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東西線、混雑緩和を目指して大規模改良工事中!

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千葉県民の大切な足である東京メトロ東西線。
都心まで一本で出られる便利な路線ですが、通勤・通学時の混雑がひどいことでも有名です。
平成25年度の国土交通省の調査によれば、混雑率は7:50~8:50の木場→門前仲町で199%。これは東京メトロではワースト1、首都圏の鉄道の中でも山手線(上野→御徒町、202%)・京浜東北線(上野→御徒町、200%)に続き、総武線(錦糸町→両国、199%)と同じワースト3位タイ(国土交通省HP 統計情報より)。混雑することで列車の発着が遅れ、ラッシュ時は時刻表どおりに着かないことがほとんど…。

そんな東西線が、混雑・遅延の緩和のために4つの大規模工事をすすめています。
浦安駅に貼ってあったポスターを見ていくと…
FJ310230

1.茅場町駅のホーム延伸工事 2018年度完成予定(左上)
ホームを延ばし階段が増えるので、ホームに人がたまるのを緩和できそうです。

2.飯田橋駅~九段下駅間 折り返し設備整備工事 2020年度完成予定(右上)
現状、折り返し列車と普通列車が同じ線路で交差するため停滞が発生しているのですが、線路を増やすことで列車の流れをスムーズにするそうです。というか、九段下で折り返しってあったんですね…知りませんでした。

3.木場駅 ホーム・コンコース拡張工事 2022年度完成予定(左下)
確かに、木場駅って上りと下りのホームの間に大きな壁がありますね…。あれがなくなればかなり広くなりそうです。

4.南砂町駅 ホーム・線路増設工事 2022年度完成予定(右下)
ホームを2つに、線路を3線にするそうです。妙典駅のような感じでしょうか。南砂町では工事のインフォメーションセンター「メトロ・スナチカ」が昨年3月にオープンしています。詳しくは東京メトロ 南砂町駅改良工事

昨年11月のものですが、日経新聞に詳しい記事が載っていました。(工事の完了予定年度が違っています)
都心の大動脈・東西線 ワースト級の混雑緩和へ大改良   東西線を大改良(上)
列車運行しながらトンネル解体 東西線で世界初の工事   東西線を大改良(下)

予定では2022年度には工事4つとも終わりますので、あと7年…
東西線のラッシュ時の混雑が少しでも緩和していてくれることを祈ります。

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