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【えっ!毒むし?】『浦安の生き物たち』

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 『毒ムシ?』そう思ったのです。自宅マンションの駐車場です。熱せられたアスファルトの上で焼かれそうになりながら歩いているところを撮影しました。見た目からして怪しい色。調べたところ首都圏にも生息する『ホシベニカミキリ』のようです。葛西臨海公園などでも確認されている虫で、「タブの木」の害虫だそうです。浦安周辺は埋立地とはいえ公園も多く、意外なくらいに虫などの多くの生き物を見つけることができるのです。

 例えば、年に何度か発生する青潮。境川の河口周辺もエメラルドグリーンに染まることがあります。そんな日は『すぐに川へ!』なんです。何故ならば、海から逃れてきた魚たちが境川を埋め尽くし、さながら水族館状態だからです。特に大きな『アカエイ』の大群にも出会えます。尾の根元に強い毒を持っているのですが、悠々と泳ぐ姿は見ていて飽きません。
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 一方で危険な生き物もいます。昨年9月に市内でも見つかった『セアカゴケグモ』。ニュースを覚えていらっしゃる方は多いと思いますが、毒グモです。元々は熱帯から亜熱帯を中心に分布していた虫で、噛まれると痛みや発熱、リンパの腫れなどを引き起こし、長いと数日間も症状が続くと恐れられました。
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 元々は国内に生息していなかったのですが、人やモノが簡単に国境を越える時代です。加えて、気候変動による温暖化で、国内で生息できる環境が整ってしまったとも言えます。浦安市などが注意を呼びかけています。みつけたら触らないように注意してください。

 また、筆者は先日、夜の高洲地区の戸建てエリアを自転車に乗っているときに「突然」動物が目の前を横切りました。驚いて止まると、相手もこちらをみて睨み合い。「あっ、タヌキ!」と思ったのですが、後で調べてみると「ジャコウネコ科」の外来種でタヌキに似た『ハクビシン』でした。
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『ハクビシン』と言えば川崎や大田区などの住宅地で大量に発生し、フンなどの被害が出ています。これまでは市川や市内の北部で生息が確認されていましたが、新町の海側にも生息域を広げているようです。睨み合いの後、戸建ての庭に消えていきました。

 浦安市は市の4分の3が埋立地ですが、公園も多く環境が良いため、様々な生き物が生息しています。楽しめる反面、害となるモノもいますので、注意してください。
 とは言え、子供と図鑑を持ちながら「生き物探し」ができる環境は「素晴らしい」ではないですか!是非とも大切にしたいものです。

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