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【2024年注目のお店】「こんな好きなことはない、料理人は天職です」 愛情と真心いっぱいで作る、 ‟美味しい、楽しい、幸せ” を感じる和食料理店|おりょうりやさん ゆたか

昨年6月、大三角線通り沿いにオープンした「おりょうりやさんゆたか」。店主の吉野豊ゆたかさんは、和食歴22年のベテラン料理人で、石川県の和倉温泉に本店を構える料亭加賀屋東京有明店で7年間料理長を務め独立し、「おりょうりやさん ゆたか」をオープンしました。「食は人を豊にする」をコンセプトに、「せっかくの外食ですから、食事を楽しい時間に、美味しいものを食べて喜んでいただきたい」とおもてなしの心を持ってお料理を作られています。

カウンター5席と2テーブルの全12席。小さなお店なので予約が◎。10名お料理5,000円から貸し切りもできますので相談してみて。夜は大人のお店ですが、ランチは是非子ども連れで。特に土日限定のキッズメニューは、超お得&子育て中の豊さんだからこその気遣いが満載の提供スタイルです。是非チェックしてみて!

豊さんの料理人のルーツは小学校2年生まで遡ります。「日本料理店の料理長をしていた親戚のおじさんに招待されて、初めて懐石料理を食べに行きました。その時、その美しさに心奪われたんですよ。なんてキレイなんだろう…って。そして、おじさんカッコいい!僕も料理人になりたい!ってね」。中学生の時に初めて一人で作った「豚キムチチャーハン」も、高校生の時に始めた居酒屋での調理のバイトも、料理人豊さんのルーツ。早く料理人になりたくて、高校の卒業式の次の日には、鎌倉の料亭へ。「洗い物・包丁の使い方など修行の毎日。始発で行って終電で帰る、そんな日々を過ごしたけれど、料理が好きだったから全然苦しくなかった。早く一人前になりたいってね」。26歳の時の料理長との出会いもまた自分を成長させたと言います。「昔堅気の職人が多い中、型にとらわれずに良いものは良い、そして成長を認めてくれた料理長でね」。その方との出会いもきっかけに、型にとらわれない料理作り、そして、お店を出したらこうしたいというイメージも出来上がって行ったそうです。

「ゆたか」の料理は、一品一品全てが豊さんの手作り。例えば「胡麻豆腐」だって、3年もの歳月をかけていろいろなお店を廻り追求してやっと辿り着いた味。野菜に沿える「酢味噌」だって、デザートにかける「黒蜜」だって全部手作りで、納得しないと出さないんだから、料理への情熱は半端なものではありません。

「お膳でお出しするお料理は全体のまとまりが大切。逆に夜のお料理は、お酒を嗜む方に合わせて、一つ一つしっかりと。お酒の種類に合わせて少しづつ味付けも変えています」と豊さん。好みがわかると、この方はこういうお味で…と味を変えて出してくれるんですって(驚)。仕入れは豊洲市場に出向いて素材から吟味。今の時期は蟹をはじめ、白子、鯛、寒ブリなど一番美味しい旬のものを。野菜は、香り高く味わい豊かな京野菜をはじめとして、紅芯大根、あわびたけ、五郎島金時など…。「三味三膳、愛情と真心を大切に作っています。せっかくの外食ですから、色々なお料理を食べて、喜びを感じ、楽しい時間になれば嬉しいです」。「美味しい、美味しい! 幸せだな〜」と、皆が料理で幸せになる「ゆたか」。是非一度覗いてみてはいかがでしょうか。

おりょうりやさんゆたか
浦安市堀江1-35-20
047-707-2265
昼11:30 ~ 15:00/夜17:30 ~ 22:00
火曜定休・不定休有り。詳しくはInstagram にて。

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2024年1-2月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。


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