる以上は、責任を取らないといけないので覚悟を持ってやっています。さっきの失敗の話じゃないですけど、苦しいことがたくさんあってもやれると信じてましたし、同じ思いの仲間が集まることが楽しいですね。パワーの源は…うーん、やっぱり野球部の苦しい練習の数々、あれ以上に苦しいことって社会に出てからないんですよ。野球部の厳しさは相当理不尽でしたけど、そもそも社会って理不尽じゃないですか。高校時代に『愛のある理不尽』を経験していたおかげ、というのはあると思いますね」。

7歳のときから浦安にお住まいですよね。浦安の好きなところはどこですか?

「そう、浦安には35年くらい住みました(現在は山梨県在住)。引っ越してきた当初は、まだやなぎ通りと大三角線くらいしか舗装されていなくてね。いろんなところでカエルの鳴き声が聞こえたり、江戸川に網を突っ込めばカレイが獲れたり…浦安の自然に魅せられました。好きなところは、みんな『浦安魂』を持っているところ。地元の人々がみんな浦安へのアツい想いを持っているところですね」。

浦安の人たちにメッセージをお願いします!

「今年はまるごみ10年目の節目! 千葉県全域でごみ拾いをして千葉県のごみを無くそう、という企画を考えています。拾ったごみが、幕張メッセで11月30日・12月1日・2日の3日間行われる『東京コミックコンベンション』という大きなイベントのチケット代わりになります。ぜひ浦安の皆さんも、ごみを拾ってメッセに来てください!」。

KOUSAKUさん、ありがとうございました!

最後に、サイン入りのCDと東日本大震災の震災体験本「トミジの海」を浦安高校の若菜校長へプレゼント。今後は浦高の応援歌をKOUSAKUさんに作っていただく計画もあるとか…! 雑談の中では、浦安高校野球部への期待の声も聞かれました。KOUSAKUさんのこれからのご活躍、そして浦高生とOBの皆様の活躍にも、期待せずにはいられません!!

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