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高洲公民館で実施された【よくわかる! はじめてのプログラミング】講座で、子どもの吸収力のすごさに驚き、小学校「プログラミング教育」必修化に納得!

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この原稿は、パソコンで書いて(打って)います。パソコンで文章を作成することは今や当たり前ですが、20数年前、記事を書く際に渡されていたのは何を隠そう「原稿用紙」。パソコンは存在してはいましたが、誰もが使いこなせているわけではありませんでした。私がパソコンの使い方を覚えたのは大人になって、大分経ってから。そしていまだによくわかってない…。

スマホという便利な道具ができ、一般の人でも、子どもでも気軽に写真や動画を撮影し編集して全世界に公開できちゃう! というのが2020年の世の中。しかし、「プログラミング」なんてコトバを聞くと、コンピューター専門職の方の特殊技能なのでは? などと思ってしまいがちです。

実は2020年から、小学校でのプログラミング教育が必修化されたんです。つまり小学生のうちから、主体的に、パソコンを使いこなすことが求められているということ。いくらなんでも時期尚早ではないの…? という浅はかな私の考えは10月31日、11月1日の2日間に渡り、高洲公民館で実施された小学1,2年生対象の【よくわかる! はじめてのプログラミング】講座で見事にくつがえされました!

私がお邪魔したのは、2日目だったのですが、子どもたちのプログラミングによって、それぞれのパソコン上で、動物キャラクターのイラストが鳴き声をあげたり、歩いたりしていてビックリ。パソコンを器用に動かしているの、全員小学1,2年生ですよね!?

「小さいうちからプログラミングを学ぶのはいいことなんですよ。難しいこともすぐ受け入れるから」とおっしゃるのは、講師を務める【プログラミングを楽しむ会】大塚 一功(おおつか かずのり)さん。

大塚さんによると、今回使用する「スクラッチ」というソフトは、アメリカのマサチューセッツ工科大学で開発されたもので、使い方が易しく、小さな子どもが初めてプログラミングを学ぶには最適なソフトなのだそう。

画面上のキャラクターのことを「スプライト」と呼びます。清涼飲料水の名称として馴染みのある方も多いかもしれませんが、もともとは「妖精」「精霊」を意味する英語。デスクトップ上の、いうなれば二次元のキャラを「妖精」と呼ぶのが面白いな、と感じました。

90分という長い時間、子どもたちは飽きる様子もなく、先生の指示に従って、ときに積極的に質問をしながら、夢中で「スプライト」を動かし、質問をしたり、歓声があがったり…。生き生きとプログラミングを学んでいました。

保護者同伴もOKの講座だったので、親子で顔を寄せ合い、相談しながら学べるのも低学年の子どもたちにとっては心強かったことでしょう。難しいコトバをわかりやすくかみ砕いて教えるお母さまや、はしゃぎすぎるお子さんを窘めながらも笑顔のお父さま…。どのご家族も仲睦まじく楽しそうでした。

この講座では、あらかじめ、ブラウザ(ホームページを閲覧するためのソフト)を搭載したご自宅のノートパソコンを持参します。自前のパソコンで家に帰ってからの復習が簡単にできるのもいいですね。

小2の娘さんと一緒に参加されたお母さまは、ご自身もプログラミングを学べた、と嬉しそうでした。「子どものときに、こんな講座があったら夢中になっていましたね」とも。同感です!

アニメ、ゲームなどを簡単につくれる「ビスケット」というソフトは「学校でつかったことがある」という子どもも何人かいました。これも楽しそう!

大塚さんが見せてくださった、プログラミングで動くオモチャの自動車に興味津々の子どもたち。

これからの人生で必ずや必要となるプログラミング技術を、お父さん、お母さんと一緒に楽しく、しかも近所の公民館で学べる浦安ってつくづくいいな、と思った秋の1日でした!

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