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【浦安でひんやりスイーツ&ドリンク】⽇本⼀の名⽔、南アルプス・⼋ヶ岳の天然⽔から作られる蔵元「⼋義(やつよし)」。その伝統技術の氷を浦安でいただけるのが「BEARS kitchen(ベアーズキッチン)」です!

やなぎ通り沿い、猫実3丁目交差点にある「BEARS kitchen(ベアーズキッチン)」。一年中かき氷が楽しめて、なおかつ貴重な天然氷がいただける、市内でも珍しいお店です。「年に数回、蔵元さんの切り出しのお手伝いをしに行くこともあるんですよ」と教えてくれたのが、店長の水嶋敦子さんです。

「天然氷は今では大変貴重な氷です。冬に自然の寒さだけでじっくりと時間をかけて作った氷は、ゆっくり時間をかけて凍らせることで不純物を含まない純度の高い氷になります。天然氷は、冬場に作った氷を『氷室(ひむろ)』に貯蔵し夏を待つ…。昭和初期頃は、全国に100軒近くの氷室がありましたが、現在残るのはわずか5軒。さらに地球温暖化や地域によっては放射能の問題で年々生産が困難になっているため、とっても希少で、また自然そのもので作られているので、その年によって作られる量も違うんですよ」。

山梨県の蔵元「八義」さんの「切り出し」の様子。極寒の中水の中に入って作業するんですって! 凄い!

12月の末から2月の間には氷が育ち、2月は『切り出し』という収穫作業へ。この切り出しという作業がものすごく大変なんですって。「日本全国からお手伝いの方が続々とやって来るんですよ」と水嶋さん。今年2月には、水嶋さんも、山梨県の蔵元「八義」さんまでお手伝いに行かれたそうです。「ものすごく寒いし、ものすごく重たい。70キロもある氷は氷室へ入れるだけでも大変。だけど目の前で氷が作られる光景を目の当たりにすると、蔵元の方の苦労や人々の温かさに触れて、もっともっと美味しいかき氷を浦安の皆さんにも食べてほしい! という想いが募ってくるんです」と話されます。きっと美しい光景はもちろんのこと、昔の日本の人々のように、あるべき姿がそこにあるのかもしれません。

そうした自然と人々の手によって作られた天然氷を使うからにはと、かき氷シロップもこだわったものを使用しています。なんと練乳も手づくりだというから驚き! 既製品のものは白いですが、お手製の練乳は茶色で、なんと煮込む作業は6時間にも及びます! さらに多様なシロップやクリームが豊富にあり、定番の小豆も4時間煮込んで仕上げています。そして、かき氷を一年中楽しめるので、その時期にしか味わえない果物を使用したかき氷がおすすめ!「この時期は茨城のメロンに、奄美大島のパッションフルーツのかき氷が旬。美味しいものを召し上がってほしいから、自信を持ってお出ししています!」と話されます。

通常のかき氷は純氷を使用していますが、天然氷の場合は追加料金での提供。天然氷のほんわかとろける氷は、不純物がなくキーンと頭が痛くなることもありません。まさに違いを感じるかき氷です!

今年も暑い夏になりそう、身体を優しく冷やして、旬の果物やお好きな味を楽しんでみて!

ベアーズキッチン

浦安市北栄4-21-9
営業時間:11:30 ~ 21:00(LO20:00)
定休日:水曜定休
電話:047-314-8815

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2024年7-8月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。

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