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「やらされるのではなく、自ら学ぶ」――全10分野からテーマを選ぶ【探究ゼミ】に、浦高の1年生が挑む!

小中高校時代の授業といえば、40人弱の生徒たちが机を並べて座り、先生の言うことを聞きながら黙々とノートを取る…という風景が最初に浮かびます。そんな一方的な学びとは一線を画す試みが、千葉県立浦安高等学校で行われているのをご存知でしょうか。【探究ゼミ】と名付けられたその授業は、この春入学したばかりの高校1年生が対象。大学・短大などから講師の先生方をお招きし、バラエティに富んだ全10講座から自分の気になるゼミを選ぶのですが、果たしてどんな取り組みなのでしょう? 5/9(木)に行われたオープニングガイダンスに潜入してきました!

これからの時代に必要な能力「問いをつくる」

体育館に集まった生徒たちに、まずは10講座の先生方が紹介されます。「観光学」「心理学」「消費生活」「生活科学」…分野は様々!

この【探究ゼミ】の試みは、昨年から始まり、今年で2回目。昨年はこの【探究ゼミ】での学びから、将来やりたいことを見つけた生徒さんもいたそうです。高校1年生という時期に自分の将来についての手がかりを見つけられたら、高3になってからの焦りが全然違うんだろうなー…と、自分の高校時代を思い出してうらやましくなりました。

校長先生からのご挨拶。「勉強が苦手という人も多いと思います。勉強をやらされるのではなく、自分の興味や関心のあることを追究する、自ら学ぼうとすることを、この【探究ゼミ】で学んでください」。

実は若菜校長、この【探究ゼミ】のためにクラウドファウンディングに挑戦されていました。

自らの興味・関心を追究するためには、どうしても幅広い情報収集が必要になります。しかし、浦安高校には(というか千葉県立高校には)、このITの時代にパソコンが40台しかないそうです。そこで、生徒がゼミで使えるタブレット端末を購入するため、100万円のクラウドファウンディングに挑戦し、見事達成! 「これからはAIの時代と言われ、人の仕事がどんどんAIに取って代わると予測されています。でもAIにもできないことがある。それが『問いをつくる』ことです。タブレット端末をぜひ活用して、自分なりの問いを見つけてください」。

10の講座から、興味のある4講座の説明を聞く!

オープニングガイダンスでは、生徒たちが興味のあるブースに分かれ、それぞれのゼミの特徴を聞きます。これが4回繰り返されます。私も聞けるだけ聞いてみました!


心理学」は講師の先生が面白いと大人気! 4回ともかなりの生徒さんが集まっていました。昨年も人気のある講座だったのだそうです。


日本文化」は、「J-POPの歌詞を分析する」という、勉強が苦手でも「やってみようかな」と思わせるテーマ。ガイダンスではセカオワを例に歌詞の深掘りをしていたのですが、確かに面白い…! 私が高1の頃だったら、ラルクとかaikoとかだったのかなーと思いました(年がバレますね)。


消費生活」は、ファイナンシャルプランナーの先生が担当する「1億円の資産を作る」というテーマ。大人になった今はこれが一番気になります…。


保育・教育」は、絵本がテーマ。参加しているのは女の子ばかりかと思いきや、男の子も真剣に聞いていて、なんだか嬉しくなりました!


地域経済」は、千葉都市モノレールをケーススタディとしたまちづくりがテーマ。一人ひとりにしっかり話をしている先生が印象的でした。


観光学」は、明海大学ホスピタリティツーリズム学部の先生が担当。観光学の観点から「浦安の魅力を再発見する」というテーマなのですが、これは「浦安に住みたい!」としてはかなり興味のあるところ…! 

どのガイダンスも、担当の先生から説明があった後は質問タイムが取られていたのですが、積極的に質問をする生徒さんがなかなかいなかったのが気になりました。自分が高校生だったころを振り返ってもそうですし、大人になっても同じですが、人前で発表したり自分の意見を述べたり…ということに苦手意識を感じる人は多くいます。【探究ゼミ】を通じて主体的な学びを進めていく中で、手を挙げて自分の意見を述べることに対するハードルが少しでも低くなったらいいな、と思いました。

ここから、生徒たちの挑戦が始まります!

今日はガイダンスのみで、これから生徒たちが自分のやりたいゼミを決め、選ぶとのこと。生徒さんからは「先生が好きだから心理にしようかな」「やっぱりJ-POPがやりたい」といった声が聞かれました。ゼミに分かれた後は各ゼミごとに学習を進め、来年の1月に行われる学年プレゼンテーションにて成果を発表します。一体どんな発表が聞かれるのか、この1年を通じて生徒さんにどんな変化があるのか、楽しみです! 

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