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【2024年お正月】浦安で100年以上、日本の伝統を感じる「美津屋商店」が作る「のし餅とお供え餅」のご予約は12/23(土)まで!

ちょっとづつ年末の足跡が聞こえてくるような、聞こえないような? 温暖な気候が続いていますが、年末年始まではあっと言う間! お正月準備に向けてそろそろ動きださなければ…。ということでお正月に欠かせないのが、お餅! いつも皆さんはどうされていますか? せっかくなら新年は美味しくっていつもとは違うちょっと特別なお餅で、お雑煮や焼餅などをいただきたいですよね?

※写真はイメージです

浦安には数多く老舗が存在しますが、堀江にあるのが100年以上続くおかき屋さん「美津屋商店」さん。皆さんすでにご存じかと思いますが、「美津屋」さんと言えば四代目に渡って、ここ浦安で美味しいおかきはもちろん、日本の伝統をおかきを通し広めています。12月~「のし餅とお供え餅」の予約販売が始まったということで、そんなお餅のことを伺ってきました!

以前浦安に住みたい!で取材した記事はこちらから↓

「のし餅」と「お供え餅」の予約販売

12月初旬から予約販売が開始になった「のし餅」と「お供え餅」の原材料は、普段おかきで使用される厳選した千葉県産の餅米。同じ原材料ということで美味しいのは間違いないんです! 昨年末編集室でのし餅をいただきましたが、見た目も柔らかなもちもち食感が伝わるほど、ふくよかな口当たりに優しい餅米のほのかなクリーミーさは、どこか母なる大地をイメージしてしまうほど。いただいた時に衝撃を受けた記憶が蘇ります。

「やっぱり地のものを使いたいですよね。うちでは千葉県産のものを仕入れて作りますよ!」と教えてくれたのが「美津屋商店」の大塚正昭さん。職人さんということで怖いのかな…? と失礼すぎる思い込みをしていましたが、笑顔で出迎えてくれ、また職人ならではのこだわりを楽しく話してくれる、とっても素敵な店主。

「のし餅は約2キロくらいで4.5名家族分くらいかな~。お供え餅は一寸~五寸六寸…と用意しています。一寸とはお米一合なんだよ、なので二寸は二合。でもね、うちでは四寸作る時は五合使うんですよ~。家庭によっては6寸7寸8寸……だったり、会社に置くように大きなものをと、予約いただくこともあるんだよ」と教えてくれました。また、のし餅の販売直後は柔らかいので、保存したい場合はある程度硬さが出てきたら包丁で切ってラップに包んで冷凍庫に保存にするのが◎とのこと! 一方お供え餅は硬く乾燥しているので、1月11日の鏡開きの際に、一口くらいに割って油で揚げれば簡単におかきが作れちゃう! これはやってみたいっ!

そもそもお供え餅は床の間や神棚以外にも生活の中で大切な場所に飾り1年の安泰を願う意味が込められています。元旦にやって来る年神様をお迎えしたい場所に適切な大きさの鏡餅を供えることが一般的だそう。皆が集まるリビングや、キッチンの神棚、玄関など人をお迎えする場所や、またトイレに飾る文化もある日本の地域もあるんだとか!

「昔から願掛けのように、神様に祈ることは昔の人々にとっては当たり前の日常だったから、しきたりっていうのかな~、言い伝えみたいなものを大事にしていたよね。現代はさまざまな仕事が増え、生活もそれぞれだから、しきたりを守ったりすることは減ってきたけどね。鏡餅ち一つにしてもいつ飾るのか、いつ下げるのか、どこに何を置くのかと、けっこうあるんだよ。例えばだけど、29日の9が苦と読めるから苦を搗(つ)くことをくんち餅と言って神様を迎える準備の日にはよくないとか、31日は「一夜飾り」になるから向かないとか言われていたんだよ。31日に飾れない人は元旦の朝に飾るのが良いよ! でも今は仕事だったりみんな忙しいから、うちでは皆さんが受取りに来れる日に来て、飾れるときに飾ったら良いと思うよ!」

へ~! けっこう知らないしきたりがあるのですね~。なんとなく聞いた事あるような、ないような…。昔の人は言葉の意味合いも大事にしているんですね。意味合いを伺うと、日本の伝統って厳かで良いものだな~と改めて感じます。今は西洋の文化もたくさんあるので、お正月はやっぱり日本の伝統にできるだけ沿って、新しい年を迎えられることを感謝しながら新年を迎えたいですね!

おかきやさんのお供え餅は飾るだけで良い年が迎えられそうなほどな立派で清さを感じます。もちろんその製法にも大塚さんのこだわりが詰まっています。おかきとの工程は変わり、12月だけしか使用しないという「杵つき」を使いお餅を製造します。

「昔から言われていたのが、機械を使うなら機械に使われるな、使うもんだ、って先代に言われ続けきたからね。この機械を理解しなければ、力の加減もわからないし、こだわりってほどではないけど、やっぱり考えて機械を理解する事も大事。使いこなしてなんぼだと思うよ」。

臼と杵で搗くときも同じだそうで、すっごい力を入れてたたきつけるように搗いてしまうと、お米の繊維が切れてしまうそうで美味しくならないとか。繊維を壊さないように均一に力が入るよう搗くことで、美味しいお餅ができるコツだと話してくれました。「やっぱり美味しいって! 食べてもらいたいじゃない? 美味しいものってやっぱり喜ぶし、僕たちも嬉しい! うめーね! って言葉が最高の誉め言葉だよ!」と満面の笑みで話してくれました。美味しいも食べると笑顔になってしまうように、美味いものを食べてほしい!という気持ちが作り手の顔からもにじみ出ます。

また取材中にも、ご近所さんや業者さんなど、人が行き交う場所でもありました。なんと九州からたまたま近くを通ったから来てみたんです! という方も。現在大塚さんお一人で製造されているので、工場では予約販売のみ、直接行かれる方は事前に予約をされてからぜひともおかきを堪能してみて! また、市内各所の販売店舗や郵送でも「おかき」販売中。そして「のし餅とお供え餅」の販売は工場での受け取りとなります。

そうした伝統も感じながら、おかきづくりを一緒に行なう従業員の募集もされています。浦安近隣にお住まいの力持ちの方や男性陣はぜひチェックしてみて! ご興味のある方はお電話(047-351-2081)もしくはInstagramへのDMで♪

【美津屋商店 お正月用お供え餅・伸し餅 販売概要】

ご予約~2023年12月23日(土)、~15時頃まで
価格伸し餅:1枚2,300円
お供え餅:1寸260円・2寸520円・3寸780円…
ご注文お電話(047-351-2081)もしくはInstagramへのDMで受付中!
ご注文の際には下記をお知らせください。
・お名前
・ご連絡先
・ご注文内容
・受取日時(12月28日~31日の各日、早朝~15時まで)
受け取り場所美津屋商店…浦安市堀江3-17-2(地図は下部)

ご注文はお電話(047-351-2081)もしくはInstagramへのDMで受付中! 伸し餅は1枚2,300円、お供え餅は1寸260円・2寸520円・3寸780円(上にミカンを乗せてベストサイズは3寸)とサイズがあります。ご予約は23日までなので、ぜひお早めにご連絡ください!

美津屋商店
浦安市堀江3-17-2
047-351-2081
日祝定休
Instagram

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