浦安ってこんな街!
3.92015
今後、大きな地震が来たときに浦安はどうなるのか心配です。【浦安に住みたい!2011年5月号 東日本大震災 震災Q&Aより その3】
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こちらの内容は2011年5月現在の内容です。現状と異なる情報もあるかと思いますが、今後の災害対策の参考にするための一つの記録としてお考えいただければと思います。
その1はこちら 液状化現象について教えて!【浦安に住みたい!2011年5月号 東日本大震災 震災Q&Aより その1】
その2はこちら 地盤沈下でお家が傾いてしまった・建替えの際の地盤改良の方法【浦安に住みたい!2011年5月号 東日本大震災 震災Q&Aより その2】
Q 今後、大きな地震が来たときに浦安はどうなるのか心配です。
「浦安は危険だから離れたい」とお考えの方をお持ちになった方もいらっしゃることでしょう。この考えは本当に正しいのでしょうか?
「首都直下地震」「東海地震」 この二大地震が私たちの備えなければならない災害です。 内閣府の防災資料によると、この二大震災で最も危険なのは火災と建物の倒壊です。ところが、いずれの地震でも液状化による死者はゼロ。特に「首都直下地震」においても新浦安の建物倒壊はほぼゼロ。 液状化は経済損失はあれど命の危険性は無いのです。
これは、液状化による地盤の免震効果の恩恵ともいえます。 液状化のマイナス面ばかりが強調されていますが、プラス面として、免震効果による建物倒壊の低減、 埋立地特有の美しい区画整理がなせる火災リスクの低減。
また、東海地震による津波の大きさは 1m以下と予想されて おります。新浦安の海抜は2~3m、防波堤の高さは6mあり、 想定の6倍まで耐えられます。「東海地震」による津波の危険性もほぼありません。防災を考えるのであれば、液状化対策さえしっかりとしておけば首都近郊で浦安ほど安全な街はありません。一時の感情に流されず、 私たちはなぜ浦安市に魅かれ、移り住んできたのかを今一度思いだす必要があります。
・首都直下地震 発生予想
200年~400年の周期で繰り返し発生していると考えられている。活動期・静穏期の周期表を見ると、2000年頃から活動期に入っている可能性が高く、2007年(平成19年)~2036年(平成48年)の間には70%の確率でマグニチュード7クラスの地震が、発生するとの想定が行われている。
・東海地震 発生予想
東海地震の想定震源域では概ね100~150年感覚で大規模な地震が発生している。現在、1944年に起きた東南海地震で歪みが開放されず、安政東海地震(1854年)から156年間大地震が発生していないため、相当な歪みが蓄積されていることから、いつ大地震が発生してもおかしくないと見られている。しかし、東海地震は唯一直前予知(地震前兆現象をとらえる)可能性があり、事前避難・交通規制等の対策を錬ることが出来る。
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3回に分けて2011年5月号浦安に住みたい!震災Q&Aを再掲いたしました。 東日本大震災の教訓が風化せずに、今後の防災対策に役立つことを願っております。
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