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【新しいお店発見手帖】つるっとした喉越しと蕎麦の風味にこだわった、 毎日打ち立てのお蕎麦が頂ける、 カウンター8席だけの小さなお店。

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やなぎ通りを少し入った先にある遊歩道、昔ながらの格子の玄関に真っ白いのれんが掛かっていたら「蕎麦前燈籠」が営業しています。低めののれんをよっとくぐってお店に入ると、このお店を一人で切り盛りする、オーナーの岡村さんがカウンターで出迎えてくれました。新しく蕎麦屋ができたと聞いて取材に来ましたが、想像と違って、若くて素敵な女性だったのでちょっとびっくり。

燈籠の蕎麦は、挽きぐるみの田舎蕎麦。田舎蕎麦と言っても、麺は細目。『外2』という珍しい打ち方は岡村さんのこだわりで、十割そばに近い風味と、二八そばに近い、つるっとしたのど越しがなめらか。お店一番のおすすめは「せいろ」。「カレー南蛮」もよく出て、大きくて柔らかい豚の角煮が2個とネギが沢山入っていて食べ応えあり。蕎麦は打ち立てが一番おいしいので、岡村さんが毎日その日のお蕎麦を打っています。

ランチ「 蕎麦御膳せいろ、もしくはかけと日替小丼ぶり」880 円。今日の日替わり小丼ぶりは、さつまいも、エリンギ、菜の花の天丼でした。注文を受けてから揚げるサクサクっと軽い天ぷらに、さっぱりと少しだけ甘いタレが掛かった上品な味。

そんな岡村さんは、昔から和の世界が好きで、着付けや書道などの日本の文化を習っていたと言い、蕎麦も昔から好きだったもののひとつ。以前の仕事はなんと、ゼネコンで建築の営業・設計・施工管理を担う男前なキャリアウーマン! 反面、お料理が好きで、休日は友達を呼んでホームパーティーを開いたり、大好きな蕎麦をもっと美味しく食べたいと蕎麦打ちに挑戦したり…「そんな日々を送る中で、もっといろんな人に美味しいお蕎麦を食べてもらいたい、と思うようになりました」と岡村さんは話します。そして『やっぱり夢で終わらせたくない!』と結婚を期に退職。蕎麦打ちを本格的に学び、銀座や新宿御苑などの蕎麦屋で働き始めました。そして、蕎麦打ちのプロの称号を取得、自宅で蕎麦打ちのスクールなどを行う傍ら、お店をオープンする準備を始めます。そして、この2月「蕎麦前燈籠」をオープン。「燈籠」のように灯りがともるようなお店に…という素敵な意味が込められた店名です。 

カウンター8席の小さなお店ですが雰囲気が良くてとっても落ち着きます。女性のおひとり様も多く「お待たせしない小鉢」(①3種680円〜)は、

少しずついっぱいの種類を食べたいという女性にぴったり。夜は、蕎麦前をつまみに一杯ひっかけて…最後の〆にせいろ、なんてのが粋な大人の楽しみ方。「冷たいトマトのおでん」は日替わりのオススメ。

これからの時期にぴったりのさっぱりとした一品。もちろんお子さま連れもOK。「お子さまプレート」(写真②ランチ時680円)は人気の蕎麦寿司がメインです。

小さなお店だから、6〜8名揃ったらコース料理で貸切ができます(一人4500円・全11品飲み物別)。気の合う仲間たちと蕎麦前をつまみに美味しいお酒を頂く…素敵な夜になりそうです。


蕎麦前 燈籠(そばまえ とうろう)
電話:047-316-0301
住所:浦安市猫実2-16-8-102
営業時間:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~22:00(LO21:30)
定休日:火曜、水曜

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」5.6月号に掲載された内容です。

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