市民による浦安の地域情報総合サイト

浦安ってこんな街!

浦安で「八海山」を楽しむ会

この記事は最後に更新されてから1年以上経っているため、情報が古くなっている可能性があります。
最新の情報をお探しの方はサイト内検索で最新情報がないか検索してみてください。

5月24日(日)、当代島にある創作和食料理のお店「冨来家」で「八海山を楽しむ会」が開催されました。当日は八海山の方がいらっしゃり、富来家の美味しいお料理と一緒に、大吟醸~清酒までそれぞれを飲み比べしながらお酒の説明を楽しみました。
日本酒を普段はあまり飲んだことがなく、吟醸と純米の違いも分からない私でも分かりやすい説明で、とても楽しい有意義な時間を過ごすことが出来ました。そんな「八海山を楽しむ会」の中身をご紹介したいと思います。

乾杯酒として最初に出てきたのが「発泡にごり酒 八海山」。日本酒のスパークリング!初めていただきましたが、さわやかな酸味と一緒に、ちょっと甘酒のような甘さがあり美味しい!女子にはピッタリのお酒ですね。

「本日のラインナップ」という表順にお酒が出てきましたが、発泡にごり酒のあとは大吟醸、純米吟醸・・・と良いお酒から。「え?!良いお酒は最後にじゃないの??」と思いましたが、株式会社八海山の余田さん曰く・・・

余田さん切り抜き2株式会社八海山 余田さん
—————————————————
八海山の美味しさに惚れ込み、八海山の門をたたく。毎日日本酒を飲むほど日本酒がお好きで、富来家の常連さんでもあるとか。富来家に行けば、余田さんにお会いできるかもしれません。

「最後の方は酔ってしまってしまう方もいらっしゃるでしょ。最初に少し高級なものから飲んでいきましょう!」 確かに!ということで、発泡にごり酒、大吟醸、純米吟醸、吟醸、特別本醸造、清酒、熱燗と八海山シリーズをたっぷりと堪能しました。

 

大吟醸は40%までお米を磨き上げている!・・・残り60%は??

乾杯酒の次に出てきたのが大吟醸。日本酒初心者の私でも「大吟醸は高いお酒」というのを知っております。大吟醸はお米を40%まで磨きあげ、厳冬の限られた時期だけに仕込まれる貴重なお酒だとか。40%磨きあげというのは、お米を40%まで削ること!とても贅沢!! そうすることでお米の中心に近づき、お酒にとっては雑味になってしまう部分がそぎ落とされるそうです。貧乏性の私は「そぎ落とされた60%ももったいない!」と思ってしまいましたが、その部分、なんとお煎餅になっているそうですよ。驚きました。

 

市場に出回ることがない、八海山に使われる天然水を飲んだ!

「お酒を飲んでも、あまり二日酔いにならないためには、お水も一緒にたくさん飲む事!」と言うことで用意されたのが八海山を作るときに使う天然水。新潟の八海山の岩場から湧き出る天然水を使用していて、市場には出回ることがないとっても貴重なお水です。軟水だそうですが、口あたりが本当にトロッとしていて美味しいお水!八海山の本社(倉)では、どこの蛇口をひねってもこのお水が出てくるそうです。「贅沢ですね!」と言うと「水道水が混ざってしまったという他倉があったそうで、そんな間違いが絶対に起こらないように、と徹底しているんです。」。お酒作りへの強いこだわりを感じました。

 

たんぱく質と一緒に飲むと、二日酔いになりずらい!

「お酒とお刺身はよく合う」というのはこういった意味もあったんですね。もちろん今回、八海山と一緒に会場となった富来家の美味しい一品料理を存分に堪能しました。名物、厚切りのお刺身もありました!美味しいんです。

IMG_1334 IMG_1335
このほか、ノドグロの焼き物や自家製チャーシュー、茶碗蒸し、シャケ・イクラの親子丼、デザートとお腹いっぱいボリューム満点!!お料理もとっても満足でした。※特に茶碗蒸しがとても美味しくてグランドメニューにしていただきたいくらいでした

 

初対面でも楽しめるのが、醍醐味の一つ。

すべてのお酒を楽しんだ後は、八海山のオリジナル前掛けを賭けて利き酒クイズに挑戦!参加者みんなでアレでもない、コレでもないと思案・・・最終的に当たった方はなんと一名でした!! 私もすごく考えたのですが、ハズレ・・・ 利き酒って難しいですね。
今回20名弱の方が集まりましたが、みんなそれぞれ富来家のお客さんや「噂を聞いて・・・」という方々ばかり。女性、男性、年齢も様々、職業も様々・・・お酒好きが集まって初対面でも楽しくおしゃべりが出来るのは、こういった会の醍醐味の一つだとも思います。

 

株式会社八海山の余田さんにお話をお伺いしました。

IMG_1339

:余田さんが八海山に入社するきっかけが面白いよ!と富来家の店主さんにお伺いしたのですが・・・

:そうなんですか(笑)?!面白い・・・かはアレですが、八海山に入る前は他の企業で働いていたんです。その時から八海山が大好きでずっと飲んでいたのですが、ふとしたきっかけがあり八海山のHPを覗いてみたら採用をやっている!これは応募するしかない!!と即効で電話をしたんです。そしたら「じゃあすぐに新潟に来て。」と言われて面接して、今に至ります。

:八海山好きがきっかけで入られたんですね!!なんだか運命を感じますね。色んな日本酒がありますよね。その中で余田さんが感じた八海山の魅力って何ですか?

:そうですね・・・魅力・・・いっぱいありますが、一番は「何杯飲んでも、毎日飲んでも、飽きない!」という点でしょうか。私が八海山に入るきっかけになったのもそうですが、実際に今でも私は毎日八海山を飲んでますよ。

:毎日ですか(驚)! いっぱいシリーズがありますが、やっぱり八海山の方は舌が肥えてますし、大吟醸を毎日・・・???

:いえいえ!確かに大吟醸は美味しいですが、私は「清酒シリーズ」を飲んでますよ。八海山の中でも一番リーズナブルなやつです。すっきりとした飲み口で、まさに飽きが来ない!冷やでもお燗でも美味しいです。

:確かに、飲み比べでも清酒はすっきりとしていて飲みやすかったです。リーズナブルでも美味しいお酒、だから毎日でも飲めるんですね。

:そうなんです。八海山はどのシリーズも和食でも洋食でも何のお料理にでも合うような、毎日飲めるお酒というコンセプトで作っています。もちろんそれぞれのシリーズで風味や香りも違ってくるので、自分に合う好みのお酒を探していただきたいです。

 

八海山を知り尽くす余田さんのお薦めのお酒は「吟醸」。

IMG_1354

:今回いただいたシリーズでも6種類。八海山にはたくさんシリーズがありますが、余田さんが一番お薦め!というのは何ですか?

:そうですね。私が普段飲んでいる清酒もお薦めですが、イチオシは「吟醸」でしょうか。すっきりとしていて飲みやすく、女性にも人気があります。

:確かに!そうでした!!飲み比べをして、私の一番飲みやすくて美味しいと思ったのが「吟醸」でした。すーっと飲めてお水みたいな、後味もすっきりでした。日本酒初心者の私でも「あ!コレは違う!!飲みやすい、美味しい!」と思ったのが吟醸でした。

:そうなんです。今回の飲み比べでは冷やでお出ししましたが、一番のお薦めの飲み方は40℃くらいのぬる燗にして飲むこと!香りがふわっとたって、吟醸の風味をより一層感じられますよ!!

:ありがとうございます!なんだか日本酒が身近に感じられました。

 

日本酒に興味をもっていただきたい!今後も浦安で開催予定。

IMG_1352

:ありがとうございます!そうなんです!!私たちも今回「富来家」さんの店主にお話をいただき浦安で開催させていただいたのですが、日頃からたくさんの方に日本酒をもっと身近に感じていただきたいと思っています。日本のお酒、伝統的な技術で作られたお酒、美味しいんですよ!!

:そうですね。同じ八海山でもシリーズによって風味や香りが違うこと、飲み比べをすると少しずつ分かってくるような気がします!日本酒は強いお酒というイメージがあり、お酒があまり強くないとなかなか手を出さなかったのですが、ひとくくりに「日本酒」といっても色々な味があり、醸造過程の違いやお水へのこだわりを知ると、日本酒を飲むのが楽しくなってきました。お酒が弱くても好きな日本酒を見つけてちょっとずつ飲んでいきたい!と感じました。
今回浦安で開催されましたが、今後も浦安で開催の予定はありますか?

:もちろんです!富来家さんでも、もし開催が出来ましたら第2回、第3回と出来たらとも思っています。浦安の方にもっと日本酒を楽しんでいただけるよう、色々と企画を考えていきたいと思います!

:ありがとうございます!ちなみに余田さんもよく富来家さんにいらっしゃるとお伺いしたのですが・・・

:そうなんです(笑)。富来家さんはもちろん八海山もありますし、その他いろいろな地域の日本酒・焼酎とお酒が揃っていて楽しいんですよね。料理も美味しいし、厚切りのお刺身は日本酒とよく合う!よく一人で飲んでいると思うので、富来家さんでお見かけしたらお声をかけてください!

:ありがとうございました!

 

美味しいお料理と美味しいお酒をたっぷり堪能できた2時間。一度にこんなに沢山のお酒を飲み比べ出来る機会、なかなかありませんよね。とても楽しい時間を過ごしました!富来家さんでも今後また開催を企画するとのことだったので、ご興味のある方は是非お問い合わせをしてみてください!

※この記事は 浦安に住みたい!7月8月号に掲載予定です

 

–編集後記–
参加された皆さん、とても満足されているご様子でした。
「いやーどれも美味しかったけど、やっぱり大吟醸、美味しいね」との声もチラホラ・・・。やっぱり大吟醸、美味しいんですね。
私は「吟醸」が一番好きでした!一緒に参加した先輩は「大吟醸」と言っていました。
個人的に一番楽しかったのは、利き酒ゲームです(ハズレましたが・・・)。分からないなりにもアレかなコレかなと考えるのが、とても面白かったですよ!
日本酒が身近なお酒になりました。

 

旬の食卓 富来家(ふくや)
住所:浦安市当代島1-3-8
電話:047-354-5202 
営業時間:17:30~24:00 
定休日:無し 
駐車場:近隣にコインパーキング有り

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローして最新情報を入手しよう

関連記事

月別アーカイブ

ページ上部へ戻る