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浦安ってこんな街!

【街レポ!vol2:浦安市の○○に住みたい!】今月は…「さくら通りに住みたい!」

千葉県浦安市には、猫実、当代島、北栄、堀江、富士見、東野、鉄鋼通り、富岡、今川、弁天、海楽、入船、美浜、舞浜、港、高洲、日の出、明海、千鳥と19の行政区画があります。その中の1つの地域の中の、そのまた1つのスポットに注目して、どんな場所なのかを調べるのがこのコーナー。

「さくら通り」ってどんなところ?

第2回目は「さくら通り」。明治22年、「堀江」「猫実」「当代島」が合併して生まれた浦安村。その後「堀江」は、「浦安銀座」と呼ばれ浦安で一番賑わっていた「フラワー通り」が栄えた地域。(4年に一度、浦安で開催される三社祭時には、「さくら通り」も一部通行止めになり、清瀧神社の宮御輿が通ります)現在「さくら通り」がある辺りの「堀江」はその外れ、かつては田畑が広がり、「市役所通り」(OKストアから先)辺りは砂浜で、その先は海だったそうです。

@市役所通り(通称 段差道路)

昭和40年に始まった第一期埋め立て事業によって埋立が始まり、昭和50年にて完成。その時に生まれた段差は約80センチあり、地元では通称「段差道路」と呼ばれています。

@しおかぜ緑道

「桜」が先か?「さくら通り」が先か?

「さくら通り」は今川橋から堀江ドックまでですが、「桜」は今川橋よりもっと先の入船橋(今川と高洲の境界)あたりから始まり、さくら通りと大三角線の交差点までの間のおおよそ2キロ区間です。ゆっくり歩くと30分、さくら通りの見事な桜のアーチの下で、春のお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 「さくら通り」は、今川橋~堀江ドックまでの間の道路の愛称で、春になるとおおよそ230本にもなるソメイヨシノが見事なアーチを描きます。

「桜」が植えられたのは、堀江地区における昭和44年の南部土地改良以降順次、そして「さくら通り」との愛称が付けられたのは、東日本大震災後の平成22年4月。市が行っている「道路名称調査委員会」による市民の公募によって決定されたんですって。通りの名前の方が断然後でしたね。ちなみに「さくら通り」の正式名称は「市道幹線3号」。同時公募で「市役所通り」(通称 段差道路)、総合公園前と高洲海浜公園前を繋ぐ橋「日の出橋」の2つも、この時決定されたそうです! (広報うらやす907号より)

どんな人が住んでる?住み心地は?

 この辺りは、「元町の良さと新町の良さどちらも感じられる、静かで暮らしやすい街」として、また、「毎日の買い物が便利な地域」「市役所などの行政機関の中心がある地域」として生活しやすい環境です。浦安市内にある3駅の中心辺りに位置し、駅から多少離れているため、比較的広々としていて部屋数の多い物件も多く、ファミリーが集まって来やすい地域でもあります。

親子2代で受け継がれたお店など、この辺りならではの温かでハートフルな雰囲気のお店も多く、地元の人たちの憩いの場となっています。

大手ディズカウントスーパーでは何でも揃うし、お野菜が安くて果物が美味しい青果店ではオリジナルスイーツやサンドイッチが人気!昔からのファンが通う飲食店、お手頃価格で小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで大好きなパン屋さん、小さな診療所や個人薬局、はたまた板金屋さんからプラモデル店まで!地元ならではの温かな雰囲気のお店が軒を連ねるさくら通りです。

堀江ドックから旧江戸川に橋が架かる「仮称 堀江橋」…!?

 「堀江ドックから旧江戸川に橋が架かって葛西と繋がる計画があるんだよ」住民の間で噂されているこの話、ご存知でしたか?

堀江ドックから橋が掛かれば、葛西のホームセンターやスーパー銭湯だってすぐそこに、そして何と、さくら通りから1本道で東京駅まで行くことが出来るんです!

早速、編集室で調査開始!

すると…実はこの都市計画は第二次世界大戦後までに遡る大構想だったことが判明(驚)!
皇居から放射線状に道路を作る、戦後の「復興事業」の中のうちの一本「放射第16号線」(昭和21年決定の都市計画)、その道路の行き着く先がここ「さくら通り」となっていたんです!(浦安都市計画道路3・1・2号線、昭和44年に浦安都市計画が決定)実は、「さくら通り」と呼ばれるまでは、「放射16号線」を受け入れる道路として、通称「受け入れ線」とも呼ばれていたんですって。

肝心の「計画がどこまで進んでいるのか」ですが…昭和44年に決定された浦安都市計画を見てみると、受け入れる側のさくら通りの幅員は40mで都市計画決定されており、現状の幅員が22~26m程とのことで、整備されることになれば「さくら通り」の拡幅という大仕事に。内田市長のオフィシャルサイト重点政策浦安未来MAP 2030年までに、浦安はこうなる。浦安をこうする。」では、2030年までに「(仮称)堀江橋整備の促進」との記載がありました。これまで50年以上進まなかったこの計画がいよいよ動き出すのか…!? 今後も注目していきます!

※編集室が独自で取材しまとめた記事です。もし記事の内容に誤りがございましたら、お知らせいただければ幸いです。

さくら通り

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2024年3-4月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。

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