浦安ってこんな街!
4.122018
予約不要・マット貸し出しが嬉しい! 気軽に通えるヨガスタジオ『yoga tribe』で、マタニティヨガ体験してきました♪【浦安マタニティライフ】
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妊婦さんなら一度は耳にしたことがあるであろう『マタニティヨガ』。妊婦さん対象で自治体が行っていたり、産院でヨガクラスがあったり…浦安市内のヨガ教室にも、マタニティ対象のクラスを設けているところもあります。今回、取材をさせていただいたのは浦安駅前のヨガスタジオ『yoga tribe』さん。今年10周年を迎えた、老舗のヨガスタジオです。
私が今回の妊娠で『ヨガ』に取り組みたいと思ったキッカケは、第一子の出産時の経験。個人的な話で恐縮ですが、第一子の出産の際、ものすご~~く時間がかかったのです。“いきみ逃し”が全然できずに、陣痛中もその間もずーっと体に力が入りっぱなしでした…いやあ、あれは辛かったなぁ(遠い目)。現在妊娠中の第二子の出産では、“いきみ逃し”を上手にやって、もっと短い時間で出産したい! そのためには、呼吸の仕方・リラックスの仕方・そして「自分の体にどう力を入れてどう力を抜くのか」を身に付けられる『ヨガ』をやるべきでは!? …ということで、『yoga tribe』で行われている妊婦さん対象クラス『やさしいヨガ』に行ってきました。
予約不要・マットは貸し出し。フラッと通える『yoga tribe』
浦安駅からすぐの商店街の中ほどにある、紺色のタイル貼りのビル。1階にサカゼンが入っています。
ここのビルの3階に、『yoga tribe』があります。
通路を歩いていくと…ありました! ドアを開けると、広々とした気持ちの良い空間が広がります。「昨年末にリフォームしたばっかりなんですよ!」と講師のShizuko先生。
yoga tribeさんでは、ヨガマットを貸し出ししてくれます。
妊婦の私には、贅沢に2枚も貸してくださいました。マットは数量限定ですが、足りなくなることはあまりないそうです。
着替えが必要な方は着替えスペースもあります。が、私は妊婦用の運動着なんて持っていないので、なるべく動きやすいと思われる普段着で参加しました。Shizuko先生曰く「服はなんでもいいですよ。なんならパジャマでも(笑)。前にチャックのあるズボン、フード付きの上着、あとタイツはNGかな…」とのこと。
この日は春休みだったこともあり、参加者は4名と少なめ。スタジオには最大で20名まで入ることができます。「『やさしいヨガ』は、一般の方も妊婦さん・疾病中の方も参加できるクラスです。妊婦さんは多いと3・4人いらっしゃるときもありますね」とShizuko先生。yoga tribeさんはどのクラスも予約不要なので、体調の変わりやすい妊婦には嬉しい…! しかも、マットも貸してくださるし普段着で参加できるから、手ぶらでフラッと来られます。
開始前、Shizuko先生が参加者全員に体の調子を聞いていきます。私は最近足のむくみが気になる…と伝えました。さあ、いよいよヨガ開始です!
ゆったりとヨガのリズムに浸れる『やさしいヨガ』
「今日は呼吸と一緒に『骨盤底筋』を意識していきましょう」。いわゆるおまたの筋肉を、呼吸に合わせて緩めて・締めていきます。「息を吸う時は遠ざける、吐くときに心臓側へ近づけるようなイメージで…」。言うは易し、でもやるのは難しい!
妊娠前にも何度かヨガには行ったことがありますが、この『やさしいヨガ』は1ポーズで入れる呼吸が多く、立ちポーズが少なめ。ちょっときつめのポーズを取った後には休憩を入れるなど、アクティブなヨガとは一線を画しているのがわかります。「寝る・座るポーズのほうが、立ちポーズよりも背骨が安定するんです。本来は立ちポーズで行う動きを寝たまま入れたり、寝る・座るポーズの中にもバリエーションを加えて、効果があるように構成しています」。
「右ひざを立てて。妊娠中の方はそのまま、一般の方は左足を超えてクロスさせてください」。随所で妊婦とそうでない方のポーズが変わります。負担のないよう、でもなるべく効果を実感できるように、ポーズを組んでくださっていることがわかります。
このポーズ! Shizuko先生はいとも簡単にやっていましたが、私はものすごく腹筋プルプルしちゃって大変でした…。
あとで聞いてみると、妊婦はどうしても出産に向けてふくらはぎと腹筋の筋肉量が減っていくのだそう。ふくらはぎの筋力低下は、むくみやこむら返りを引き起こすのだそうで…まさしく当てはまります。
最後のお休みのポーズも、妊婦は横向きのいわゆる「シムス位」。この頃になると、ヨガのリズムに体が慣れたのか、冒頭で難しかった「骨盤底筋」の動かし方も、不思議と無意識でできるようになっていました。
「やさしいヨガ」は、汗をダラダラかいたり息切れがするほどキツくはありません。でも、普段伸ばせていないところや、使えていない筋肉を刺激したからか、体がスッキリしました!
ヨガで運動・呼吸法・客観性を養い、出産に挑む!
yoga tribeの代表を務め、ご自身も2児の母であるShizuko先生。「yoga tribeのコンセプトは、『年齢・性別・国籍関係なく、ヨガを楽しめる空間とレッスン』。健康な人だけでなく、妊婦さんや体に不調のある方、病気の治療をしている方にもヨガを楽しんで欲しいと思っています。この『やさしいヨガ』のクラスは、その想いからつくりました」。実は昨年、ヨガだけでなく医療や心理学の知識も求められる『ヨーガ療法士』の資格を取られたのだそう。
妊婦さんのヨガって、どんな効果が期待できるんでしょうか?「妊婦さんって、肩こり・腰痛・脚のむくみなどのマイナートラブルが起こりがち。それは、妊娠によってどうしても全体に筋肉量が落ち、体幹が弱くなってしまうからなんです。そういった体の変化は、出産に向けて仕方のないことですが、ヨガを行うことで少しでも筋肉を刺激してあげて、体幹を鍛えることができます。出産の一番最後、いきむところでグッと力だ出せるようになりますよ!」。『やさしいヨガ』クラスへの妊婦さんの参加は、安定期に入ってから出産前まで通ってOKとのこと。妊婦さんの通うペースは人それぞれですが、産休に入ってから通われるケースが多いのだそうです。
「今の産院って呼吸法(ラマーズ法)やらないところが多いですよね。ヨガの呼吸法は『吐く』ことに重点を置いているんですが、お産のときも『吸う』より『吐く』ほうを意識するといいですよ! 『吸う』ことを意識しすぎると過呼吸になってしまいますから」。
「あとはヨガをすることで『客観性』、どうなっても受け入れるという気持ちを養えると思います。私は二人目を出産したときは緊急帝王切開だったのですが、『なんで? どうして私が?』という気持ちよりも、『どうなっても大丈夫、なんとかなる!』という気持ちが強かったですね。ヨガって、自分の体のことを客観的に見ていくんですよ。『腰が痛いなー』とか、『右脚より左脚のほうが疲れてるなー』とか、『今イライラしてるなー』とか…。それこそ出産って何が起きるかわからないし、とにかく痛いじゃないですか。パニックにならずに、自分を客観的に見ることが出来れば、少しココロに余裕が生まれるんじゃないかと思います」。耳の痛いお話。私は一人目のときの陣痛中は完全にパニックで、思い出すのも恥ずかしい感じでした…。
浦安市『子育て支援チケット』使えます♪
『yoga tribe』さんでは、今年の4月から浦安市の「子育て支援チケット」が使えるようになりました!
「産前に受け取りができれば産前でも使えます。また、産後のママ向けに『ママ&ベビーヨガ』というクラスがあります。インストラクターが元保育士さんで、赤ちゃんの扱いがすっごく上手なんですよ! 赤ちゃんの首が座ったくらいの時期(大体3ヶ月ごろ)から、ママと赤ちゃんで通えます。赤ちゃん向けに10分、ママ向けに50分のクラスで、着替えスペースで授乳もできます。あとは産後気になる『骨盤ヨガ』のクラスもありますよ」とShizuko先生。産後も頼れるヨガスタジオなので、長くお世話になれちゃいますね…!
今回私が参加させていただいた、妊婦さん参加OKの「やさしいヨガ」は、毎週水曜日11時~12時に行われています。念のため、検診の際に「ヨガやって大丈夫ですか?」とお医者さんに聞き、許可(口頭でOK)を得てから参加してください。また、何かあった時すぐ対応できるよう、母子手帳の携帯も忘れずに。初回参加の妊婦さんは、持ち物などのご案内をしてくださるので一度メールにて問い合わせしてみてくださいね(Email:info@yogatribe.jp)。料金は1回券1500円(税抜)、30日間有効の4回券は4,000円(税抜)とかなりお得!Shizuko先生や他の参加者さんと情報交換ができるのも嬉しいクラスです。詳しくはyoga tribe さんのホームページをご覧ください。
体を伸ばし、筋肉を鍛え、客観性を養える「ヨガ」。出産のパニックを和らげる、強い味方になってくれるはず…! 浦安の妊婦さん、ヨガで出産に向けてココロとカラダの準備をしませんか?
yoga tribe…浦安市北栄1-16-5-312 http://www.yogatribe.jp/schedule.html
【浦安マタニティライフ】の連載では、筆者が浦安で見つけたマタニティに嬉しいモノやサービスをご紹介していきます。乞うご期待!
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