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【New Open】台湾式の素朴なスイーツ&ごはんで、朝からほっこり♪ 当代島『ナカセンナリ 豆花』で“朝活”してきた!

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突然ですが、朝ごはんは何を食べますか? 1分1秒を争う朝だもの、シリアルや卵かけご飯など、短時間でペロッと食べられてお腹が膨れるものを選びがち。でも、せっかく食事するんだから、朝だって美味しいものを食べたいですよね…! そんな時は、9月に当代島にオープンした『ナカセンナリ 豆花』さんへ行ってみるのはいかがでしょう? え、朝から外食?そう、実はお隣の台湾では、朝ごはんを外で食べるのが一般的。『ナカセンナリ 豆花』さんでは、台湾式の朝食がいただけるんです! 早速行ってきました!

場所は、当代島公民館から当代島児童公園に続く真っすぐの道沿い。

青地に赤い文字が目を引きます。

中へ入ってみると、これまた青い壁紙! アジアっぽさが漂う店内にはカウンターもあるので、お一人様でも気軽に入れます。

朝のごはんメニューはこちら。

なんだか今日はお腹に優しいものが食べたい…ということで、塩味の豆乳スープ・鹹豆漿(シエンドウジャン)と、鶏のおかゆ・鶏鹹粥(シエンジョウ)をオーダーしてみました!

程なくして出てきました、こちらが鹹豆漿(シエンドウジャン)。白い!「豆乳にお酢を入れているので、固まっているところとそうでないところがあります。味付けは干しエビとザーサイとお塩だけ。とてもシンプルな料理です」と店主の福井さん。

上に乗っているのはパクチーと、自家製の台湾風揚げパン。「この揚げパン、油條(ヨウティアオ)と呼ぶんですが、台湾では豆乳やスープに浸して食べるんです。一本くらいみんな平気で食べちゃいますよ」。

その油條(ヨウティアオ)を見せていただいたのですが、でっか~! これ一本食べたらけっこうお腹がいっぱいになりそうです。

鹹豆漿(シエンドウジャン)のお味はというと…とっても優しい。やさしい~……。大豆のふくよかな味わい。基本は塩味の豆乳ですが、そこへ干しエビとザーサイがたびたび顔を見せてくれるので、楽しみながら食べられます。揚げパン自体にはそんなに味が付いていないので、しっかりスープに浸していただくのが美味しかった! 軽めの朝ごはんなら、これ一杯で十分かも?

こちらが鶏のおかゆ・鶏鹹粥(シエンジョウ)。鹹(シエン)が塩という意味だそうです。

鶏の出汁でゆっくり煮たおかゆ、こちらもやさしい~……! 疲れていた胃にじんわり染み込んで、優しく労わってくれます。張りつめていたものがふと緩むような、おばあちゃんを思い出すような、なんだか目の奥がジンとするような、そんなおかゆです。辛いことがあったら、食べに来たい味。

ちなみに一番人気は豚の角煮が乗った魯肉飯(ルーローハン)だそう。朝からがっつり食べる方、多いんですね!

ちょっと味見をさせていただいたのですが、八角の香りが効いていて甘辛! 一口食べればアジアを旅行している気分になれます。

ここまででかなりお腹いっぱい…でも、どうしても気になるのがお店の名前にもなっている『豆花(トウファ)』! これを食べずに取材とは言えないでしょう(言い訳)。こちらはスイーツとドリンクのメニュー。もちろんスイーツ単品や飲み物単品でオーダーすることも可能、テイクアウトもできます。

トッピングにもいろいろあります。「仙草ゼリーは、台湾や中国で使う薬草・仙草を煮出してゼリーにしたもの。オーギョーチは花のつぼみで、煮出すと固まるんです。オススメはハトムギ、肌や美容に効果があって台湾でも人気! あと白きくらげもゼラチン質が豊富ですね」と福井さん。迷いましたが、今回は仙草ゼリー・オーギョーチ・ハトムギをトッピングすることに!

こちらが豆花(トウファ)とトッピング3種。思ったより大きい…!

豆腐よりも柔らかく、甘くて素朴な味わい。豆花(トウファ)は豆腐とは違い、固めるのにニガリではなく食用の石膏とタピオカデンプンを使うのだそうです。きび砂糖を使ったシロップやトッピングも甘さ控えめで、すっきりといただけるスイーツ。先程いただいた鹹豆漿(シエンドウジャン)でも思ったのですが、大豆の味がしっかりしていて美味しい!「毎朝大豆を絞るところから、その日の分を手作りしています。大豆は長野の安曇野と上田から、『ナカセンナリ』という希少な品種を取り寄せています。甘味があってお豆腐に適した大豆で、地元のお豆腐屋さんでもよく使われているんですよ」。

福井さん、長野に住んでいた時期にこの「ナカセンナリ 」と出会い、自分のお店を持ったらぜひこの大豆を使いたい!と思っていたのだそう。お店の名前にも「ナカセンナリ」が使われています。

その他、ドリンクメニューでは本場台湾のタピオカミルクティーをいただけます!

お茶の種類は凍頂烏龍(トウチョウウーロン)、東方美人(トウホウビジン)、鉄観音(テツカンノン)の3種。どれもミルクティーに合う渋めのお茶だそう。出勤前にテイクアウトしていくのも◎ですね!

もともと料理人として、イタリアンや焼き鳥屋など様々なお店で働いていたという福井さん。職場では外国の方も多く働いていて、自然とアジア圏の文化に触れることが多かったと言います。「台湾って屋台がいろんな場所にあって、それぞれ料理も違って、とても賑わっていますよね。台湾へ旅行したときに、その食文化というか、食に対する熱意に打たれてしまって…いつか日本で台湾料理のお店を出そう!と思いました」。

夜は台湾料理だけでなく、中華やタイなどのアジア料理とお酒を楽しめるお店になる『ナカセンナリ 豆花』。福井さん、実はタイ人の同僚とルームシェアをしていたこともあるそうで、タイ料理もぜひメニューに加えたい!と思ったのだそう。「私の場合、食からその国を知ることが多いんですが、どの国の食文化もとても面白くて勉強になります。台湾料理も中華もタイ料理も好きだし、ナカセンナリも好きな大豆。好きなことを形にしたのがこのお店です」。ちなみに豆花(トウファ)は、夜は麻辣豆花(マーラートウファ。麻婆豆腐の原点!)という辛い食事メニューとして登場するのだそう。こちらも気になります…!

浦安では珍しい、朝営業のある『ナカセンナリ 豆花』さん。出勤前に立ち寄ってテイクアウトをするサラリーマンや、家族を送り出したあとにゆっくり一人で朝ごはんを食べる主婦の方、台湾と台湾料理が好きな方、夜勤明けに立ち寄る方もいらっしゃるのだそう。朝、いつもより少しだけ早起きして、当代島の『ナカセンナリ 豆花』へ行ってみませんか?


ナカセンナリ 豆花…浦安市当代島1-9-27-101 047-314-1087 
朝:8時半~11時(LO10時半)、夜:17時~23時(LO22時半) 火曜定休

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